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脳梗塞の早期離床について
脳梗塞を発症して早期離床を推奨されていますが、全身状態が不安定な症例に関しては安静を強いられます。離床禁忌の症例というのが文献を読んでも具体的に記載されていません。脳梗塞急性期の患者さんの離床を進めていく上で注意しなければならない事を教えてください。特に循環器・呼吸器系について詳しく知りたいのですが分かる方教えてください。
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- rnmii
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検査技師では言葉が足りませんでした。 ECGやecho・EEGを専門としているので日々様々な症例を 実際に検査で関わる中でみている友人です。
- rnmii
- ベストアンサー率76% (26/34)
昨日のatusaoさんのご質問内容と私の返答内容 が微妙にずれていることを私自身自覚しておりました。 再度回答しようと考えましたが十分に伝えるだけの材料がなく、 申し訳ない気持ちでした。 本日友人(脳卒中専門病院で勤務している検査技師がいました(^_^))に 連絡をとりましたところ 脳梗塞発症により心機能に及ぼす影響というのは 検査をしている中でも特に感じられないという返答でした。 昨日申し上げたように基礎疾患があっての脳梗塞ということで、 脳梗塞による新たな心機能の変調という構図は難しい様です。 ただ、脳梗塞ではなく、くも膜下出血等によるものでは 心機能への影響というのは周知されている通りございます。 返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 どうぞ積極的に学ばれ、ご活躍されること期待しております。
- rnmii
- ベストアンサー率76% (26/34)
補足ありがとうございます。 それではまず、 心原性脳塞栓症についての循環動態を見ながらの離床援助から。 脳梗塞発症によって心機能の変調を来すではなく、 基礎疾患として心疾患(心房細動、心筋梗塞、弁膜症等)があります。 このことからatusaoさんのおっしゃる 脳梗塞が及ぼす循環器への影響という点の解釈が違うことがご理解いただけますか? あくまでも基礎疾患があり、脳塞栓を生じるということです。 呼吸器系の管理が必要なのは、梗塞巣の存在により脳への酸素化が減少します。酸素化の低下により、脳浮腫の助長を来します。 その為、超急性期・急性期には酸素化を図る必要があるとされています。 ここまで、atusaoさんがご質問なさりたいことと 私がご返事させていただいている点とで相違がありますでしょうか。 もし、異なれば再度ご返事させていただきたいと思います。
お礼
rnmiiさん。親切に教えてくださってありがとうございます。 脳と心臓を別々で考える。脳梗塞を発症したことで元来の心疾患は変調を来たさないということですね。自律神経障害等により、循環動態が変動するため段階的離床が推奨されていると解釈をしました。 もっと勉強に励みます。
- rnmii
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脳梗塞と言っても広義ですよね。 おそらくatusaoさんは医療従事者・又は脳卒中に関して知識のある長けている方であると思い、ご返事させていただきます。 アテローム血栓性脳梗塞や、ラクナ梗塞、脳塞栓症によっても異なりますし、BADの様に進行性の高いものであれば、更に慎重となります。 また、血圧管理についてもそれぞれ梗塞・治療内容によっても目標値が異なりますし、(高く維持したい場合や出血のリスクがあり高い血圧管理ではいけない場合等)一概に離床禁忌はこれだというのは…。 差し支えなければ事例での提示していただければ検討は可能であると思われますが。
補足
rnmiiさんありがとうございます。 私は学生で実際の患者さまを診たことがないため事例を提示することができませんが、脳血管障害の早期離床に非常に興味を持っています。 アテローム・ラクナ梗塞の離床はこまめにバイタルチェックし自覚症状を見逃さなければ段階的離床を進めることができると思うのですが、心原性脳梗塞の場合はリスク管理が最も重要ですよね。血圧管理に関して生理学的に「上げすぎず下げすぎず」というは理解しています。しかし、脳梗塞を発症したことで元来の心機能がどのように変化し、離床を進めていく上で阻害となるのか知りたいです。
お礼
rnmiiさんは本当に親切な方ですね。 非常に勉強になり感謝しています。まだまだ勉強に精進し、患者さまのお役に立てるよう頑張りたいと思います。