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連帯保証人について
連帯保証人が必要な家に住んでいる場合、連帯保証人の人が亡くなり、代わりに連帯保証人になってくれる人もいなかったら、引っ越しを要求されるんですか?
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- fujic-1990
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不動産賃貸業を営んでおります。 基本的にはそうです。つまり、退去を要求することになるのが原則だと思います。 しかし、誠実に事情を話して相談してもらえて、それまでの暮らしぶり次第では退去を求められないのではないかと思います。 大家にとって何が怖いかというと、ろくでもない使い方をされる(例えば建具などをボロボロにされる)のや、家賃を払ってくれない人にいつまでも居座られることです。 例えば家賃など、払ってもらえなくても、払ってもらったものとして「税金払え!」と国(税務署)から要求されるんです。払えなければ高利貸しが裸足で逃げるような高利の延滞税も要求されます。 家賃が入らないだけではなく、その人の家賃分の税金をほかから借りてこなければならないという、いわゆる往復ビンタを、国からもらってしまうのです。 「そんなヤツ追い出せばいい。追い出さないのはオマエの勝手!カネ払え!」と言って国から「罰金」を取られているのと同じです。 大切に使ってもらえなかったり、家賃を滞納したりされた時のための「連帯保証人」なので、大切に使ってもらえ、家賃も滞らせない人だと思えば、何が何でも連帯保証人が必要ということではないのです。 追い出せばその罰金のような税金を払わなくて済みますが、空室にせず、家賃をもらい続けたほうがもっといいんですから、必ず引っ越しを求められるということではありません。 私なら、この人なら連帯保証人の出番はないな、必要ないな、と思えれば、退去を求めることはしません。 ほかの大家も同じだと思います。 常々トラブル(例えばタバコの吸い殻をアチコチに投げ捨てていたりゴミの分別をしないでゴミ出ししたり隣室どうしでケンカしたり)をおこさない。家賃支払いを遅らせない。バレる前に連帯保証人が亡くなったこと話して相談する。 などなど、誠実に暮らしていれば、追い出されることについては、それほど心配しなくてもいい経済情勢だと思います。