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凝固点降下について
同モル濃度の希薄な水酸化ナトリウム水溶液と塩化ナトリウム水溶液の凝固点降下度は2倍違うように思うのですが(水酸化物イオンは寄与しない)、実際はどうなのでしょうか?ご存知の方教えて下さい。 また硫酸水溶液も水素イオンの寄与は無視できるのでしょうか?よろしくお願いします。
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> (水酸化物イオンは寄与しない) 実測したことはありませんが、寄与するはずです。 例えば、ベンゼンに酢酸を溶解させると二分子会合した状態になりますが、このときベンゼンの凝固点降下は、酢酸のモル数の1/2の効果になります。 NaOH→Na+ + OH-の解離はこれと逆になりますので、NaOH添加量の2倍になるはずです。 (OH-はH2Oの中にも含まれますが、OH-はH2Oとは別のものなので、Cl-同様、凝固点降下を起こすはず) ですので、硫酸溶液の場合も、同様に水素イオン(実際にはオキソニウムイオンH3O+)の寄与は無視できません。
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