昭和20年3月26日から6月23日まで、沖縄で行われた地上戦のこと。
一般に終戦記念日といえば8月15日ですが、沖縄では6月23日を指します。
それぐらい本土と沖縄は太平洋戦争に対する認識が異なります。
実際、当時の人にとっては沖縄は朝鮮や台湾と同じ異民族という位置づけなのではないでしょうか。
沖縄戦の民間人の死者は12万人(人口45万人)ですから、4人に1人は死んでいます。
使用された銃弾の数は750万発。砲弾6万発、手榴弾39万発、ロケット砲弾2万発、機関銃弾3000万発、その他に山が崩れるほどの艦砲射撃の犠牲となりました。
現在のいわゆる米軍基地というのは、元は日本軍の嘉手納飛行場がメインです。
ここを占領されて今に至ります。(本土の横須賀や、佐世保も同様)
沖縄を救出するべく戦艦大和が沖縄に派遣されたのが菊水作戦(天一号作戦)。
作戦内容は、沖縄に上陸して、弾が尽きるまで撃ち尽くし、なくなったら地上戦に移るという凄絶な玉砕戦法。
しかし、沖縄はすでに制海権・制空権をアメリカに握られており、洋上にて撃沈された。
お礼
caesar-xさん、有難うございます。とても分かりやすいサイトでした。