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旦那という言葉自体は丁寧語?
さきほどチャットの相手が私の夫を旦那と言ったとき、私が「さん付けくらいしてくださいよ~」と言ったら、 「旦那」という言葉自体が本来丁寧語だからいいんだと言われました。 でもgooの辞書で調べたら、現在は、相手の夫のことを「旦那」という言い方は今は、ぞんざいな言い方だと書いてありました。 ぞんざいな言い方だとすると丁寧語にはならないと思いますが。どうなんでしょうか? 本来はそうかも知れませんが・・・。
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rinringさんの方が正しいと想います。 「旦那」は、本来は奉公人などが雇われ先の男の主人を敬っていう呼称と思いますが、まあそれだって、旦那さまっていうのが普通ですもんね。あと商い人が「そこの旦那、どう? これ買ってかない?」って言う方はありますが、それだってどっちかっていうと、「ぞんざいな部類」だから事例じゃないでしょうし。 それと、「旦那」をよその家の奥さんの夫に対して使うとしたら、「旦那さんは・・」ってのが普通ってのもありますよね。やっぱ「旦那」というのは、つまり「お宅の旦那ってさぁー」って言うのは、かなり馴れ馴れしいか、近しい関係ってことって思います。 ただ、知らない同士が名前と顔を隠しながら会話できるチャットの世界って、堅苦しいのは嫌われるとこっていうか、礼儀なんてあってないようなものって印象があるので、「ぞんざいな言い方だ!」って注意したところで謝ってもらえない気はします。・・・ちょっと2チャンネルの世界とごっちゃになってますでしょうか? 余談ですが、一説には、「うちの旦那がさぁ」っていうふうに亭主のことをいい始めたのって、松任谷由実(ユーミン)だって話があります。ある文化人(?)のエッセイみたいのに書いてありました。 ほんとかよって想わないでもないんですが、ただ、夫のことを旦那っていいはじめた歴史は意外に浅いってのは本当かもしれないです。おそらく、感覚的には、女性が自立しはじめた時代のはじまりに、たとえば「うちの王様は」「あたしんちの殿様は」っていうのに似たような、ちょっと皮肉な感じでいいだしたってことなんでしょうね。 ・・・・えー、まったく自信がないですが、うっすらと覚えてることを書き込ませてもらいました。ご参考まで!
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- Sasabuki
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檀那(旦那)はもともと「布施」という意味のことばのようです。(梵語を音訳したのだとか。なので字の意味を考えても意味はわかりません) お布施から転じて、お寺の側から信徒(お布施をするから)を呼ぶ意味になり、また、 奉公人から自分の奉公する商家の主人を呼ぶ意味になり・・・となっていったのだと思います。 そして、立派な邸宅の主に対して、セバスチャン(?)のような給仕が、「旦那様」と呼ぶのが近代では普通の使い方のような気がします。 もともとが「お布施」ですから、「お金を支払ってくれる人」というのが背景にあって、意味が変わってきて、近代ではあまりその部分が意識されなくなり、家の主を指すという部分だけを認識するようになったのかなと思います。 そういうふうに考えるとけしてぞんざいな意味ではないのですが、 わたしが勤めだしたとき、先輩の夫のことを話題にして、 「ご主人は・・・ですか」のように尋ねたら、 「旦那は・・・ですね」のように返事が来たときに 変に感じたのを覚えています。 そのときのわたしの言語経験からすると、「旦那」というのは丁寧な言葉に聴こえなかったのですね。自分の夫を馬鹿にしたような感じというか。 「なるほど。この先輩は、男女同権のこの時代に夫を『主人』などと呼ぶことに抵抗があるのだな」と思ったものです。 今では、自分の夫を旦那と呼ぶこと自体は普通に感じられるようになったのですが、もともとの意味は、セバスチャンたちがいう意味での「旦那様」から来た用法だと思います。 最近になって、「夫」という意味で使われるようになったという説は正しいと思います。
お礼
お礼が遅くなりすみせんでした。 元々はそういう意味があったんですね。 勉強になります。 旦那って言葉は最近の若い主婦の方が結構使ってます。 主人とも言いたくないし、かといって夫というのも照れくさいからなんでしょうか。 男性も自分の配偶者のことを、「妻」という人は少ないですね。 「嫁さん」であったり。かしこまった場面では「家内」とか。 聞いていていいなって思ったのは「女房」です。
- sunasearch
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辞書にも載っています。 旦那単独では、敬意を伴わず、むしろぞんざいな言い方のようです。 だんな 0 (3)妻が夫をいう語。現代では、主に他人に対して自分の夫をいう。また、他人の夫をいう語。〔「だんな様」の形はきわめて敬意の高い言い方。「だんな」単独では敬意を伴わず、むしろぞんざいな言い方〕 本来どうであったかということと、実際に使われるときの意味合いとは必ずしも一致しません。 それを言い出したら、「貴様」と普段から使いまくっても、本来は敬意表現だから、という理屈が通ることになります。
お礼
アドバイスありがとうございました。 言葉というのは時代によって変化していくものだと、 最近はすごく感じています。 いくらチャットでも初対面で礼儀知らずな相手と 話しても楽しくないなって思いまして・・・。 No.1さんのおっしゃるとおり堅苦しい女だと思われたのかもしれません・・・。
お礼
回答ありがとうございました。 確かに夫を「旦那」と言うようになったの歴史は浅いかもしれませんね。 60代の私の母くらいの世代は、「主人」とは言っても「旦那」はって友達同士の会話の中でも使ってるのを 聞いたことがなかったです。