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放射線事故と放射能事故

放射線事故と放射能事故の違いを教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • teracup
  • ベストアンサー率33% (8/24)
回答No.6

先ず、放射線と放射能の違いを理解しましょう。 http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/chisiki/01key/f.htm http://www.atom.meti.go.jp/medis/faq/14-101.html 「放射線」とは、X線やガンマ線などの電磁波や、アルファ線、ベータ線、中性子線などの粒子線のことを云い、放射線を出す能力のことを「放射能」と云います。 また、放射能を持った物質を「放射性物質」と云います。 したがって、放射線を生成する機器の誤動作、ご操作により、人体が被ばくすれば、「放射線事故」となります。 (ここで「事故」の定義にも触れなければならないのですが、長くなりますし、質問の趣旨からも外れますので省略します) 放射性物質の誤った取り扱いによって事故が起きれば、放射能事故です。  注 個人的にはこの表現はおかしいと思います。    「放射性物質の事故」なら一般には”放射性物質事故”と    いうべきでしょう。    「放射能」という”能力による事故”という表現は、見方によっては    おかしいです。    しかし、一般に「放射性物質」と「放射能」は混同使用される    ことが多いです。 放射性物質の漏洩等による事故を、Aという丸で表し、放射性機器の事故をBという丸で表すと、A,Bが重なる部分ー放射線による事故ーができます。 重複のないAの箇所は文句なしに「放射能事故(放射性物質事故)」ですが、放射線が主因とみなされる事故であれば「放射線事故」とするのが妥当でしょう。 一例を挙げれば、漏洩だけなら「放射能事故」ですが、人体被ばくがあれば「放射線事故」とすべきでしょう。 しかし、人体被ばくがあっても、漏洩の方を重視(管理不十分)を強く指摘する場合は、「放射能事故」とするでしょう。 いろんな報道を見ても、この使い分けは明確ではありません。 「放射能事故」「放射線事故」でweb検索すれば、いっぱいでてきますが、どちらでもよいような内容のものがいっぱいあります。

参考URL:
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/chisiki/01key/f.htm

その他の回答 (5)

  • DIGAMMA
  • ベストアンサー率44% (620/1404)
回答No.5

こんにちは、 言葉の科学的な厳格な定義は別として、 TV・新聞・マスコミ等では 【放射線事故】 放射性物質は正しい場所にあったが、扱いなどにミスがあり、放射線が管理外の場所まで飛んでいった結果、事故が起きた。 (宇宙活動等における太陽の異常による自然放射線事故も含む) 【放射能事故】 放射性物質が正しい場所に無かった(漏れた等)、あるいは放射性物質と知らずに近づいたため、事故が起きた(廃品投棄場所に実験用ウランがあった等)。 という感じがしますが、とても厳密に使い分けているとは思えません。  ご参考まで。

回答No.4

NO'3です、訂正 しかし体に付着したりすると体外被爆となりますが、水で流せば大丈夫です。鼻や、口から吸引すると体内被曝となり危険です。 放射線の特徴では無く、放射性物質の特徴でした。 半分頭が寝てました。m(__)m

回答No.3

放射線と、放射能の違いですが、分かりやすく芳香剤を例に説明します。 芳香剤=放射性物 匂い =放射線 (アルファー、ベーター、エックス、ガンマ、) 持続力=半減期 (放射線の放出量が減るまでの期間を指します) 放射線の特徴 а(アルファー線)紙でも止まります、しかし体に付着したりすると体外被爆となりますが、水で流せば大丈夫です。鼻や、口から吸引すると体内被曝となり危険です。 β(ベーター線)板等で止まります。上記と同様です。 X線やγ線は人間の体を突きぬけます、鉛やコンクリートで止まります。 上記の内容を踏まえて説明しますが、放射能漏れなどとよく表現しますが放射能とは、放射性物質を指しているように思うのですが正確には放射性物質漏れの間違いだと思います。 放射能=放射性物質+放射線をわかりやすく指してると思います。 放射線は、管理区域内で止まるようになっていると思いますが、(レントゲン室等)区域外に漏れれば放射線事故と言うでしょう。

回答No.2

放射線事故というのは、実際に放射線を浴びたという事故だと思います。 放射能事故というのは、放射能が漏れたという事故だと思います。(放射能というのは放射線を出す能力のことです。)

  • First_Noel
  • ベストアンサー率31% (508/1597)
回答No.1

想像ですが,2つ可能性があります. 1. 用語の使い間違い. 「放射能」と言う言葉は特に日本人にはよく使われるものですが, 実際は間違った使い方で,「放射性同位体」や「放射線」のことだったりします. 2. 放射線事故は,業務内における被曝(被爆ではなく,念の為)のことなどで 使われるのではないでしょうか.レントゲン技師とか飛行機のパイロットは 常に高エネルギーの放射線に晒されるものなので, 大丈夫だと思われていたが実はこれが原因だった,と言うような.

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