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ブランド品に課税は?

外国の高級ブランド品の店舗が、あちこちに出店を続けるほど 売れるようです。 この種のものが社会の発展に役立つとは、なかなか理解できません。 女性の自己満足による浪費で得た利潤は日本に残るのでしょうか? それに反して、働く者が明日への活力を求めての、つつましい楽しみ である酒には税がかかっています。徴収の追及姿勢のしつこいこと。 どうみても非生産的なブランド品への課税の方が妥当だと思うのですが 不可能なのでしょうか? (法律を適用できないなら、徴収する法律が作れない事情を教えて下さい)

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  • iyaue
  • ベストアンサー率66% (48/72)
回答No.2

奢侈品(ぜいたく品)課税の問題ですから理論上は不可能ではないですが、課税実務上は「ブランド品」の定義で大揉めになることは間違いないでしょう。 品目ごとの重課税は諸外国にも例がありますし、日本でも消費税以前の物品税の時代には品目ごとに税率が異なっていました。 しかし、この物品税ですら課税実務上の混乱は多大なものがありました。 よく言われる例が、「黒猫のタンゴ」「およげたいやきくん」のレコードに対する課税で、これは普通のレコードなら物品税は課税されるが、童謡については非課税とされていたところ、上記の2曲への課税をどうするかでレコード会社と国税当局が争ったものです。 (結論は、「黒猫のタンゴ」は歌謡曲扱いで課税、「およげたいやきくん」は童謡扱いで非課税。) ブランド品課税も同様の問題を引き起こします。まず品目の範囲はどうするか(バッグ、宝石、財布、靴、服のどこまでを対象とするか)、さらに「ブランド品」の範囲をどうするか、多分「プラダ」とか「グッチ」とかならまあたいていの人が「ブランド」と認識しているでしょうが、「知る人ぞ知る」というようなブランドや、新規ブランドに対してどう課税するか、大問題になります。 このブランドは課税でこのブランドは非課税という線引きは、おそらく不可能です。(誰も説得力のある説明が出来ない。)かといって、海外ブランドは全部課税にしてしまったら、こんどは非関税障壁だといってWTOに提訴されて負けるでしょう。 私も個人的な消費行動としては質問者さんと同様のパターンですから、ブランド品課税が実現しても何の影響もないですが、上記のようなことからまず無理というのが回答になります。 まあ、#1さんの回答にあるように、関税もありますし、消費税も税率が一緒とはいえもとの価格が高いですから、税額としては大きくでますから、ブランド品を買いあさる女性たちも、それはそれで国庫にも貢献しているということなんでしょうね。

fukudon
質問者

お礼

ご丁寧な回答、有難うございました。 勉強になりました。

その他の回答 (1)

noname#158736
noname#158736
回答No.1

ブランド品への課税はなされています。少なくとも輸入の際に 関税がかかっており、さらに販売時に消費税がかかっています。 これ以上にどう税金をかけようというのでしょうか。 というか関税がかかっているのをご存知でしたか? >働く者が明日への活力を求めての、つつましい楽しみ である酒には税がかかっています。 そう思っている人がどれくらいいるでしょうか? お酒なんて嗜好品で生産的ではありません。生活には不要ではないでしょうか? つつましい楽しみも度を越えて、公共の場で騒いだり、嘔吐したり、 ケンカしたり、強引に飲ませたり、ときには犯罪を引き起こしたり。 アルコールは有害物質ですからね。それが蔓延するのは問題があると思うのですが。 健康保険税の無駄遣いにも繋がっていますし。 従ってブランド品には関税がかかっているのでこれ以上かけようはないです。 関税の率を上げることで課税を強化できても、WTOに提訴されるでしょうし。

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