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仲間内のくだらない話にお付き合いください
・・ということなんですが、 昨日職場の同僚たちと呑んでいた時のこと、 「おまえ100万で絶対自営しなきゃならない、っていわれたら何する?」 と1年先輩社員に問われ、少し考え 「たこやきかなんかの屋台」 とこたえると、 「だからお前は・・・発想が貧困なんだよなあ」。 ほかの連中はネットショップ、クレープ屋、何かの移動販売、占い師・・・と似たり寄ったりの答え。 じゃ先輩は? と問うと「誰が教えてやるもんか」ってマジ。 実際100万程度で自営なんかできますかね?・・しつれいしました。
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- rakki
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バカにされているのか、試されているのか理解が難しい質問ですね。 でも、正直にお答えしましょう。 私は、自営業で木工の職人をしています。 家具と玩具が主力製品です。 起業したときに使った資金は、実は数万円です。 なんてみみっちい仕事と思われるかもしれませんが、それだけの資金で、同業者が数百万円投資したのと同様の設備を所持しています。 種明かしは、リユースです。 生産機械のほとんどを、中古の不動な物で揃え、自分で修理して、改造して機能をつけたし、最新の機械と同等以上の性能に高めてあります。 年間生産能力は一千万円以上ありますが、一人でやっているので無理はしていません。 この業界は、設備投資と生産能力は同程度になりますので、私の生産設備の経済性が分かってもらえると思います。 しかし、物を作るには材料の仕入が必要だろうと突っ込まれるでしょうが、それも大丈夫。 きこりの技、木挽き製材の奥義を身につけましたので、木材の自給自足可能です。 これはちょっと大げさな表現ですが、丸太は探せば田舎には転がっている物で、それを挽いて物を作り、売ったお金で丸太を買って、と、藁しべ長者のように現在では信州でもトップクラスの家具材所有者です。(個人営業に限る) それもすべて国産材の地域材。 起業するときには、最低限の資金は必要でしょう。 しかし、やりようによっては私のように藁しべ長者(まだ長者にはなっていない)的に仕事を軌道に載せる方法もあります。 ただし、この起業方法で絶対に欠かせない条件として、『借金がない』が必要です。 自給自足の木材供給を整えているときや、リユース機械(リースではない。再利用の意)の修理をしている間は、支出もないが収入もないからです。 そのため、私はずっと「無借金経営」を初めから続けています。 同業者には他にいませんけど。(やっぱりうちは特別かな) 広告は打たないし、営業にも出歩かない、親戚知人に買ってくれとせがまない。もちろん親兄弟にも。 起業した当初からこの姿勢で通しています。 口コミだけで、十分に仕事があるからです。 良い仕事をすれば、お客さんは見逃しません。 100万円程度・・・、などといってはダメでしょう。 お金の使い方を知らないと、吹聴しているのと同じに見られますよ。
お礼
このようなマジな回答していただきありがとうございます。 とても勉強になりました。 最後の一文、今後慎みたく存じます。