• ベストアンサー

戦前・戦後の日本に関するお勧めの本

早速ですが、私は人の死体や残酷なシーンが見られません。 でも、このままでは駄目だと思い、勇気を出して長崎の原爆資料館や沖縄のひめゆりの塔にも行きましたが、どうしても駄目なんです。目の前で足が止まってしまいます。長崎は中まで入ったのですが、一枚目の写真を見たところで駄目でした。たまにあるNHKの戦争の特番でも見てしまったら、ものすごく落ち込んでしまい、ご飯も食べられなくなります。自分がとても情けないです。  「そんな甘いことを言っていては逃げていては駄目だ」や「つらかった現実を受け止めなければいけない」等のご批判は重々承知です。  でも「見るとつらい」とその時代のことを避けていたら自分のためにもなりませんので、そういう写真等が入っていなくて、その時代を勉強できるお勧めの本はありますでしょうか? アドバイスお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ZeroFight
  • ベストアンサー率15% (30/189)
回答No.1

残酷な写真を見ることと、歴史を理解することは、無関係です。「そんな甘いことを言っていては逃げていては駄目だ」なんて言う人がいたとしたら、その人の方がバカだと断言できます。 それから、単行本には普通、写真は入っていません。『日本の歴史』というようなシリーズものには入っていますが、ショックを受けるほど鮮明ではありません。最近の教科書は写真だらけのようですが、何とかして、活字嫌いの生徒の興味を引こうとしているのでしょう。 さて、昭和史で推薦できる本ですが、平凡社から出ている半藤一利氏の『昭和史 1926-1945』が、バランスが取れていると思います。文庫になっている本では、同じ著者の『ドキュメント太平洋戦争への道』がいいです。

nanamegumi
質問者

お礼

ありがとうございました。 私は20代ですが、上司や年配の方に相談すると、こういった返答が返ってきたものですから・・・。 「こんな辛い目にあったという現実を受け止めなければいけない」「目をそらすな」と言われたら、その通りなんですけどね。決して慣れるもんではありませんから・・・。 活字だけでしたら何の問題もなく勉強できると思います。 おすすめの半藤一利氏の本2冊早速読みます。

その他の回答 (2)

  • m-jiro
  • ベストアンサー率55% (92/167)
回答No.3

小生が感激したものをご紹介します。 松本清張の「昭和史発掘」です。全13巻という大著ですが、1話完結で書かれておりどこから読んでもかまいません。昭和初期の不可思議な事件が取り上げてあります。天皇機関説問題、五十五事件、朴烈事件、など。中でも二二六事件は白眉です。共通のキーワードは陸軍。 この戦後編が「日本の黒い霧」です。上下2巻。キーワードは進駐軍です。 いずれも文庫本が入手できると思います。

  • ajihira
  • ベストアンサー率60% (17/28)
回答No.2

 まず、あの時代に関するあなたの知識がどの位あるのか?また、どの程度の興味をお持ちなのかでお勧めできる本が変わると思います。もしも、あまり知識がなく入門的なことを考えていらっしゃるとしたら、教科書的な通史ものからお入りになるべきですし… その辺が判らないのでお役に立てるか判りませんが?  先に回答なさった方もお書きになっている半藤一利氏の2冊の本は僕も賛成です。そこからお入りになって同氏の他の著作に進むのがよろしいかと思います。  また、なぜ太平洋戦争に進んでいったのか?あるいはあの戦争の意味を考える時に参考になるかもしれない本としては、保坂正康氏の「あのせんそうは何だったか」(新潮新書)なども興味深いです。保坂氏の昭和史に関する著作は、比較的リベラルな視点で抑制的に書かれていますので…

nanamegumi
質問者

お礼

「知識はあります」とは言えません・・・。 教科書で勉強したくらいです。 戦争が起こった背景というか、詳しいところが知りたいです。 先日、本屋さんで靖国に関するマンガ混じりの本を買いましたが(著書はあえて言いませんが)、一方に偏りすぎているというか、過激で読んでいてあまりしっくりくるものではなかったんです。 ちゃんとネットで調べてから買えば良かったのですが・・・。私はどんなことがあっても、戦争はやってはいけないと思っています。 客観的な立場で勉強ができる本が読みたかったのです。 保坂正康氏の本も読みます。 アドバイスありがとうございました。