日本で事業をすると大抵の場合、いくら嫌でも連帯保証人が必要になります。事業には借金がつきものですし、そのためには政府系の金融機関も一流銀行も当たり前のように保証人を要求しますから。いくら将来性のあるビジネスでも、業績が良くても、とにかく「保証人を立てろ」の一点張りなのが日本の金融機関です。住宅ローンでは保証人を立てろとは言われませんから、普通のサラリーマンの方はこの辺の事情がピンとこないのではないでしょうか。
私はバブルのころ、親友が起業するとき連帯保証人になりました。日本の保証人システムには疑問を感じるものの、この国で起業するには絶対に連帯保証人が必要だと納得しましたので、彼の起こした会社の役員になり連帯保証人になったわけです。当時は若くて失うものがありませんでしたから、最悪の場合は自己破産すればよいとも思いましたし。
起業後しばらくは、会社も軌道に乗らず私まで一喜一憂しましたが結果的に成功し、私は驚くほどの報酬をもらいました。また、役員になっているので自分まで事業家気分になれ、もうひとつ別の人生を歩んでいる気分です。後に私は難病を患いましたが、自分のコネで名医を探したり個室代を払ってくれたり、本当に良くしてくれました。
とはいえ、一般的には保証人になるメリットは特に無いでしょうね。ただ、質問者さんのようにリスクは無条件に回避する生き方もありますが、私は保証人になって金銭的にもプラスだったし面白い経験をさせてもらったと思っています。
お礼
起業家の場合なら考えますねー。 ただ保証人というより出資かな。 私も株や先物取引をやっています。 先物取引と聞くと普通の人はしくみすらわからず詐欺と思うでしょうけどね。