- 締切済み
ひとの嗜好は決められているんでしょうか?
嗜好にはもちろん因果系列も影響するでしょうけれど、 そうでない部分ってあるんでしょうか? それとも、私たちの好みは完全に因果系列の枠組みに収まってしまうものなんでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- littlekids
- ベストアンサー率10% (6/57)
因果系列という言葉を、此処では、 客観的な意味で利用なさっていない様ですね。 つまり、個々人の論理的な判断によって、 嗜好性が決められざるを得ないのか、という内容の質問が、 このページでは投げかけられているのではないですか。
- http://nannztte.blogspot.com/ http://nannztte.blog(@Nannztte)
- ベストアンサー率11% (3/26)
対象xは対象xの補完相補性で成り立っているので人もまたしかりÖ³
- kigurumi
- ベストアンサー率35% (988/2761)
臓器を移植手術した人の人格や食べ物の嗜好がガラっと変わってしまった とか、一卵性双生児の性格は他の兄弟に比べてずっと似ている とか 同じ人を好きになる とか 結構遺伝と嗜好は関連しているんじゃないかと言われています。 因果の枠組みから脱出する手っ取り早い方法は、催眠で、催眠をかければ嗜好を変化させることができるが、残念ながらそう長くはかかり続けないので、結局 催眠が徐々に解けてくれば、元の嗜好に戻ると思います。 ということで、因果律から人間は逃れられないと思う。 蛇足ですが、、、 嗜好は個性でもあり、その個性が変わってしまう典型的な例が多重人格。 しかし、この多重人格も結局因果がらみで、多重人格のメカニズムを知れば、前世の人格が出てきたとか、宇宙人に乗っ取られたとか、悪い霊がその人にとりついたとか そういうものじゃあなく、人間の防御本能によってなっているとわかる。 結局 因果。 因果から抜け出すには、本来の脳を壊すしかない。 例えが悪いが、脳溢血で倒れた人が、その前までは穏やかで気配りがきく優しい人だったのに、倒れた後は凶暴で人と悪口を言う嫌われ者になってしまった というのは、今まで統合していた機関が破壊されダメージを受けたので機能しなくなって、生き残っている脳細胞で世の中を見て、生き残っている細胞で、他人とコミュニケーションをとっているから。 じゃないかと。 そこで、凶悪な殺人者を殺さず、その脳の凶暴になる部分を切除してしまえばいい ってなったのが60年代頃まであったロボトミー手術らしい。(今では行われていない) 結局 そういう個性を受け入れる社会に変化するか、排除する社会にするかってことだと思います。 躁うつ病だって一つの個性で、薬によって人為的に本来の脳の活動を押さえているので、改造しているわけで。 これは本人が辛い のはそうだが、家族や周りがその状態に我慢ならんとなって、改造を望んでいる部分も大きいと思う。 人は仲良くしたいという嗜好がこの社会にあり、その枠に収まらない人は排除してきた社会がこの人間社会の嗜好で、今もその嗜好を世代間で継承していると思う。 そう考えると、自分もそうかなぁ その枠組みの中で生きているってことなんだなぁ・・・と思える。 しかし、理解したいという欲求もあるから、趣味=人間観察 になっているんじゃないかと。 この行為も因果律だとすると、、、なんなんでしょうね。 自由意志って。
- kaitaradou
- ベストアンサー率8% (102/1147)
必ずしもご質問を通して求められているものが分からないのですが、こんな風には考えられないでしょうか。生まれつきの好き嫌いというものは変えられないことは認めるとします。しかし一方人はいろいろな道具などを使って嫌いなものを好きにすることができます。又できないことをできるように変えてしまいます。最後の受け取り方は帰ることはできないにしても素材のままでは嫌いなものを好きなもののように味あうことはいくらでも可能になります。結論としてはご質問に対する答えはイエスでもノーでもないということになるのではないでしょうか。
- hw4183
- ベストアンサー率17% (15/86)
嗜好の意味が広いので、、、、ちょっとわかりにくいのですが、 生まれつきの性格があるように、心の深い部分に関係してることが多いと思います。魂として観ると転生輪廻の過程で、魂の癖とでも言うべきもの(カルマ)があります。 理性、知性、感性、悟性、などは生まれつきの個性として備えています。 もちろん環境や努力によって変わっていくものではあると思います。 うちで飼ってる鳥や犬でさえ、同じ環境のはずが 全く違う嗜好を持ってますね。
- Helfgott
- ベストアンサー率44% (66/149)
「因果系列」というのは、「遺伝子レベルで先天的に決定されて いる」という意味でしょうか。確かに、そういう面もあるでしょ うが、そうでない部分も多々あるでしょう。 例えば、クラシック音楽をよく聴く人間と、聴かない人間の 年収、学歴、あるいは成育環境などを統計的に調査するなら ば、おそらく統計的に有意味な因果関係が見出せると思います。 あるいは、「週刊ヤングマガジン」を読む人間と読まない人間 を比較してみても、おそらくなんらかの因果関係が証明できる でしょう。 ここで私が焦点を当てているのは、ある人間の「階級・階層」 だったり、「社会的関係」が嗜好を決めているのではないか、 ということです。「クラシック音楽は金持ちが好む」というの は、俗論っぽいですが、ある程度真実でしょう。 あるいは、嗜好はその人間の身近な人間の影響によることが 多いはずです。ヤンキーや走り屋仲間の中にいるならば、そ の手のマンガが多い?ヤンマガを読むことが多いかもしれま せん。 ものすごくわかり易い例を出してみましたが、個人の嗜好を 詳しく検証すると、そういった、個人の社会的環境があぶり だせるかもしれない、と思いますが、いかがでしょうか。 (専門的には、P・ブルデューやその影響を受けた社会学者が、 詳しく研究しているはずです。)