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民間企業なのに「面接官」なのはなぜ
民間企業や私立学校で、面接試験を担当する人を指す「面接官」という語についてお伺いします。 (1)公務員ではないので、「官」という字を使うのは誤りでしょうか。 (2)「面接官」という語が使われるようになった理由(由来・語源・経緯)は何でしょうか。 (3)「面接員」「面接係」「面接担当者」などより「面接官」が好まれるのはなぜでしょうか。 同様の例として、自動車教習所の「教官」、私立学校の「体育教官室」がありますので、なんとなく「強い相手」「逆らえない相手」といった意味を「官」に含ませているような気がします。
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私も民間企業で「面接官」というのは、違和感があります。 具体的な理由があるのではなく、公的機関での呼称を真似した慣習でしょう。 口頭だけなら格別問題ないでしょうが、文書等で「面接官」と表記されていたら、完全な誤用になるでしょう。 この言葉を使うのは、自分を権威付けしたい気持ちがあるからだと思います。 一方、自動車教習所や私立学校の「教官」は、ちょっと背景が違って、誤用とまでは言えないと思います。 なぜなら、これらの機関は、国の認可・監督下で運営されており、その教員も公的資格だからです。 民間企業と違って、こちらの方は公共機関に準じるということで、許容範囲内のように感じます。
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民間企業では、すくなくともわたしが以前在籍していた会社では、面接試験を担当する人を「面接官」とは呼んでいません。まさに文字通り面接担当者、あるいは面接担当員です。 公的機関と民間企業、それぞれ、あるいはその両方に応募する人たちが混同して勝手に作り上げたものではないですか。
お礼
ご回答ありがとうございます。たしかに企業が面接を担当する人を内部で「面接官」と呼ぶことは考えられないので、採用試験に応募する側から出た呼び名と考えられます。ただ、「面接のコツを伝授する人」とか「学校で学生に就職・進学をアドバイスする担当者」も面接官と呼ぶことがあるようです。これは応募者や学生に通じやすくするためかもしれませんね。
- merlionXX
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それは単なる誤使用です。 ただ、「教官」については、辞書(例えば「大辞泉」)により私立学校の技術系教員をも含むような記述もありますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 誤用でしたか。すると、「面接員」「面接担当者」などと表現するべきですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。官庁をまねた表現ということで、やはり誤用ということですね。 教官はかなり特殊な言葉に思えてきました。国の認可事業でも鉄道や放送局や電力会社の人を官とは言わないので、「教える」という権威に関係した仕事であるところにポイントがありそうに思います。