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水とガソリンについて
次の問題が分かりません。お願いします。 水とガソリンの間には双極子―誘導双極子引力が存在する。しかし、これら2つの物質は混ざらない。なぜなら水は水同士で強く引き合っているからである。次の化合物のうちどれがこれら2つの物質を1つの液相に混ぜるのに最も役立つか。 (1)CH3CH2CH2CH2-OH (2)塩化ナトリウム (3)メタン あと、問題中の双極子―誘導双極子引力ってなんですか?
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【次の化合物のうちどれがこれら2つの物質を1つの液相に混ぜるのに最も役立つか。】 nozomi500 さんの回答がありますので,おわかりですよね。簡単に言うと,2つの物質を混ぜる事ができる化合物は,どちらの物質にも混ざる物質です。 【双極子―誘導双極子引力ってなんですか?】 MiJun さんの参考 URL でお解りかと思いますが,簡単に説明します。 分子中に(δ+)部分と(δ-)部分があるものを双極子と言います。この時,CH3CH2CH2CH2-OH では,C-O結合の電子は酸素側に片寄って存在するため,酸素が(δ-)で,炭素が(δ+)で存在し双極子になっています。 一方,メタン(CH4)の場合,C-H結合には電子の偏りがありますが,分子全体では相殺されるために(δ+)部分も(δ-)部分もできません。したがって,普通の状態では双極子ではありません。 しかし,メタン分子の隣に(+)のものが来た場合,電子は(-)ですから,そちら側に引っ張られます。結果として,(δ+)部分と(δ-)部分ができてきます。隣に(-)のものが来た場合も同様に,(δ+)部分と(δ-)部分ができてきます。こうやってできる双極子を誘起双極子と言います。 双極子あるいは誘起双極子の間には,(δ+)部分と(δ-)部分の間で引力が生じます。この引力が「双極子―誘導双極子引力」です。
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- nozomi500
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アルコール類は、左がわ(化学式の)の部分は極性のない有機物(油など)となじみやすい性質を持っているのに、右の-OHは、極性分子となじみやすい性質があるので、水も油もなじみやすいことになります。 塩化ナトリウムは水にしかとけないし、メタンは水に溶けない、といえますね。
以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? 「分子間力と水素結合」 この中での記載「双極子-誘起双極子引力」と質問の「双極子―誘導双極子引力」は同じであると思います。 ◎http://www.chem-station.com/yukitopics/topics7.htm (分子間にはどんな力が働いている?) ●http://www.jssp.co.jp/f_microbiol/kaimen_biseibutu.html (界面と微生物) この中で「3.5 Van der Waals力」の項が参考になるかもしれません・・・? ○http://chem.sci.utsunomiya-u.ac.jp/v2n1/katosato/2_7_1/2.2.html (遠距離力と近距離力の分類は?) ●http://www.kusa.ac.jp/~nakanisi/extr/index.html#sec1 (分子間相互作用の起源と分類) 蛇足ですが、以下の参考URLサイトには関連質問の回答がありますが、参考になりますでしょうか? ◎http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=72772 専門的ですが・・・・? ◎http://www5b.biglobe.ne.jp/~abemoto/water.htm (水抜き剤) この記載によるとアルコールが主成分のようですね・・・? ◎http://waki.printpia.co.jp/rashinban/faq/mizunuki.html (ガソリン水抜剤?) この中の記載では「イソプロパノール」のようです。 ⇒(1)でしょうか・・・? 補足お願いします。
- basasi
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詳しくは分かんないですが,確か~車の水抜き剤にはアルコールが含まれていたと思います。(1)のアルコール類だとおもいます。 界面活性剤のような効果もあるでしょう!?