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地学と生物地理学の関係
生物地理学とは、生物がある場所に存在するのはなぜかを探る科学のことであるということはわかりましたが、地学としては生物地理学はどのようにとらえているのでしょうか? また、その発展の経緯について詳しく知りたいのですがよろしくお願いします。
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ウェゲナーの大陸移動説の根拠の1つに、生物分布によるものがあります。 海を越えられないはずの生物の化石が海をまたいだ別々の大陸で分布しているということは、もともとその大陸はつながっていたという根拠になります。 自信は無いですがそのようなことから生物地理学は地学と結びついてきたのではないでしょうか? 参考になれば幸いです。
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- Time_drop
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沖縄の島々には、毒蛇のいる島といない島があります。毒蛇の出現する地質学的時代の地質構造の発達史を、毒蛇の分布も加えて推定する研究が行われています。下記に紹介する書籍は、中でもユニークな地質構造発達史を提唱している面白い書籍です。 生物地理は、地質学の中では「主」として扱われることはありません。地質構造発達史は、あくまでも「広義の地質調査」から編み出されるもので、そのアイデアである構造発達史に、後付けで、そのアイデアに合うような、生物地理を当てはめているというのが現状です。 私はある期間、偶然にも世界的に有名な貝の分類学者と一緒に過ごしたことがありますが、彼は独自の地理観をお持ちでした。しかし彼の考えていた貝類の地理学的分布発達史は、プレートテクトニクスによる大陸移動とは全く異なっていたため、彼は一切発表は行っていません。生物地理独自の立場からは、構造発達史は発言しにくいのが現状でしょう。 従って、互いに発展してきたものではありません。
お礼
プレートテクトニクスによる大陸移動と生物地理学は必ずしも一致しないということがよくわかりました。 ありうがとうございます。 しかし、一致するところもあるので全くもって無視できる関係でもないと思います。 これから、もう少し自分なりに探ってみようと思います。
- PiiYut
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国立大学の地球科学の学部を卒業した者です。発展の経緯などは分かりませんが、生物地理学は長い目で見ればプレートテクトニクスや地形、地殻変動などと密接な関係をもってくる分野ですよね。最近出てきた、これからの分野なのではないでしょうか。少なくとも、大学では『生物地理学』という授業はありませんでした(2年前ですが)。
お礼
私自信も同じ考えをもっています。 やはり、ウェゲナーの大陸移動説の生物分布に関係があると思ってます。 これから、もう少し自分なりに探ってみようと思います。 ありがとうございました。