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遮音フローリングについて

遮音フローリングについてお聞きしたいことがあります。たとえばL45の遮音フローリングを敷いた場合、子供の走る音や物を落としたときの音は遮音できても人の会話や電話FAXのベル音、テレビの音声などは遮音できないのですか?音量によっては聞こえてしまうのですか? (二重天井二重床でなく直天井直床の場合です。スラブ厚は15センチ)

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noname#65504
noname#65504
回答No.2

フローリングによる遮音は軽量衝撃音用の階下に対する遮音と考えたほうがよいです。 軽量衝撃音はものを落としたりした際や椅子を引きずるようなときに生じる音です。 質問者の部屋はLH-40のフローリングをしいているということですが、上階の方はLH-45ということで、質問者の下の階の人が質問者の部屋に感じているのと比べて質問者が感じる音は大きいと思います。 上階から聞こえる音は上階の方の床の性能で決まりますので、質問者の部屋のフローリングの性能は質問者の部屋に対しての遮音としては働きません。 質問者の部屋の遮音フローリングは階下の住民に対して、騒音を発生しないように働きます。 なお、床の遮音性能の数値は、JISで決められた試験方法で上階に発生した音が下の階でどのくらいの大きさになるかを示したものですので、発生源の音量が大きくなれば相対的に下の階で聞こえる音も大きくなりますので、音源の大きさによっては騒音問題になることもあります。 また、どんな優れた仕様の床でも完全に遮断することはできず、一般に音は階下で聞こえます。それが日常生活に影響するかしないかが問題となります。音については感じ方に個人差があるので、同じ大きさの音でも気になる方とそうでない方がいます。 ちなみにL-45の仕様では一般的な日常生活で発生する音がだいたい下階で45dBぐらいの音になるという遮音性能です。45dBという大きさは、一般に昼間ですと気にならないレベルですが、深夜寝静まった場合気になる可能性があるような大きさです(全く聞こえないというものではない)。 次に、スラブ厚が150mm程度ですと、重量衝撃音としては遮音性能は現在の推奨値と比べてやや低いものですので、足音が聞こえる可能性はあります。 ここで、重量衝撃音というのは足音や子供がソファなどから飛び降りたりする際に生じる音で、この音はフローリングなど床の仕上げにより防音対策できるものでなく、基本的に鉄筋コンクリート床の構造(主にその厚さ)でほぼ決まってしまうものです。 なお、現在の推奨値は200mm程度です。 足音については床の厚さから判断するとそれほどよい仕様ではないので、聞こえてもしょうがないと思います。 以上が衝撃音(直接床部分で発生する音)といわれる音に対しての遮音についてですが、テレビ、電話のベル、会話などは衝撃音ではなく、これらについてはあまり上下間で問題になることがなく、主に隣戸間で問題になる音です。 一般に隣戸間の壁でコンクリートの厚さが150-180mmあれば、コンクリートを通過する際に50dB程度小さくなりますので、あまり騒音問題にならない遮音性能を有していると言えます。 これが床でも同じ程度の遮音性能が期待できますので、会話などが感じられるというのは、音量が大きいのか、何か他に原因(音を伝達しやすい部分)があるかもしれません。 もし床の遮音性能が異なるとしたら、コンクリート部分は同じでしょうから、仕上げ部分の重量の差による効果程度でしょう(一般に重いものほど音を通しづらい)。 ここからは余談ですが、床のひびについては見てみないとわかりませんが、一般にコンクリート構造物に多少のひび割れは発生します。おそらく音が抜けるようなひび割れではないと思います。 なお、万が一音が抜けるような貫通ひび割れがあると、コンクリートで保護されている鉄筋の腐食など、将来的な耐久性に影響が出る可能性がありますので、補修をすることが望ましいです。 この場合、分譲で平成12年4月以降の物件でしたら品確法の構造上主要な部分に対する瑕疵として扱えると思いますので、管理組合を通して販売会社に補修してもらえると思います。

noname#18869
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございますm(__)m 最近なにかで読んで知ったのですが遮音フローリングの遮音性能はある条件下で、たとえばスラブ厚は200ミリ~でないと性能発揮しないとのことでした。 隣戸間の壁いわゆる戸境壁は13センチですが、片方の隣は空家なのであれですがもう片方の隣の方の生活音はベランダに出るかベランダ側の部屋の窓を開けるなどしない限り聞こえません。玄関廊下側も同様です。 参考までにS56年分譲、施工はS建設です。当時は人気で抽選倍率が100倍あったそうですが今ではちらほら空家がいくつかあります。うちの周りはマンション街で他にもいろいろマンションが建ってまして新築当時からお住まいの方いわくうちのマンション(6棟あり約700世帯)が一番出来が良いのではないかとのことです。

その他の回答 (1)

  • m-n
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回答No.1

一般的に子供の走る音や物を落としたときの音(=重量衝撃音)のほうが、人の会話や電話FAXのベル音、テレビの音声よりも下階に伝わりやすいですよ。 L-45のフローリングでコンクリートスラブ厚さ150mmなら、人の会話等はあまり聞こえないのではないでしょうか。 ちなみに、フローリングの遮音性能はある条件での実験測定値で表現して、実際の施工した状態の遮音性能を保証するものではないところが多いのでご注意下さい。

参考URL:
http://www.ads-network.co.jp/seinou/se-4/se-0404.htm
noname#18869
質問者

お礼

専門家のご意見ありがとうございます。 実はうちはL40の遮音(クッション)フローリングを敷いていて真下の方の生活音は全くといっていいほど聞こえません。真下の方は犬を飼ってて犬の鳴き声も聞こえません。 (冬などお互いに窓や玄関を閉めている場合のみ) 真上の方は話し声が小さく聞こえたり子供の走る音、物を落とす音がはっきり聞こえるのでこんな質問をさせていただきました。 (真上の方に聞いたところL45のコルクのフローリングを敷いてるとのこと) んー、真上の方のフローリングの施工が悪いのでしょうか、床スラブのコンクリにヒビでも入ってるのでしょうか…? (管理事務所の方にこの話しをしたところ、実際に床スラブにヒビが入ってる住居があるそうで補修等はせずそのままその上に絨毯又はフローリングを敷いてるそうです)