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service provisionとservice deliveryの違い。

翻訳過程で「service provision」と「service delivery」という2つの言葉が出てきました。どちらもサービス提供と訳せますが、違いはなんでしょうか?とくにイギリスでは、2つはそれぞれ違った意味で言われているものでしょうか?

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noname#11434
noname#11434
回答No.1

 印象ですが、たとえば介護保険下のサービス状況などを言う場合に、必要な数だけの訪問介護事業者がそろっており、それぞれの事業者にも経験豊かなスタッフと組織立ったポリシーのあるノウハウが十分に備えられている場合、このような状況を "service provision" が十分であるといってよいのではないでしょうか。  いっぽう、"service delivery" は、サービスを利用する人々の居宅にまで実際にスタッフがおとずれ、プランに基づいたサービスが届けられている状態やそのレベルといってよいかと思います。  つまり、「備え」と「配達」、「サービス提供能力」(潜在的提供)と「サービス実施状況」(カウントされた提供)、帳簿的には「仕入れ」と「売り上げ」といったニュアンスではないかと想像します。具に確認を取ったわけではないので、言葉から受けた印象ですが、このような感覚で文脈と合わないでしょうか。  または、時間的に捉えて、現在のサービス到達状況を"service delivery"、今後充実させていく方向や目標的な数値を"service provision"と捉えた使い方もできるかもしれません。  私の思い描いた絵柄。かごいっぱい( like in Cornucopia )に、葡萄やらオレンジやら、パイナップルやレモン、フルーツをいっぱいに抱えた人が現れます。これが、《 provision 》。かれの手から、葡萄二ふさと、オレンジを一つ、別の方が実際に受け取ります、これが《 delivery 》です。大地と光と水に由来し、人の手をつたって人のもとに届けられるもの、それが《 service 》です。

papiko30
質問者

お礼

なるほど!サービスが準備されているということと、実際にそれが利用者のもとに届くということは別々の課題ですものね。わかりやすい説明をありがとうございました。このことを念頭に置きながら、もう一度読んでみますね。

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