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濃塩酸 12規定になる理由
濃塩酸が12規定になるのはわかったのですが、なぜそうなるのか誰か詳しく教えてくださいませんか?
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noname#62864
回答No.2
塩化水素を水に飽和させるとその濃度になるということです。 濃塩酸の密度は、1.19g/mlであり、そのHClの濃度は37%であると書かれています。 ということは、1リットルの濃塩酸に含まれるHClは、 1190x0.37=440 (g)ということになります。 HClの分子量は36.5ですので、その物質量は 440÷36.5=12.1 (mol)となり、計算上も12規定ということになります。 ただし、現実問題として、HClは常温で気体ですので(蛇足ですが、最近、別のカテゴリーで「常温で液体」と書かれていましたが、それは誤りです)、ある程度大気中に出て行ってしまっている可能性もありますので、正確ではありません。
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回答No.1
Wikipediaで調べると、 「市販の濃塩酸は塩化水素を飽和させた濃度、37重量% = 12(mol/L)の物が一般的である。」 とあります。 つまり、正確に12規定になる訳ではない(正確に何%の塩化水素が溶けているかで変化する)と言うことと、 飽和する付近が 12M 程度だと言うことでしょうね。
質問者
お礼
早速のご回答ありがとうございます。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます! やっと理解することが出来ました。 本当にありがとうございました。