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仏人政治家は異文化をバカにする?
- フランスの政治家が他国の文化を頻繁にバカにしている印象がある。
- クレッソン首相やサルコジ内相、シラク大統領などが異文化を非難する発言をしたことがある。
- フランス人は異文化をよくバカにするのかについて、他の例を知りたい。
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質問者が選んだベストアンサー
フランス人に共通することは、プライドが高すぎるということです。 フランス語保護政策を見ても以上です。たしかフランスの法律ではTV局は番組の60%がフランス国内で製作されたものを放映しなければならないとか、フランスで英語を使うと嫌な目で見られるとか事欠かないほどのエピソードがあります。 やはり二度の世界大戦で国が占領されたこととは無縁ではないと思います。プライドを持たないと外部から侵略されるという感情が無意識にあると思います。だから異文化をフランス文化より下に見てしまうのでしょう。料理でも世界一だと主張しますね。確かにイギリスの料理文化はフランスより乏しいけど、フランス人はそれをよく馬鹿にします。 ただ、フランスには植民地だった国からの移民が多くいますし、イスラム教徒もヨーロッパでは一番多くいます。これらの人と特にトラブルもないから、異文化には決して排他的だとは思いません。 石原都知事の指摘することはどうなのでしょうかね? 自分は大学時代にフランス語を学びましたが、発音と数字の数え方は本当に難しいというか、ひねくれてるとしか思えませんでした。
その他の回答 (12)
サルコジ氏の発言はシラク氏に対する批判であって(彼の日本好きは有名)直接的に日本を叩いたわけではないです。 フランス人は異文化に対してむしろ寛容だと思います。フランス国籍とは名ばかり、僕の隣人に先祖代々フランス人なんて一人もいません。 外国人政治家の批判や発言は誤訳が多いし、前後の話や原因を書かない、最悪なときにはメディアが煽っているだけのときもありますよ。わざわざ反感を持たせるような発言のほうが見出しとして使えますし。 そういう気になる発言は原文で読むのが一番の気がします。
お礼
サルコジ氏の発言は、真意はどうあれ明らかに日本に対する侮辱です。本人は発言を否定していますが、普段の彼の挑発的物言いから見ても、これは事実っぽいような気がします。
- bigskull
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再々度登場です。 「アリ」「黄色いちび」についてですが フランスたたきが大好きで、 フランスにまつわるでっちあげを報じた事もあるアメリカNEWSWEEK誌が「かつてそう言ったことがある」と報じたのが騒動の元で、いつどこでそんな発言をしたのかなど、一切詳しいことはわからないそうです。 その後クレッソンは再び日本人の生活の仕方を「アリのような生活」と言ったことがあるそうですが、それは高物価に耐え狭い住宅で暮らし、長時間かけて通勤する生活の仕方を指し、それをモデルにはしたくないという趣旨の発言で、日本がアリだとののしったわけではないみたいです。 文学的な表現が大好きなフランス人ですから、「言葉に気をつける」習慣がもしかしたらあまり無いのかもしれませんが、バカにしたということではないと思います。日本に対しても、フランスは全体的に親日家が多いし、クレッソン女史も日本に対して特に悪い感情を持っていた訳でもないのでは?
お礼
何度もありがとうございます。 クレッソン女史の発言については、ご紹介頂いた原文の内容だけでも、十分に日本を侮辱した意味に受け取れますが・・・。 日本の経済手法を「ルール無視」と罵り「世界征服を企む」とデンパ発言。物価や住居難に負けない勤勉さを「アリ」呼ばわりとは。 マスコミについては日本もフランスも変わりません。ルモンド紙など、石原発言に大騒ぎですからね。さらにはそれを真に受けての在日仏人の訴訟騒ぎです。そんなにご立腹なら、まずはイギリスにシラク発言の謝罪行脚でもすればいいのに。
- bigskull
- ベストアンサー率23% (112/479)
再度です。 しつこくクレッソン発言の件ですが、 日本に対してちょっとでも批判的な言論があれば、 "反日"のレッテルを貼って報道するのが彼らマスコミのお仕事です。 視聴率や発行部数至上主義の賜物です。 溜まりに溜まった紳士淑女の皆々様のうっぷんを、 外に向けることにも一役買っているわけです。 以下は毎日新聞に掲載された、石原氏の発言の抜粋です。 「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする。そういうものにしがみついている手合いが反対のための反対をしている。笑止千万だ。」 もしかしたら石原氏もクレッソン発言の報道の影響を受けて、フランスに対してよからぬ感情を抱いていたのかもしれないですね^^; 数を勘定できないとか、国際語として失格しているとか・・・ ( ´,_ゝ`)プッ 良くそんな事を言えたもんですねw
- bigskull
- ベストアンサー率23% (112/479)
その背景には フランス文化に強い誇りと自覚を持っている事があると思います。 伝統的にフランスはヨーロッパの文化・芸術の中心で、政治思想や科学の面でもかなり大きなウェイトを占めていました。また、伝統的にヨーロッパのインテリ層に教養としてちやほやされていましたから、そのような自覚があるのでは? ちなみに、クレッソン女史の発言の件ですが、 誤訳と歪曲報道の妙もあったようで、 原文を翻訳すると、 明らかに日本はわれわれの競争相手であり、ルールを守らず、何としても世界を征服しようとしているのです。…… (フランスおよび欧州にとって)明らかに日本は、安心して付き合えるパートナーではなく、油断のならないライバルであり、その経済活動は通常のルールから外れていますし、何としても世界中の市場を制覇しようとしているのです。…… となるそうで、日本を卑下していたというよりは、その力を恐れ、異常に強く警戒していたと言った方が良いのかも。 日本の強力な官僚組織とその経済的手法を警戒していたのだとか
どこの国にでもナショナリズムは存在しますしこれは消すことが出来ない物です。しかし世界が今のように比較的平和で協力的な関係を築いてこれたのはなんらかの相互の利点や利益が一致するところを見つけて友好的な関係を保ってきたからです。 ですから重要なのはナショナリズムとはそのように自分が一番だと思ってしまう側面を持っている物なのだということを理解して自分の国が一番だと思うのと同じように相手の国も自分の国が一番だと思っているのです。 つまり我々が他の国や外国人に対して差別的な発言やバカになんかしていないと思うのと同じように相手の国の人も差別的な発言やバカになんかしていないと思って強硬な態度に出ることがあるのです。完全に良いことしかしていない国なんか存在しないのですから相手国の悪いことを見つけて攻撃するのは簡単です。 ですからナショナリズムはそれを前提にして互いに利益が一致して得るような関係を持たなければ世界は成り立たないでしょうし今までこのような発展を人類は遂げる事が出来なかったと思います。
お礼
シラク大統領やサルコジ内相という、国際舞台での経験も豊かな大国の指導者が、ご指摘の視点を十分に理解していてくれればよいのですが。
- montebianca
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どこの国でも自国の文化・伝統・歴史は大事にするもんじゃないでしょうか? 政治家もいろいろあり、演説(スピーチ)の中で、そのフレーズだけを取り出すと、差別的・蔑称的表現もあるでしょう。都知事のような平衡感覚が欠けている方には、特に多いようですが。 日本の欧米に対する態度と、アジア諸国に対する態度には問題はないでしょうか?
お礼
>アジア諸国に対する態度には問題はないでしょうか? 特に問題は無いでしょう。もめてるのは、中国に南北朝鮮と、常軌を逸した国とだけですから。
- ipa222
- ベストアンサー率20% (903/4455)
フランスも中華主義と言われるように、中国と同様世界が自国を中心に回っているという認識をしています。 アメリカにはライバル心というか、自分たちが国をつくってやったとばかりに、見下した感覚が激しく、他の国は、さらに下にも下していますね。 ディズニーランドができるときも、大騒動でした。 野暮な施設ができて、フランスのレベルが下がるという・・・ 別に根拠があって思い上がっているわけではありません。昔からそうみたいです。 プライドではなく見栄ですね。
お礼
中国が中華思想を持つのは、東アジアの文明発祥の地として理解できますが、フランスは別に地域の文明をリードしてきたわけでもないし、ローマが来るまで野蛮人の国でしたよね。本当に根拠がわかりません。
- aozola
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石原知事の場合は、あの人は人間が小さいので、人を馬鹿にしたり悪く言ったりしていないと生きれないタイプなので、まあ、体質みたいなものでしょう。 フランスの場合は、フランスは中華思想があって、つまり、自分が中心だと言う考えの強い所なので、中国とかもそうですけど、人を馬鹿にしていないと生きれないのですね、まあ、これも体質みたいなものではないでしょうか、良くないことではありますが、まあ、フランスの場合は、仕方ないことだなと回りの国も思っているのではないでしょうか。
お礼
石原さんは結局、国内向けのローカル政治家ですからね。 フランス人の優越感は、周辺国も折込ずみで付き合っているということで、英国人もシラク発言に一々文句を言わない、ということでしょうかね。それに引き換え、このフランス語教師というのは・・・
- Quant
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三国人というのは、石原さんの年齢の人たちにとっては差別語なんですよ。 今の若い人たちにはそういったニュアンスはないようですが。
- dido
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くわしくは解りません。 が、フランス人は 『自国の文化に大変な自信と誇りを持っている』 とは言えると思います。 それでつい、他国に対して優越感を抱いたような言動が出てくるのかもしれません。 ただ、先の石原都知事のようなことを全ての日本人が思っているわけではなく、 (この発言は文句を言われても仕方が無いと思いますよ。 どうもこの方は『一言多い』タイプのようですね(^.^ ; 個人的に思うのは勝手ですが、(私だって、フランス語の数の数え方にはときどき気が狂いそうになります!◎-◎;) こういう立場の人が、こういうことを公に言う必要がどこにあります!? 政治家としては かなり????ですね。 どうも日本の政治屋さんって、『言葉の重み』を理解していない人が多いような気がします。 ましてや前述の方は、一応小説を書いていらしたんですよね。ちょっと信じられない無神経さです...) 話がずれましたが、 今パリに行くと 黒人の方がとても多いのに驚かれると思います。 フランスの文化というのは 純粋なフランス人だけが築き上げたのではなく、 世界各国のいろいろな人々を受け入れ,消化してきたことで成り立っています。 日本にもいろんな文化が入ってきていて 音楽でも食でも氾濫してはいますが それがさらに独自の文化を形成するまでには至っていませんよね。 気取っていようが、鼻持ちならない所があろうが、 この一点だけでも、フランス人はすごいな~ と素直に思います...
お礼
シラク大統領の発言など、やはりフランス人特有の優越感が影響したんでしょうか。 フランス語の件は、単に20進法的な数え方をしているだけなようで、慣れれば判りやすいですね。 フランスの状況は知らないのですが、日本もかなり異文化から独自の文化を育てていると思います。
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お礼
周辺には有力国が多いし、韓国と似た自意識過剰な国民性なのかもしれませんね。 以前、学校でイスラム教徒女性のスカーフ使用を禁じましたね。十字架アクセサリーなども禁じたそうですが、アクセサリーと宗教的戒律では意味が違いすぎます。スカーフぐらい、単なるファッション習慣としてでも認めりゃいいのに。結構異文化に排他的に感じますが。 石原都知事の発言は、仏文化優越主義に基づいて首都大学の学科構成に口出しする仏語講師に、怒り心頭に発して出た言葉らしいですから。優越感丸出しで行政に干渉すれば、そりゃ頭に来ると思います。