A(1)=1 , A(2) = 3+5 , A(3) = 7+9+11
, A(4)=13+15+17+19, ・・・
として、
A(n)を考えてみましょう。
A(1)は1つの奇数の和、A(2)は2つの奇数の和、
A(3)は3つの奇数の和, A(4)は4つの奇数の和,
すると、1,3,5,7,9,11,13,15,17,19までで何個の数ですか?
答えは、1+2+3+4で、10個の数です
すると、A(5)の最初の数21は、何番目の奇数ですか?
答えは、11番目の奇数 です。
これは、(1+2+3+4)+1で求められます。
11番目の奇数は、どのようにして求められますか?
答えは、1+2×(11-1)です。
では、A(6)の最初の数は何でしょう?
A(6)の最初の数は、はじめから何番目かをまず求め、
その答えがnのとき、A(6)の最初の数は
1+2×(n-1)で求められます。
実際にやってみましょう。
A(6)の最初の数は、はじめから何番目か。
それには、A(5)の最後の奇数まで何個あるかを考えます。
奇数の個数はA(1)が1つ、A(2)が2つ、A(3)が3つ,A(4)が4つ、A(5)が5つ、ですから、ここまでで、
1+2+3+4+5=15個 あります。だから、
A(6)の最初の数は、15+1=16番目の奇数で、
1+2×(16-1)=31です。
A(5)の最後の数は、この数より2小さいですから、
31-2=29となります。すると、
A(5)は、21から29までの奇数の和ということになり、これは、初項が21、末項が29、項数が16-11=5 の等差数列の和と同じです。
よって、等差数列の和の公式 S(N) = (1/2)*N*(A+L)
に、A=21,L=29,N=5を代入して、
A(5)=S(5)=(1/2)*5*(21+29)=125
と求められます。
今、上に書いたことを、自分でぜひ書いてやってみてください。
そして、A(6)を同じやり方で求めてください。
それが自分でできたら、A(n)を同じやり方で求めてみましょう。
やってみたら、自然にA(n)=n^3 が求まります。
補足
等差数列とは何かわかりません。ごめんなさい。等差数列が出るところまではまったく同じような作業をしました。そこらから混乱して、できそうでできないのです(泣)でもこんな長い文章本当にありがとうございました。中学生にもわかるやり方は無いのでしょうか?