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「財布を落としましたよ」と「財布が落ちましたよ」の違いについて

台湾で日本語を教えている台湾人です。 ちょっと質問をさせていただきますが、 道で人が財布を落としたのを見た時、「財布を落としましたよ」と言いますか。それとも「財布が落ちましたよ」と言いますか。 もしどちらでもよい場合は、その違いは何ですか。 教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shagaraku
  • ベストアンサー率33% (96/287)
回答No.2

こんばんは 用法としてはどちらも正しいです。 どちらの表現でも特に違和感はありません。 行為を指摘するか、事象を指摘するかの違いです。 厳密なニュアンスの違いについてですが、日本語は主体や主語を明確にしない傾向があること、人を非難しているような誤解を避けるために、事象の方に力点が置かれるような表現が選ばれることもあるということなどが考えられます。

chiu92
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 私もそう思いますね。今までの経験から見れば、やはり「財布が落ちましたよ」のほうが多用されているんじゃないかと思いました。これでほっとしました。

その他の回答 (4)

  • azuki24
  • ベストアンサー率49% (907/1826)
回答No.5

他動詞の「落とす」には、物・事柄・人などを「紛失する・失う・なくす」という意味もあります。 たとえば、「財布を落とす(落とした)」「命を落とす(落とした)」など。 自動詞の「落ちる」は、このような用法はありません。 「財布が落ちる(落ちた)」は、地面や床に落ちたことは同じでも、紛失したとは限りません。 「命が落ちる(落ちた)」とも言いません。

chiu92
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 とても参考になりました。

  • marth
  • ベストアンサー率36% (24/65)
回答No.4

概ねNo.3の方の意見にも一理あると思うのですが、別の見方で説明してみます。 「財布を落としましたよ」は、「(あなたは)財布を落としましたよ」という文の主語が省略されたものだと考えることが出来ます。英語では「You fall down your wallet (to the ground).」とでもなるのでしょうか。 (私は英語が下手なので間違っていたらごめんなさい。) 次に、「財布が落ちましたよ」は、「(あなたの)財布が落ちましたよ」という文章で、財布を主語にした無生物主語の用法になっています。英語にすると「Your wallet was fallen down (to the ground).」となるのでしょうか。 どちらを主語にするかの違いだけで、意味は同じになります。

chiu92
質問者

お礼

やはり主語が違うだけで意味は同じですね。 英語で説明してくださってありがとうございました。

  • caesar-x
  • ベストアンサー率48% (101/208)
回答No.3

両方とも会話で使えます。どちらも不自然ではありません。 違いはもちろん主語です。 仮に落とした人をA、それを告げる人をB、財布はポケットから落ちたことにすると (Aが気づかずに)財布を落としたことを、BがAに伝える場合、 財布が(Aのポケットから)落ちたことを、BがAに伝える場合、と解説できるでしょう。 日本語は物でも人でも主語にできるので、 Aが落としたという構文と、財布が落ちたという構文の両方ができます。 意識か無意識か、というより主語の違いだけです。 落としたんだから当然、無意識でしょうが。

chiu92
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 よく分かりました。とても参考になりました。

  • osaakna
  • ベストアンサー率17% (9/52)
回答No.1

誰かの持ち物が本人の意識しない間に落ちた場合は、「財布を落としましたよ」で良いと思います 「○○が落ちましたよ」は、置いてる物が落下したときなどに使いますが 「財布が落ちましたよ」でも意味は伝わります。

chiu92
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 本人が意識するかしないかで頭を悩ませますが...

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