ちょっと、長くなるかもしれません。
まず、株式会社というのは「株式」と呼ばれる券を発行しています。株式というのは、その会社は自分のものであるという証明書みたいなものです。だから、その会社が発行している株式の100%を持っていたら、「この会社は全部、俺のもの」と言うことができます。50%だったら「この会社の半分が俺のもの。」ということになります。
なぜ、株式会社が株式を発行するかといえば、それは今まで以上によい商品・サービスを開発するためのお金を集めるためです。
セブンイレブンというのはイトーヨーカ堂の傘下にあります。さっきの話を思い出してもらうと、その会社の発行している株式をもっていることが「この会社は俺のもの」と言える条件でした。
おそらく、イトーヨーカ堂はセブンイレブンの株式のかなりの数持っているんですね。(詳細はわかりません)
ところで、「セブン&アイ・ホールディングス」のこの「アイ」ですが、これはIYバンクのことです。IYバンクは主にセブンイレブンの店内にATMを設置しています。IYバンクにとってはコンビ二に寄ったお客さんが、ついでにATMを利用してくれるというメリットがあり、セブンにとっても「コンビニにATMがあるから便利」というこで、お客さん増えるので、同じくメリットがあるのです。つまり、両方の会社にメリットがあるのです。
今回、両方の会社が組んで「セブン&アイ・ホールディングス」という持ち株会社を設立したのですが、そもそも持ち株会社というのは、商品を売ったり、サービスを提供したりはしていません。ただ単に、株式会社が発行する株式を買ったり、売ったり、またはそれを持っていたりしているだけの会社です。
どうして両方の会社が組んで、ひとつの持ち株会社を設立したのかは、正直その会社の人間じゃないのでわかりません。しかし、おそらく持ち株会社を設立することでヨーカ堂(セブンの親会社)がIYバンクの、IYバンクがヨーカ堂の株式をお互いに(一気にたくさん)持てるようになって、仕事がしやすくなるのでしょう。
誰でも経験があると思うのですが、お互いに相手の秘密を知っていると、その二人は妙に仲良くなりますよね?それと同じで、お互いに相手の会社の株式を持っていると仲良くなるんですよ。
だから、持ち株会社を設立したんですね。
・・・長くなりました。すいません。
お礼
おはようございます。 さっそくの回答ありがとうございます。 わかりやすく教えて頂きありがとうございます。 >お互いに相手の秘密を知っていると、その二人は妙に仲良くなりますよね?それと同じで、お互いに相手の会社の株式を持っていると仲良くなるんですよ。 だから、持ち株会社を設立したんですね。 なるほど、なるほど。 フジテレビとニッポン放送がライブドアに 狙われた?ような事を避けるための、 「ねじれ現象」の回避なのでしょうか・・。 とてもわかりやすい説明で、子供も理解してくれる事 と思います。 私にも 理解し易かったです。 長文 ありがとうございました。 m(_ _)m