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30代未経験からのアート・クリエイティブディレクターへの道は?

今年34歳、東京都在住、短大卒(非美術系。一年間海外の美術学校履修あり)の独身女性です。 アート・クリエイティブディレクターを自分の最終形態として目指すことにしましたので、是非ご意見・アドバイスをお願いします。 デザイン職で勤務したことはありませんが、フリーランスイラストレーターを本職の他に6年ほどやっています。依頼頻度は年数回程度で、出版・WEB系のイラスト制作、まれにペラのデザインもやりました。時々公募展に出して選に入ったりもしています。 本職は、出身が医療系なので、医療関係の事務系職です。先月末までは、医療系冊子の編集・進行管理職についていて、契約終了で現在求職中です。 やはりクリエイティブ系を諦められないのと、体力的に二足のわらじがきつくなってきたので、これを機に思い切り方向転換をしようと思います。また、まとめる仕事が得意だとわかったので、将来的にもCDなどの職が向いているのでは、と思います。 しかし、やはりAD/CDはデザイナースタートの方がほとんどですよね・・・。編集・進行管理のキャリアが生かせないかとも思うのですが、どうでしょうか? ・派遣でディレクションありの進行管理→経験者として転職 が自分としては可能性有りそうな気がするのですが、どうでしょうか?しかし、これでは必要となる高度なデザイン眼の有無がネックとなってくると思います。やはり、ここは未経験歓迎のデザイナー職を探した方が良いでしょうか?(年齢的に厳しいと思いますが・・・) そろそろ夢追うのも諦める歳なんでしょうが、可能性諦めたくないです。補足必要で有れば教えてください。アドバイスよろしくお願い致します。

みんなの回答

回答No.4

アートディレクターです。 広告制作に絞って話をしますが、 アートディレクターとは、ビジュアル表現の方向性を決定し、それを具現化するためにデザイナーやカメラマンなどを使って実際に目に見える形に制作する、その責任者となる人のことです。 仕事内容や制作物のジャンルにも依りますが、一般的にアートディレクター(以下AD)として持つべき素養は、以下の通りであると考えます。 ・デザイナーに制作指示を与える ・カメラマンに撮影指示を与える ・印刷屋に製版指示を与える ・制作物をクライアントにプレゼンする ・クリエイティブ上何らかの問題が生じた場合、解決することができる 例を挙げますと、何10ページもある家電か何かのカタログを作るとなった場合、一人のデザイナーで一冊丸ごとはとても作れませんから、何人かのデザイナーで手分けすることになります。 その時に、それぞれセンスもデザインの方向性も違うデザイナー達の足並みを揃え、一冊のカタログとしての統一感が出るように、デザイナーの上にADがついて彼らにデザインの方向性を指示するのです。 もしADがいなければ、デザイナー達は自分のパートを自分の好きなように作ることになり、カタログとしての流れや全体感がなくなってしまいます。 私は美大卒後、新卒で広告代理店にデザイナーとして就職→転職を繰り返して3社目の広告代理店で「アートディレクター」という肩書きをつけてもらえました。その後、何度か転職し現在に至っています。 ADになるためには、デザイナーを経験してからというのが一般的ではありますが、デザイナーを何年続ければ自動的にADになれるわけではありません。 ADとデザイナーとでは持つべき能力が違いますから、デザイナーを経験しながら、一方でADとしての素養も身につけ、将来に備えることが必要と思われます。 ご質問者様は、何故ADを目指されるのでしょうか? 直接物作りにタッチするのが既に年齢的に遅いため、制作進行経験を生かせるポジションに…ということで「AD」なのだと思われますが、他の回答者様も仰られているように、そもそもADと制作進行は全く別の仕事です。 そして残念なことに、ご質問者様が今までおやりになられたことは、正直ADへの「足がかり」にもなっていません。 もし、本気でADを目指すなら、今からデザイナーとして仕事を開始し、仕事を通じてADのスキルを身につける…しか方法はないと思います。

be_printmaker
質問者

お礼

>制作進行経験を生かせるポジションに…ということで >「AD」なのだと思われますが、他の回答者様も仰られて >いるように、そもそもADと制作進行は全く別の仕事で >す。 実は、以前クリエイティブ系の人材会社の方にも同じ相談をしたのですが、制作進行からの方が可能性がありそう、ということでした。年齢のことがあるので、少しでもショートカットできれば、と思ってそちらの方向で模索していたのですが、最近それにも疑問がわきこちらで質問してみました。そんなにうまい話があるわけ無いと言うことですね。 やりたいことがほとんど不可能ということで、自分の中では完全に袋小路状態ですが、皆さんに質問して現場の話が聞けてよかったです(これでお一人からでも可能性がある、と言われればまた迷うところでしたが・・・)。ありがとうございました。

noname#13890
noname#13890
回答No.3

 雇われるってのは、はっきり言って無理ですから 起業しちゃいましょうか、こちらに知識が無くてもスタッフさえ選べば(集めれば)今からでも遅くは無いですよ、知識は仕事と平行して勉強すれば1年もあれば付いてきます。 1年365日休み無しのご覚悟があればですけどね。 自分で営業してきて仕事を始めればADにもなりますしCDにもなりますCEOにだったなれますから本人次第です。 年齢が足枷になることもありませんから、技術次第能力次第(口八丁手八丁(^^; やる気さえあれば年齢なんて関係ありませんから、がんばって、としか言えないですね(^_^)v

be_printmaker
質問者

お礼

みなさんのお答えを見て、やはりというか当然というか、clone_1さんの言われるとおり、自分でやるしか道はないということに行き着きました。資本金が心許ないですが・・・。 最後の一文、イラストレーターの大先輩に過去言われた言葉でした。回答ありがとうございました(^^

  • gdk2
  • ベストアンサー率40% (26/64)
回答No.2

こんにちは。 デザイン会社で、20名ほどのチームを抱える、アートディレクターです。 なんだか、ADなりCDの仕事を勘違いしているような(^^;)。 可能性としては、ちょっとありえないかなと思います。この業界のディレクターという立場は、まず、専門的な知識と豊富なセンス、クオリティを見極める力が必要なんですね。それに加えて仕事の管理というのもついてくるわけですが。 (※管理というのは、制作スケジュールやクオリィティ、一つのデザインを上げるまでのクライアントとの方向性の打ち出しなどなど、まとめて管理と表現しますね) デザイナー上がりのディレクターが多い理由は、その下準備を長年仕事で培ってきているからなんですね。まぁ、だからといってデザイナーが誰しもディレクターになれるかといえば、そういうこともないんですけども。 フリーランスのイラストレーターとありますが、はっきり言って、分野が違いすぎます。一つの仕事を最初から最後まで管理する、それがディレクターです。イラストレーターというのは、一つの仕事の中でもごく一部の範囲でしかなく、それを基盤にと考えるのは無理があります。仕事をまとめるのが得意という点だけでというのもちょっと。。。 それとディレクターと本物の進行管理もまったく別の仕事ですよ。ディレクションする進行管理って、聞いた事が無いな。 「夢を追う」といえば、綺麗に聞こえますが現実として、「なら今まで何やってたの?」と思えてしまうのが私の本音です。 デザインの勉強をしたわけでもなく、勤務したこともない。この職種に対する下準備としての知識さえ危うい。これでは到底無理ですよ。 とはいえ、どこの世界にも例外ということがあるのは事実。その例外を探すしかないかと思います。例えばフリーランスなら、自分で勝手になることもできますし。アート/クリエイティブディレクターを0から目指すには、もう年齢的に「本人次第」と安易に言える状況ではないかと思います。 --------- 厳しい意見ですが、現実だと思います。 感情的な思考ではなく、再度、計画を立て直す事をおすすめします。

be_printmaker
質問者

お礼

このgooでも、前に読んだ本でも、CDはデザイン、コピー、進行など全体を管理して、ADはデザイン面の管理とあったのですが、違ったのでしょうか・・。デザイナー能力+組織をまとめる力と業務を進める力とかマネージメントやマーケティング能力が必要だと思っていました。もうなんか何を信じて良いかわかんなくなってきました。 デザインの勉強は一応コースを数年間取ったことがあります。そこではデッサンなどの絵の基本も学んでます。地元に大学や専門学校がなかったので、通信でしたが・・・。仕事を辞めて勉強できればいいのですが、一人暮らしで生活するのに精一杯で、通学は無理でした。やはり高校卒業した後からコース誤って無理って事ですかね・・・。 やっぱ筋を一本通していないとだめなんですかね。 >それとディレクターと本物の進行管理もまったく別の仕事ですよ。 >ディレクションする進行管理って、聞いた事が無いな。 某大手出版社で実際そういう話あって今進んでいる所なのですが、この仕事に就いてもあんまり意味ないですか? やっぱこれはもう、諦めろって時期のようですね・・・。

  • ulmo
  • ベストアンサー率43% (197/454)
回答No.1

経歴拝見しましたが、誰が見てもデザイン、コピーともに経験なしと判断すると思いますので、その前提で話をします。 おっしゃるようにADはデザイナー、CDはコピーライター上がりが多いのですが、どちらも経験なしでは厳しいものがあります。確かに管理職なんですが、完全に下任せではなく、アイディアは自分で出さなくてはなりません。クライアントの要望を把握し、ぴったりの表現を探し出さなくてはならないのです。その上でデザイナー等に具体化への指示を出します。 また、下がやっていることを的確に把握できない者に管理などできっこありません。それにはやはり実務経験が必須となります。そしてかなり酷なようですが、34歳の未経験者を採用する所はまずないと断言していいでしょう。 ですが道が完全に閉ざされたわけではないです。最後の手段として「自分でのし上がる」があります。かなり厳しいイバラの道となりますが、自分でデザイン事務所を起こすんです。自分に適正ありと判断されるのでしたら、トライしてもいいんじゃないでしょうか? 繰り返しますが、かなり厳しいと思います。しかし諦めさえしなければ……と思いたいです。

be_printmaker
質問者

お礼

著しく可能性が低いのには変わりないですね・・・。 あるディレクターさんも、自分の中の固執を解放したときから、いろいろ見方が変わって思わぬ方向からディレクターへの道が開けた、という話を読んだことがあります。 偶然を待つわけではないですが、自分の見方を変えてみようと思います。「最後の手段」は賭ですね・・・。ありがとうございました。

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