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アメリカの50代の働き方は?
日本も終身雇用が崩れましたが、先に崩れたアメリカでの現状はどうなんでしょうか?特に一番首になりやすい50代は? 日本でもリストラされた50代が警備員をやったり、コロッケを売ったり、アルバイトをしたり、というのを見かけます。 アメリカでは年功給ではないから50代も働ける、という意見もありますが、現状はどうなのでしょうか?アメリカで起こることは10年後に日本で起こることなので、今後の自分の働き方を考える上で、アメリカの現状が気になります。アメリカの職業事情に詳しい方、教えてください。
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アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 確かに日本の場合はいろいろ理由があって(良い悪いにしろ)50代は難しいでしょうね。 しかし、実力を買うと言うこちらの考え方からすると、50代はまだまだ早いと感じます。少なくとも、そう考えて仕事を見つけようとする姿勢、またはそれを武器として面接を受ける事が必要となります。 終身雇用がないこちらではこの考え方と、それがないからその為に今のうちに実力をつけておくと言う考えも持つ必要がある、と言う事なんです。 このご質問の主旨と言う事になります。 この二つのことを教えられた人は50代の就職は簡単ではないけど無理だと言う事はないでしょう。 日本の10年後20年後はそのような社会になると私は思います。 ちょっと大変だから、人間関係を大事にする事を知らない、また、自分のことを棚にあげて人を批判するだけ、では、50代になってからは、就職は無理でしょう。 なぜって、50代の良いところを持ち合わせているはずが無いと私は思うからです。 自分に実力を付ける、有無を言わせない実力の価値を知ることで、50代になっても部長、副社長など責任のある地位に「引っ張られるのです」。 また、それには、会社とは何を必要とするか、自分の実力がどのように会社へ貢献できるか、人が出来ない事を自分に作り上げているのか、自分特有の実力とは、また、就職しても、実力を出せるだけの準備が出来る自分を作り上げているのか、これらの事は今のうちにも出来る事ですね。 それらをやっている人は就職難を社会のせいにはしませんね。 俺には価値がある、と言う事を知っているからです。 それをどのようにうまく就職活動にもって行くかもそのときの知識ともなります。 結局は、人生の最後になるかもしれない自己営業活動なのです。 これをこちらでは売り物として教えているところがたくさんあります。 履歴書の書き方、面接への対応方法、コネの使い方(Networkと言いますが)、などがその知識と言えるものであり、それをどのように活用するかによって、50代でも問題なし、と考えさせるわけです。 resume, coverletter, interview等の単語をキーワードに検索すればアメリカはではどのようにこれらに対応しているのかお分かりになると思います。 と言う事で、その教育を受けたVIPたちは60代でも就職活動をしています。 これらを見てきた私には日本の企業はあまりにももったいない事をしているし、また、会社員も再就職を念頭に毎日の仕事をしているとは考えられません、と言う事になります。 そんなことをやっている暇や時間がないというのはその必要性を感じていないと言う事と自分の将来のためへの準備をないがしろにしていると言う事になります。 つまり、良いわけに過ぎないと言う事であり、通勤時間、就寝前、トイレ使用中、入浴中、時間などあまるほどあるはずです。 つまり、自分を売れる自分を創ることの重要性の認識はこちらではかなり日本と比べ高いと感じるわけです。 もちろん、それをやっていない人たちはたくさんいます。 これは否定できない事実ですね。 そしてその人たちにとっては「就職難」なのです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
37年住んでいらっしゃるということは、50代以上の方ですね。私の質問にぴったり当てはまる方なのではないかと想像しています。大変参考になりました。ありがとうございます。 常に自分を磨いていれば、50代になってもその蓄積を基に働き続けられるはず、ということですね。自分もそうありたいと思います。