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わが国に「寝たきり」老人が、多いのは何が原因か?
伝聞の限りでは、わが国に比べて、欧州には「寝たきり」の老人が少な いのだそうですが、何故でしょうか? わが国に「寝たきり」老人が多い 理由、または所感をお書き頂いても宜しいです。 また、これから更に急速に高齢化が進んで行く中で、「寝たきり」老人の 比率を増やさないためには、どのような防止策が考えられるでしょうか?
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私が以前聞いた話では、欧州では自分でできることは 自分でやらせたり、動けない方もベッドごと動かして 日光浴をさせたりするため、「寝たきり」の方はいないそうです。 日本ではお年寄りの介護は、介護する側が 世話を焼きすぎてしまうため、お年寄りの方が自分でできたものも だんだんできなくなってしまうということでした。ただ、今は 介護の仕方も変わってきているようです。 蛇足ですが、日本では、例えばお酒が体に良くないと 診断されると、我慢して飲まない方が一般的ですが 欧州では、何と診断されようとも、好きなものは 我慢せずに飲んだり食べたりするようです。 「寝たきり」の方の比率を増やさないためには 動けるうちは自分でできることはしてもらい、 動けなくなってもベッドを動かすことで気分転換を してもらう、というのはどうでしょうか。
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- maisonflora
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ある雑誌に載ってました。 欧米は、朝、起こすから。日本は、寝たままにさせるから、いざ起きようとすると、かなり力がいる。普段から起きていれば、力は余りいらない。
お礼
ご回答有り難う御座いました。 勉強になりました。
- megusama
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今勉強中のものです。 欧州には俗に言う「寝たきり」の方はいないです。「寝たきり」は日本独特の言葉なんですねぇ。(欧州で「寝たきり」と言っても「なんですか?それ」と言われてしまいます。) では何故いないのか。私たちが普段している食べる、歩くなどの動作、日常生活動作(ADL)と言うのですが、ADLが大きいからです。 殆どの方は自分で身の回りのことを行ないます。それはリハビリの一環になっているんですが、少しでも体に残された機能を使うことで「寝たきり」を防いでいるのです。 では何故日本には「寝たきり」が多いのか。 一般に老人自身と周りの環境、介護者に問題があるということが言われます。 介護されることを受け入れられず老人自身が生きる気力を失うとき、 介護者の体力や時間がないとき、又、周りの人間関係が悪いとき、(介護が嫌になってほったらかしにするなど)の時に老人は寝たきりになってしまいます。 そして日本では、介護者が「寝かせきり」にしてしまうことがあると言います。 ではその予防策。今「新ゴールドプラン」というものがあります。 その中に「寝たきりの十か条」というものがあります。 (1)脳卒中と骨折予防 寝たきりゼロへの第一歩 (2)寝たきりは寝かせきりから作られる 過度の安静逆効果 (3)リハビリは早期開始が効果的 始めようベッドの上から訓練を (4)暮らしの中でのリハビリは 食事と排泄着替えから (5)朝起きて先ずは着替えて身だしなみ 寝・食分けて生活にメリハリ (6)「手は出さず目は離さず」が介護の基本 自立の気持を大切に (7)ベッドから移ろう移そう車椅子 行動広げる機器の活用 (8)手摺りつけ段差を無くし住みやすく アイデア生かした住まいの改善 (9)家庭でも社会でも喜び見つけ みんなで防ごう閉じこもり (10)進んで利用機能訓練デイサービス 寝たきりなくす人の和地域の輪 これを一気に行なおうとするのではなく、少しずつ行なっていくことで、 「寝たきり」は防げるのではないでしょうか。 なんだか長くなってしまってすみませんでした。
お礼
ご回答有り難うございました。 ただ、教科書の転用とも思える文であり、残念です。不明なところも有ります。 「ADLが大きいからです。」という意味が解りません。 Activities of Daily Living(日常生活動作)が大きいからです。
- starflora
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わたしは、医学や医療についてまったくの素人ですので、以下はあくまで想定の答えです。 人間は年齢を取りますと、身体を動かす筋肉も老化して行きます。従って、歩行なども段々困難になって来ます。しかし、困難になるのであって、筋肉が機能しており、大脳の感覚運動系と多分小脳などが連動して機能している「歩行能力」が維持されていれば、毎日少しづつでも歩行していれば、寝たきりにはならないようです。 ところで、高齢者が、病気とか怪我で、長期に寝た状態の生活をしていると、筋肉が段々うまく機能しなくなって、ベッドなどから立ち上がれなくなるということが起こります。そうすると、そうなった人は、自分で歩行できないので、車椅子を使って運動できる人は車椅子を使うようになりますし、そうでない老人は、そのまま寝たきりになります。病院から退院しても、車椅子生活、または寝たきり生活です。 しかし、最近の医学の研究で、一旦病床等に長期間伏して、立ち上がったり歩行できなくなった老人でも、脳の歩行神経機能はまだ有効で、歩行等のための筋肉も弱ってはいるが、まだ有効であるケースが非常に多いと言うことが判明しました。この場合、歩行できないからと言って、車椅子を使ったり、また寝たきり状態にしておくと、まだ有効であった神経機能も劣化して恒久的に機能しなくなり、筋肉も機能しなくなるという結果になり、いわつる「寝たきり」になります。しかし、多くの高齢者は、病床から立ち上がる時、車椅子など使わず、また寝たきりにせず、少しずつ自分で歩く訓練をすると、自分で歩行できるよう弱っていた機能が回復するという臨床データが出たそうです。 つまり、車椅子を使うとか、歩くのは無理だから、寝たままで、という方針が、本来リハビリすれば歩けるようになる高齢者を、回復不能の寝たきり状態にしていたのだということが分かったことになります。 外国(と言っても、高齢者の生存率の高い先進国、つまり、欧米諸国ですが)の場合、ベッドで眠るのが一般的で、何か用事をしようとすると、ベッドから「降りなければ」なりません。歩行できない老人でも、ベッドから降りることはできることが多く、その場合、練習すれば、歩けるようになるのではないかと考えやすいので、ベッドで寝ている老人も、少しづつ歩く練習をする結果、歩行機能の回復が起こっていて、寝たきり老人が少ないのではないかとも想像できます。また欧米人は、自立心が旺盛で、老人で寝たきりになっても、自分で歩きたいという人が多く、自分でも歩行努力をする結果、機能回復する人が多いのだとも思えます。 他方、日本の場合、ベッドを使っている場合も増えていますが、高齢者は、畳の上で、布団に寝ることが多く、布団だと、布団から出ても、単に、畳に転がり出るだけで、ベッドから降りるというような、筋肉を複雑に使った運動を行わない結果、また、日本では、住宅事情等もあり、老人がリハビリのため、動きまわろうとすることを歓迎しない向きがあって、寝たきりになった人に、「無理せずに、横になっていて」というようにして、寝たきりのままの方が扱い易く、また老人にも楽だろうと言う考えで、歩行のリハビリを家族が奨励せず。また高齢者自身も、諦める人が多いというので、寝たきりの人が多いのではないでしょうか。 解決は、一旦、寝たきりになったように思えても、リハビリをすれば、歩行できるようになるという知識の啓蒙普及と、それに沿っての、本人自身への励ましと、医療機関・家族の理解と援助や、また住宅事情の改善だとも思います。
お礼
ご回答有り難うございました。 尖足になってしまった人も、歩けるようになるのでしょうか。 だとすれば、素晴らしいことですね。 EPC(=血管新生療法)も凄い技術ですが、アルツハイマー型痴呆症も、ある種のコレステロールにより予防できるようになるそうで、結構なことであると思います。
- at251
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将来的には医学は予防医学へと向かっていくと思われるので,やはり月並みですが,健康増進運動などを行ったり,理学療法士などが率先して,地域での健康指導を行うことによって, 寝たきりの原因となる脳卒中などを予防することによって,寝たきりの方を減らせると思います. やはりまずは,地域などの単位で個人個人に,そういった基本的な知識を与えることが大事になると思います. 個人的な考えを述べさせていただきました.
お礼
ご回答有り難うございました。 ご意見拝誦致しました。 アルツハイマーも予防できるようになるようですネ。……
お礼
ご回答有り難うございました。 残存能力の活用に関する環境と方法との差異が、わが国に「寝たきり」老人を多くするのでしょうか。 元気な人は元気なのですけれど……ネ。