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JALウェイズ58便のエンジン出火事故で

先日のニュースでエンジンの部品が破損し落下した事故で福岡空港に緊急着陸する際に燃料を海に捨てて着陸したという記事を目にしたのですがその燃料は海にどうやってすてたのでしょうか。それとその燃料はそのままなんでしょうか。海に捨ててたという記事が私の勘違いかもしれませんが宜しく御願いいたします。

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noname#131426
noname#131426
回答No.3

飛行機には最大離陸重量と最大着陸重量があります。 最大離陸重量はその飛行機が離陸できる最大の重量で、機体重量、貨物、サービスのための器材、乗客、乗員そして燃料です。 最大着陸重量はその飛行機が荷物を似せて着陸できる重量で、それ以上の重量の場合、タイヤがパンクしたり、タイヤの軸が折れたり、オーバーランしたりします。 通常離陸するときの重量は、最大着陸重量よりも重いので、何かを捨てないと着陸できません。 捨てられる手っ取り早いのは燃料で、機体最後部に燃料投棄のベントがあります。 飛行機の燃料は灯油80%にガソリン20%のタービン燃料です。(A-1燃料と言います) 揮発性が高く、空中に投棄されるとすぐに蒸発拡散していきます。 ジェットの旅客機はこの投棄装置が付いています。 ジェット戦闘機にも同様な装置は付いています。 軽飛行機(プロペラを回して飛ぶ奴)は離陸重量と着陸重量の差がないので投棄の必要はありません。

fusoukensetu
質問者

お礼

回答、有難う御座いました。 とても参考になりました。 知識が増えたので回りに自慢します。

その他の回答 (4)

  • tojyo
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回答No.5

他の回答にあるように燃料を「海」に捨てたのではなく「空中」に捨てました。航空燃料は揮発性がとても高いので海上に到達する前に気化します。 航空機が着陸時にほとんど燃料が空っぽと言うことはありません。 通常離陸時は片道分の燃料と代替空港までの燃料とさらにプラスアルファ分の燃料を積んでいます。したがって着陸時でも代替空港分までの燃料が残っています。 今回の場合は離陸直後だったので着陸するには重量オーバーだったため燃料の投棄となったはずです。今回の場合とは異なりますが、胴体着陸の場合などは燃料への引火を防ぐために投棄することもあります。

fusoukensetu
質問者

お礼

わかりやすい回答、ありがとうございました。 周りの友人に自慢します。(笑)

noname#19971
noname#19971
回答No.4

「海に捨てた」というのは、間違ってはいないが誤解を呼ぶ表現で、 「海の上空で捨てた」という言い方が正しいでしょう。 飛行機は、区間分の燃料を積んで離陸し、着陸時にはほとんどカラッポになっています。 特に緊急着陸では、飛行機はできるだけ軽い状態にした方が安全に着陸できるため、これから使うつもりだった燃料を捨てて機体を軽くして引き返したわけです。 飛行機には、上空でタンクから燃料を霧状に噴き出して捨てるバルブが装備されています。 ジェット燃料は非常に揮発性が高いため、数千mの上空から霧状に噴出すると、液体の状態で地上に到達することなく、すべてがガス化してしまいます。 「海に捨てた」と言うとガソリンみたいなものを海にドボドボ流したように聞こえてしまいますね。 実際、緊急を含む予定変更があった場合、飛行機が燃料を捨てるのは、さほど珍しいことではないようです。 ・・・と、本に書いてありました。

fusoukensetu
質問者

お礼

為になる回答、有難う御座いました。

回答No.2

燃料を海に捨てたのは、勘違いではありませんよ。 専門的な事はわかりません…。 すみません。

参考URL:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050813-00000072-nnp-kyu
noname#15025
noname#15025
回答No.1

旅客機は緊急着陸の際、重量軽減・引火物減少等の理由により燃料を捨てる場合があります。 そのために燃料投下用のバルブが着いているんです。 で、飛行中にバルブを開けると燃料を機外に放出できるようになっています。 航空燃料は灯油に近い「ケロシン」という液体です。 多分ですが、地上に落下する前に気化してしまったのでは?と思うんですが、どうなんでしょうか?

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