- ベストアンサー
医学部における献体解剖について
医学部における献体解剖の実際について、おたずねします。 1.解剖実習を始める時期は何年生のいつ頃からなのでしょう 2.期間はどれくらいなのでしょう 3.実習前後にお焼香をするというのは本当でしょうか 4.具合が悪くなる人や、中にはふざける人もいると聞きますが、そのへんはいかがでしょう。 ご回答お待ちしております。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
医師です。 1.医学部の場合、1,2年は教養、3,4年は基礎医学(正常と病気を勉強する)5,6年は臨床医学(各科の実際の病気を勉強する)となっています。通常、解剖は3年生に当たります。現在はカリキュラムがどんどん前倒しになる傾向にあり、2年でもやっている学校が多いようです。 2.半年前後だと思います。個人的に解剖に興味がある学生は、さらに続けることもあります。 3.実習の前後に黙祷とお焼香を行います。その後に毎年、慰霊祭を行います。毎回手を合わせてから実習を始める生徒もいます。 4.確かに具合が悪くなる生徒は中にはいます。その場合、教室の外で休みます。解剖をまったく行わないと単位は得られません。医師になることは難しいかと思います。 ふざける生徒は言語道断です。献体を冒涜するような学生は現在の医療に適しているとは思えません。もし仮にあったとしたら「退学」レヴェルの問題、と以前に解剖の教授と話した事があります。 ●各医学部の解剖学教室でご説明が可能だと思います。白菊会という名称の篤志献体団体があります。下記URLをご参考に。 ご参考になりましたら幸いです。
その他の回答 (1)
- Zouroku
- ベストアンサー率42% (3/7)
現在ポリクリ中の国立大の医学生です. 1.2年生時に行いました(大学によって異なるようです). 2.3ヶ月程度でした.解剖実習は覚える知識が半端ではありませんし,夜の9時くらいまでかかることもしばしばで肉体的・精神的に相当ハードでした. 3.黙祷は実習の前後に行っていましたがお焼香はしていませんでした.また解剖実習終了後,火葬場に行って自分が担当した御遺体のお骨を拾いました. 4.チャック付きのビニール袋に入ったホルマリン漬けの御遺体を初めて見るときは皆さすがに緊張していましたが,具合の悪くなる人はいませんでした.またふざける人もいませんでした.普段はあまり真面目でない同級生もいましたが,実習中は真剣に取り組んでいました. 手塚治虫のブラックジャックという漫画で,医学生がふざけて解剖実習を行う場面がありますが,現実とは全く異なりますよ.
お礼
ご回答ありがとうございました。 解剖には真剣に取り組んでいらっしゃる方がほとんどのようで安心いたしました。
お礼
ありがとうございます。 参考URLも拝見させていただきます。 引き続き、現役医大生の方などならのご回答もお待ちいたしております。