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メタノール入りの酒

化学とは少々カテゴリーが違うかもしれませんが 純粋なメタノールは刺激臭があって、エタノールとは簡単に区別できそうですが、酒に混入するなどして薄まった場合には区別できないのでしょうか? 少量メタノールの混じったエタノール飲んだ場合に味はエタノールと同じなのでしょうか? メタノール入りの酒が造られるのは、ただ単に製造者の知識不足なのか、それとも確信犯的に少量混ぜていたところ分量を間違えて事件に至るのかという疑問です。

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  • AUGQX-MAN
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回答No.1

密造酒は安い工業用のアルコールから作られる事が多いからです。この方が密造者にとっては穀物などからまともに酒を作るより、場所や手間が掛からず利益を多く上げる事が出来るからです。 国はお酒から酒税を取っているので工業用アルコールから密造酒を作られると我慢できないので、工業用アルコールを飲めないように有毒なメタノールを添加してしまうのです。密造者も諦めずにアルコールからメタノールをあれこれの手(蒸留方法など)を使って取り除くのですが、これが100%分離に成功するはずがなく少量のメタノールが混じってしまうのです。で、メタノール入りの密造酒で目がつぶれるなど被害がでるという訳です。 体の中にはアルコールを分解する酵素がありますが、メタノールも同じように分解してホルムアルデヒドに変化します。このホルムアルデヒドが大変有害な物質で、目にある網膜のタンパク質と結合しやすく簡単に失明してしまったり、体中のタンパク質が破壊されるので死んだりしてしまうのです。

参考URL:
http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/formaldehyde/formaldehyde.html
dahho
質問者

補足

回答ありがとうございます。 密造者は変性アルコールからエタノールを分離しようとして失敗したということだったんですね。

その他の回答 (3)

  • AUGQX-MAN
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回答No.4

N0.#1の回答者です。日本でも戦後は「バクダン」とかいう密造酒があり工業用エタノールを利用して作ったものもありました、当然有毒なメタノールが入っているので失明者や死亡者がでたそうです。 発展途上国では教育が行き届いてないので、メタノールとエタノールの区別がつかない。メタノールの有毒性を良く分かってないなどの理由で安直に利用してしまうというのも理由の一つかもしれません。お酒は1番良く売れる商品ですから、お金のためなら人を犠牲にしても構わないという人々が居る事も問題なのかもしれませんが・・・。 発展途上国の安いお酒は危険ですね。記事にあるようにアルコール濃度の高いウィスキーなどの蒸留酒はかなり危ないです、ビールやワインのような醸造酒は比較的安全だろうとは思いますが・・・こういう国ではお酒は信頼できる店で買うか飲まない方が賢明ということですね。

dahho
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

回答No.3

お酒も成分はエタノールですよ。 先の方もおっしゃっていますが、メタノールは代謝の過程でHCHOホルムアルデヒドを生成します。これは視神経に作用し失明します。

dahho
質問者

補足

変性アルコールの製造業者はメタノールの危険性を知っていて、わざとエタノールに混ぜて飲めないようし、密造業者はそれを知りつつ裏をかいてメタノールを取り除こうとして、失敗した結果、事件が起こるというシナリオのようですね。 失明までにならなくても、発展途上国の安い酒には微量にメタノールが混じっている危険性があるのではないでしょうか?

noname#160321
noname#160321
回答No.2

最近はGDPも上昇中ですが以前インドで婚礼などのパーティー時にお酒が足りず、メタノールを飲んで大量の死者が出たことがしばしば報じられました。 酔ってしまうと良く差が分かりません。初めのうちは良いのですが、ホルムアルデヒド、蟻酸が生じてきて(実際にはもっと複雑な過程ですが分かり易く言うと)死にます。 なおメタノール中毒時のよく知られた対処療法はエタノールの飲用です。今はもっと良い方法があるのかな?

dahho
質問者

お礼

発展途上国では結構、造られているようですね 下記の記事を読んで疑問に思ったので質問しました。 http://www.asahi.com/international/update/0628/008.html 最後に書いてある工業用メタノールは間違いで、工業用変性アルコールなのでしょうね。

dahho
質問者

補足

確かに酔ってしまえば分からないかもしれませんね。でもそれなら、わざわざリスクを犯さなくても水でも混ぜておけばいいのではないでしょうか? メタノールを混ぜようとしたのではなく、変性アルコールを混ぜようとした、というのならわかります。