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脳梗塞患者 清拭 方法

脳梗塞患者さんの清拭の留意点を教えてください。 清拭の方法はわかりますが、どの文献を探しても留意点がありません。 こまっています。 お手数だと思いますが、教えてください。

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  • KAAZ
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回答No.2

こんばんわ。先日、食事介助のご質問をされておられた方ですね。 先ずは肩。 Br.stage1ですとブラブラ状態で骨間が開いていますし、stage2や3でも大胸筋に引張られてアライメントが狂って亜脱臼状態ですから、脱臼予防に留意です。(注:文字化けしないように普通の数字で書いてます。) 片麻痺pt.の肩関節に生じる疼痛の80%以上は、ROMエクササイズや看護の仕方が悪い事に起因すると言われています。ですから、そのような2次的損傷を引き起こさないように気をつける必要があります。具体的には… そのpt.の他動的ROMを、実際の清拭動作前に「予め動かして体感的に知っておく」事! 肩関節を他動的に動かす方向を間違わない事!! 肩を屈曲や外転方向に動かすのでしたら「最大伸展位~90°屈曲or外転」迄は、内旋を伴うように動かします。「屈曲or外転90°を超える時」には今度は外旋を入れながら動かします。 肩の動きは、「肩甲上腕関節」と「肩甲骨自体」の動きの総合的運動になります(ex.コッドマンリズム)。 「肩甲骨を動かすようにしたら肩甲上腕関節もつられて動いた」というようなイメージのほうが安全です。上腕や肘・前腕等を掴んで動かすは関節が不安定であり危険です。先ずは肩甲骨を外転させるなどして肩甲帯の動きを引き出しましょう。 上記の事は、「端座位のまま」「背臥位→側臥位」でおこなう場合のどちらにも言えます。麻痺側を下にした側臥位とするときには、肩Jo.部分が体側に押し潰されないよう、予め必ず少し外転させてからおこないます。 他には、 深部感覚障害や空間失認などで座位バランスが悪い人の場合、端座位状態で行う際は、安定の確保=転落防止に留意です。 表在温度覚障害の場合には、熱いタオルで拭かれても平気な顔をしていて、後になって「2度の熱傷」なんて事故も実在します。そうならないよう 清拭タオルの温度管理にも留意。 左半球損傷ということで、失語=コミニケ障害の可能性も頭に入れておくよう留意 かも(笑)。 自立のためのADL訓練を含んだ清拭動作ですと、利き手交換を含めもっと細かな留意点(患側無視への対応等)があれこれ出てきそうですが… とりあえず一般論的には、上記のようなところで如何でしょう。的外れな回答になっていたらゴメンナサイ。 ちなみに当方、Ns.ではありません。在宅や福祉施設医療に携わったり経営するなかで、看護師さんに教える機会も多い複数資格保有セラピストです。

vividy
質問者

お礼

KAAZさんこんばんわ! お礼が遅くなりました。 肩だけでも留意点がたくさんあるのですね。 最終的には自立が目的ですので、ADL訓練も必要ですよね。 今回もたくさん勉強になりました。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • KAAZ
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回答No.1

こんばんわ。はじめまして。 清拭方法を既に御存知とのことですが、何をお困りになっておられるのでしょう? 脳梗塞云々というように疾患名で区別するのではなく、各被清拭者の身体状況等(ROM・筋力・表在覚・深部覚・麻痺のBr.stage・筋緊張異常のタイプ・高次脳機能障害の有無・ADL能力など)を良く観察なさって、総合的判断に基づいて、どのようにサポートして差し上げるのが最良か考えて行動に移る必要があります。 ですから、今現在申し上げられるアドバイスは、脳梗塞の患者さん(利用者さん)と一言でいっても、梗塞巣がどの部位にあるのかによって、清拭方法もまったく違ってくる という事でしょうか。

vividy
質問者

補足

こんばんわ。早速お返事ありがとうございます。 KAAZ さんには、前回も教えていただきました。 専門家と書いてありますが、看護師さんでしょうか? 右片麻痺の患者さんで60歳の女性です。 看護過程の授業で、この女性は架空の人物です。 この患者さまは右利きでしたが、脳梗塞で右手が不自由になりました。 清拭をしたいと思うのですが、どういうところに留意点をおいたらいいのでしょうか。

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