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震源の求め方について
震源の求め方で、円にして求めるのじゃなくて、地震計によって初動から上下、南北、東西の3方向によって求めるやり方を習ったんですが、下に針が動いた時、震源は上に動いた時と逆の方向になる。。。 っていうのがイマイチ理解できません…(;;) どうしてか教えて下さい。
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以前,高校で地学を教えていました。 既出の回答で「地震計と不動点の関係」が説明されていますが,おそらく,質問者さんがひっかかっておられるのは,別の所ではないでしょうか。 初動は初期微動の一部(というか一番最初)ですので,P波によって引き起こされます。 初期微動の振動方向は,震源と観測点とを結ぶ直線に沿った往復運動になります。(縦波だから。) さて,初動の方向を,3方向の地震計の記録から読み取り,それを合成すると,一つのベクトルができます。 (ベクトルといって通じなければ,立体空間に置いた矢印と思ってください。東に何mm,北に何mm,上に何mmという矢印を合成してできる,斜めの矢印です。) もし,この合成してできた矢印が地下を向いていれば(つまり上下方向の記録で初動が「下向き」から始まっていれば),震源の方向は,矢印の延長上にあります。 もし,矢印が上を向いていれば(つまり上下方向の記録で初動が「上向き」から始まっていれば),震源の方向は,矢印を反対方向に延長したところにあります。 なぜでしょうか。 答えは簡単です。 震源は空中にはありません。必ず地下にあるからです。 さきほど「初期微動の振動方向は,震源と観測点とを結ぶ直線に沿った往復運動になります。」と書きました。 つまり,初期微動している間,観測点は,そこと震源とを結ぶ線にそって,震源に近づいたり,遠ざかったりします。 初動が「震源に近づく向き」から始まった場合,これを「引き波」といい,さきほどの合成してできた矢印は地下のどこか(震源ですけど)を向きます。 逆に,「震源から遠ざかる向き」から始まった場合,「押し波」といって,合成矢印は空中のどこか(つまり震源と反対方向)を向きます。 …いかがでしょうか。納得していただけたでしょうか。 「そんなこと,もう知ってるよ」ということだったらごめんなさい。
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- komuzou
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下のアドレスを見ていただければ理解しやすいと思うのですが、地震計は“不動点”というものを使って記録しています。そのため、 >下に針が動いた時、震源は上に動いた時と逆の方向になる。。。 というのは、実際は針は固定してあるため、記録紙のほうが動いたと理解できないでしょうか。実際に鉛筆を地震計と見立ててやってみるとわかりやすいと思います。
お礼
回答、ありがとうございます 図ものってて地震計のことが分かりました!! 自分でも簡単にやってみようと思います
- hiuewabnx
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表現の仕方がわるくてすいません。 上から押されたというのは、上方向から下方向へと地面が動いたと言うことです。
お礼
2回もどうもありがとうございます。 大切なのは地面が動く、ってことですね!? お忙しい中、どうもです。。。
- hiuewabnx
- ベストアンサー率11% (44/379)
針が下に動いたと言うことは、地面が上に動いた(下から押された)と言うこと。 針が上に動いたと言うことは、地面が下に動いた(上から押された)と言うこと。 よって、下に針が動いた時、震源は上に動いた時と逆の方向になる。のではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。。。 ん~、でもまだよく分からないです… 上から押されるってどういう事です?? 頭悪くてスイマセン…
お礼
ありがとうございます すごい丁寧に書いてあって分かりやすかったです この長さに感激です。。。(笑