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市場経済体制についての疑問

今の市場経済体制で、企業が徹底的に利潤追求しても社会が混乱しないのはなぜなのか調べています。私は政府がある程度規制しているからだと思うのですが、他に理由ってありますか?経済の勉強を始めたばかりなので分かりやすく教えてください。

みんなの回答

  • Chuck_GOO
  • ベストアンサー率64% (1018/1586)
回答No.4

企業が徹底的に利潤追求するパターンとして考えられるのが 1)モノ・サービスを必要以上に高く売りつけること(販売価格) 2)モノ・サービスを1つでも多く売れるよう努力を惜しまないこと(販売数量) 3)モノ・サービスを売る際に、コストを大幅に切り詰めること (費用抑制) この3つぐらいかと思います。 1)をやろうとすると、非独占市場であれば、新規参入者がより低い価格で参入してきますから、長続きしません。 また独占市場であっても、独占企業が高利益をむさぼりつづけているとすれば、それに対して競合し得る他社が、競争ルールの変更必要性を政府当局に申し出ることでしょう。 2)も同様です。 また消費者の所得が不変であれば、結局何かの消費を諦めるかわりにそのモノ・サービスを買わざるを得ないので、消費市場総体としては変化が無いことになります。 3)ですが、これを続けると、消費者の所得が減少するトレンドとなります。とすると、モノ・サービスの価格が維持できなくなり(維持していると売上が落ちるため)、価格を下げざるを得なくなります。 (一種のデフレといってもよいかもしれません) ・・・というように、 「企業が徹底的に利潤を追求しつづけることが出来ない (しようとしてもいつかうまくいかなくなる)」ということが、momo1983さんのお尋ねに対する答えかもしれません。 なぜしつづけることが出来ないか、という理由は、上に挙げたとおりですが、 No.2/3さんそれぞれのお答えとも関係し、またNo.1さんのお答えとも間接的に関係してきます。。。 以上1つの考え方としてご参考になれば幸いです。

  • FINDRUNK
  • ベストアンサー率30% (54/178)
回答No.3

そのとおりです。 政府の規制などが大きく働いています。 企業の利潤追求と社会的権利を有するステークホルダーとのあいだには常に緊張が存在します。  また最近では(別の角度からですが)、Sustainable Developmentという区分=「持続的発展」は可能か?といったこと切り口から企業側が利潤追求の重要な要素として環境や社会とのありかたを考えています。 これはたとえば木を切って紙を作るということのみしていてはいずれ資源が枯渇するので樹林再生をしようといったようなことです。 発展途上国で存在するDDTとマラリア防止策などのジレンマなどは非常に興味深いトピックです。 この分野での文献は日本では少ないのですが欧米のサイトなどでSustainable Developmentをキーワードにして検索されるとヒントになる論文にめぐり合うかもしれません。 がんばってください。

momo1983
質問者

お礼

とても分かりやすい説明ありがとうございました。頑張ってみます。

  • daisyan
  • ベストアンサー率46% (64/137)
回答No.2

企業が利潤追求すれば、社会が混乱すると考える根拠は何ですか。 企業は儲けようと思えば、よく売れる物、すなわち世のため人のためになる物を一生懸命生産しなければなりまん、。 200年以上前に、アダム・スミスと言う学者は各人が私益を求めて経済活動を行なえば「見えざる手」に導かれておのずから公益が達成されると言っております。

回答No.1

社会にそれなりの形で貢献しているからではないですか? 社会貢献が企業のカタチです。 その対価が利潤。