ふつうの岩石は塩酸にはほとんど反応しないと思います。石灰岩、大理石は塩酸と反応する岩石の代表です。
酢酸とも反応します。色んな種類の石が混ざっているときに塩酸と反応するかどうかで石灰岩を区別します。セメントは石灰岩を材料の一つにしています。コンクリートはセメントと砂利、砂、水が化学反応を起こして固まったものです。塩酸とよく反応します。でも砂利と砂は溶けずに残ります。泡も出ます。これはセメントの中には含まれていないはずなのでコンクリートになる段階で表面で反応したものでしょう。古いコンクリートのひび割れの部分が白く変色しているのを見かることがありますがコンクリートの成分が炭酸カルシウムに変化したもので強度が落ちている証拠になるという解説を見たことがあります。
一度試してみて下さい。
アスファルト舗装の骨材は石灰岩とは限りませんので反応しないと考えて良いと思います。