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民事再生を申請中の会社の株について

民事再生を申請中の会社の株を持っていますが、今月末に株主総会をすると案内が来ました。その書類の中で株主名簿を見たところ、昨年まで60,000株を所有していた投資育成(株)の名前が無く、その分が役員1名に乗っていました。これは、投資育成(株)が買取を求めたためでしょうか。またその役員は連帯保証をしていて、差し押さえを受けているはずですが、身内からでもかりて払ったのでしょうか。いずれにしろ倒産会社の株の買取要求を投資育成会社がしていいものでしょうか。彼らは、業績等判断してプレミア付で投資をしたわけですが、以後の株取得者は、プレミア付で買っています。今となっては反故同然と思っていますが、導いた投資会社が、損害をまぬかれたように見える今回の株の移動は納得しがたい思いでいるのですが、間違っているでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • dongry
  • ベストアンサー率73% (58/79)
回答No.3

投資会社が取得時よりも低い価額で売ることはよくあることです(「よくある」というと語弊がありますが…)。 例えば、@10万円で取得した株式を泣く泣く@1円で売却する、こういうことは実際にあります。 基本的に、投資会社の投資判断は人間が行いますから、いかにプロとはいえ失敗は当然あります。失敗した場合、満額回収できる可能性は、実際には非常に低いのです。 投資会社は保有している株式を何とか売却したいと考えるのですが、そもそも買い手を見つけるのが困難ですし、仮に見つかったとしても倒産寸前あるいは倒産企業ですから足元を見られ、非常に低い価額でしか売却できない場合があります(そういう場合の方が多いです)。 高値で引受けてくれる買取先を見つけることにエネルギーを割くよりも、損失は確定させて他の有料案件を発掘することにエネルギーを集中させるのが投資会社の方法です。 ですから、失敗が明らかになった段階で、投資会社のB/S上から消してしまう(=売却する)ことを考え、その企業の役員などに買い取ってもらうことが多いのです。 もちろんその役員の方も資金力はありませんから非常に低い価額となります。 投資会社としては「致し方なし」なのです。 質問者様のケースはこうしたケースに該当すると考えられます。 ちなみに、彼らは、 (1) 投資元本の回収の見込みがない場合、とりあえず見込みで引当てを行う、 (2) 実際に売却するなどして損失が確定したら、引当てと損失確定分の差額をさらに消却する、 という経理上の手続を取っています。

kawabe10200
質問者

お礼

大変よく解りました。安価でも処分するということですね。買い取った役員は代表取締役に直っています。倒産企業の明日もわからない状態の中、投資会社か役員会の方でその役員一人にリスクを負わせたように見えたので、質問してみました。総会の席で詳細を聞ければ聞いてみたいと思います。 有難うございました。

その他の回答 (2)

  • sapporo30
  • ベストアンサー率33% (905/2715)
回答No.2

買取請求をしたのか? それともその役員さんが、買取たいと申しでたのか? いずれにせよ、倒産会社の株券の価値は かなり安いですので、多額のお金は動いて いないのではないですか?

kawabe10200
質問者

補足

投資会社は公的な性格を帯びていると思うので、価格を下げて売ることはないと思っていたのですが違っているでしょうか。

  • jyamamoto
  • ベストアンサー率39% (1723/4318)
回答No.1

貴方が納得しがたいと思っているのは、道義的なものでしょうか? 株主は、その会社の業務執行に対して株式を保有している範囲での有限責任を負うだけの話ですから、法律的にはなんら問題ないことでしょうし・・・。 道義的な問題にしても、売買の時期にもよりますし、仮に道義的責任があるとして、責任云々をいう資格があるのは債権者の人だけでしょう。他の株主は自己責任で株主責任を被るだけの話です。

kawabe10200
質問者

補足

御回答いただき有難うございます。 倒産時以降でも、株の売買が行われて問題ないことはわかります。ただ、買い取る必要も、義務も無いのも事実だと思います。倒産会社の株を、個人で取得するには大きな金額ですし、まだ再建案の承認も受けていないこの時期に、 必要ない変化があるのは何か胡散臭いものを感じて質問をしてみました。

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