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「日本」の読み方

日本語を勉強しています。よろしくお願いします。 TVで小泉首相のスピーチを聞きました。 「日本」は「にほん[nihon]」ではなく、「におん[nionn]」のように聞こえます。 どうしてですか。教えていてだけますか。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#19923
noname#19923
回答No.5

ちょっと専門的な回答になりますが,お許しください。 [h] 音は声帯を狭めて,そこを息でこするようにして出す「声門摩擦音」で,声を出さない(声帯を震わせない)ので,特に「無声声門摩擦音」と呼ばれます。 しかし,実際に息でこすってこの音を出す言語はオランダ語やデンマーク語などごく少数で,ほとんどの言語では摩擦を起こすまでは声帯を狭めません。 むしろ,声帯を震わせない(つまり「無声」の)母音として発音する言語がほとんどです。ですから,この [h] が母音に挟まれてしまうと,有声化してしまう(つまり声帯が震えてしまう)のです。 これは非常に多くの言語で見られる現象で,英語でも boyhood や behave などでは,有声化した [h] が聞かれます。日本語でも当然,母音に挟まれた [h] は有声化してしまうため,「日本」に限らず,「母」など多くの単語で [h] の音がほとんど聞こえなくなってしまうことがあります。 [h] はこのような特徴を持つ音であるために,この音を失ってしまった言語も少なくありません。板来顎・スペイン語・フランス語などがその代表です。 #「我国号の呼称はニツポンとす」,というのは1934年の文部省国語調査会の決定ですが,法的な規制はありませんでした。 以来,井上ひさし氏の言うとおり,「日本はニホンとニッポンの二本立て」です。漢字さえ決まっていれば読み方はどうでもよい,というのは,いい悪いはともかくとして,日本の慣習です。 ただ,国立国語研究所のアンケート調査では「ニホン」が圧倒的に多かったので,応援の時に「ニッポン」と叫ぶ以外では,「ニホン」が適当でしょう。

xingyeru
質問者

お礼

詳しい説明をありがとうございます。 とても勉強になりました。 無声の「ほ」は、有声化し、「お」に聞こえてしまったんですね。 これからもどうぞよろしくお願いします。

その他の回答 (6)

  • k470226
  • ベストアンサー率40% (114/282)
回答No.7

 過去の質問で回答させて戴きました。 重複致しますのでこちらをどうぞ。言葉の歴史、由来、NHKの見解等参考になると思います。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1533853
xingyeru
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.6

nihonときこえますよ、と言おうと思ったのですが、確かにnionと聞こえなくもないときがありました。 小泉さんは、大きな声を出すとき、喉の奥が人より大きく開くようです。そんなとき、hoに限らず子音が少し弱くなっているようです。ただし、その場で家族に聞いてみましたが、あまり感じなていないようでした。(つまりnihonと聞こえているようです) -----余談----- 「ニッポン」という読みは、まだ正式には決まっていませんし、統一もされていません。ローマ字にする場合に「NIPPON」とするので、私達は、読みまで統一されていると思いがちです。しかし、そんなことはありません。 広辞苑では「 古来ニッポン・ニホンと両様によまれる。ニッポンの方が古いが、本辞典では、特にニッポンとのみよむもの以外は、便宜上、ニホンとよむことにした。」とありました。

xingyeru
質問者

お礼

ありがとうございます。 わたしも周りの日本人に聞いてみました。 「nion」と聞こえたのは、たった1人でした。 ほかの5人が、「nihon」と聞こえたそうです。 質問文も、答え文も、不自然な日本語表現がある場合に、ご指摘ください。

noname#14589
noname#14589
回答No.4

わたしは以前中国にいたときに、誰かが「一二三…一二三…」と数えているのを聞くと、「姚さん姚さん」と言っているように聞こえていました。 yi er san と yao san はアルファベットではまったく異なるのに、日本人のわたしには同じように聞こえていました。不思議でしょ? 中国人で日本人でも、人によっては発音にくせ[pi3]があるので、そのように聞こえただけだと思います。 ちなみにnipponとnihonという言い方は、100年以上前の明治時代に、東京など東の人はnihonと呼んでいましたが、その当時日本の政府の主要な政治家たちの出身地が山口県とか鹿児島などかなり西の方の人に占められていました。彼らはnipponと発音し、その流れが現在のnipponになっています。現在、紙幣など表記では一般的にnipponが使われます。 政治家の発言でもよく聞いていると、nihonという人とnipponという人の2タイプがいます。

xingyeru
質問者

お礼

ありがとうございます。 わたしは以前中国にいたときに、誰かが「一二三…一二三…」と数えているのを聞くと、「姚さん姚さん」と言っているように聞こえていました。 面白かった!一人で笑いました(失礼!) たしかに「ようさん」に聞こるかもしれません。

noname#13382
noname#13382
回答No.3

平安時代には「にほん」と発音されていたようです。 その後、安土桃山時代の外国人によるローマ字表記は「にふぉん」となっています。 江戸時代には武士に力強い発音が好まれて「にっぽん」となり、これが現在に至っています。 今では対外的には「にっぽん」で統一されています。 ロケットやオリンピック選手団の表記も "NIPPON" として諸外国に認識されています。

xingyeru
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • kobarero
  • ベストアンサー率29% (106/361)
回答No.2

>「日本」は「にほん[nihon]」ではなく、「におん[nionn]」のように聞こえます。 質問されている方が、どちらの国の方かわかりませんが、日本語の「h」の発音は吐く息が弱いです。例えば、ドイツ語や中国語の「h」の発音に比べると、吐く息が鼻腔に衝突する勢いは半分以下だと思います。 このため、「h」の発音の強い言語の国の方が、日本語の「h」の発音を聞くと、ほとんど聞こえないのではないでしょうか。また、発音には多少個人差がありますから、小泉さんの「h」は比較的弱いのかも知れません。

xingyeru
質問者

お礼

ありがとうございます。 わたしは中国人です、 中国語の[h]は、発音するときの吐く息が強いこと、初めて気が付きました。

  • ginga3104
  • ベストアンサー率23% (510/2208)
回答No.1

正式には「にっぽん」です。小泉さんが間違いです。

xingyeru
質問者

お礼

ありがとうございます。

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