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偏光板の構造について
偏光板・偏光シートの構造を教えて下さい。 光学の本を見ても、平行な線の縞だけで、良くわかりません。 製品の仕様や、詳しいページのアドレスがあったら教えて下さい。
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noname#11476
回答No.2
基本的な構造は簡単なものです。 有機分子の中には、光を吸収する方向と吸収しない方向をもったものがあります。 これを2色性と呼んでいます。 これは、分子の構造上光の電場の振動を受けたときに、その電場の方向が共鳴する方向にあるかどうかで決まります。 この有機分子をPVA(プラスチックの一つです)などのポリマーの中にいれ、フィルムを引き延ばすと、中に入っている分子はその方向に引っ張られ、特定の方向に配列されることになり、特定の偏光方向の光を吸収する偏光板ができあがります。 なお、ここで有機分子を入れずにそのまま引っ張ると、波長板ができあがります。(円偏光させたりする) これは誰でも簡単に出来て、偏光板2枚を用意して、直交させると透過する光は暗くなりますが、この間にセロハンテープを色んな方向に張り付けた板(重ね張りするとよい)を挿入すると、セロハンテープの波長板としての機能を体験できます。 では。
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- so0417
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回答No.1
ここはいかがでしょう? 最近デジカメ用の偏光フィルタを買ったので、僕もちょっと興味を持って調べてみました。
質問者
お礼
大変有難うございます。非常に参考になりました。 日頃の心がけというか、好奇心、探究心を持っているのが 大事なのですね。積極的な姿勢を学びたいと思いました。
お礼
まさに目から鱗(ウロコ)がおちたようにわかりました。 有機分子で偏光板を作る方法が納得できました。 さすが専門家ですね。(失礼な言い方に聞こえましたら御免なさい) 私も人に教えるくらいになりたいです。見習いたいです。