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「どっちみち」について
「結局は」や「いずれにしても」という意味で使われる「どっちみち」。以前東京に住んでいた頃に、「どのみち」という言い方をしている人がいて、「そういう言い方もあるのか。」と一人で感心した記憶がありますが、「どっちみち」が二択っぽいのに対し、「どのみち」は二つ以上の選択肢があるように思えます。これらの表現について、由来的に何か違いがあるのでしょうか?(江戸は道が複雑なので同じ所に行くにも何通りも行き方があった等) ちなみに私の故郷兵庫県の淡路島では「どっちゃせ」と言います。「どっちゃ」は「どっち」の方言、「せ」はおそらく「瀬」のことだと思います。淡路島では道を歩くより瀬を渡るほうが一般的だったのでしょうか。 ばかばかしい質問ですが、興味のある方はご回答ください。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。東京生まれで、一応、東京人です。 東京では、どっちみち・どのみち、確かに両方とも 使いますね。 一見、「どっちみち」は二者択一、「どのみち」は 三者以上択一ですが、ちょっと視点を変えて。 英語の「which」は、日本語訳は「どちらの」ですが、 これは二者択一のみならず、三者以上択一の場合にも 使いますよね。それと同じ使い方と思えばよいのでは? 特に根拠がなく、語感だけでの回答ですみません。 ちなみに、私は「どっちみち」を使います。 江戸っ子・下町風には、こちらのほうがよく合うと 私は感じています。「どのみち」は山の手風かな。 こんな風に。 ・「どっちみち~なんだからよう、~じゃねえか」 ・「どのみち~でしょうね、~じゃないですか」
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No.3のjanvierです。 面白いといえば、英語でも「いずれにせよ」ということを 「in any way 」と言うことです。これ、まさに「どのみち」ですよね。
お礼
ありがとうございます。 ------------------------------------------------ この質問はここで締め切らせていただきます。 今回の質問と回答を踏まえて、別の質問をしたいと思いますので、ご興味があればそちらにもご回答ください。
- freeway55
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東京生まれ、東京育ちです。 「どっちみち」も「どのみち」も聞きますが、自分で使うときは「どっちみち」です。 「どっち」という言葉は「どちら」の東京弁と聞いたことがあります。もちろん、東京以外でも広く使われている言葉ですが、そんな気もします。 英語のanywayという言葉は会話でよく使いますが、その使い方が、日本語の「どっちみち」と同じなので好きです。そのまんまですから。
お礼
ありがとうございます。 そういえば英語でもそうですね。言葉とは不思議なものです。 ちなみにスペイン語では"en todo caso"ですから、道とは関係ありません。
私は元々東京人ですが「どっちみち」が正しくて「どのみち」は東京へ出てきた人の気取った言い回しではと思っていました。 少し前の少年漫画で、たがみよしひさ氏あたりがよく科白としてどのみちを使っていたように思いますが、あれすごく気になりますね。 あと気になるのが、「~した事がある」を「~したときがある」という人。テレビでは飯島愛氏が連発しますね。 これも気になるいやな言い方です。
お礼
ありがとうございます。 確かに東京でも「どっちみち」を使っている人はいました。今思えば、「どのみち」を使っていたのは、多摩・八王子方面の方に多かったような気がします。その方々が元々どちらの生まれなのかは知りませんが。
このご質問と、そのお答え、とても楽しく有意義に読ませていただきました。 たしかに「どの道」も「どっち(の)道」も「どっちゃ(の)瀬」(これ、とてもいい表現ですね)も、すべて、どの選択肢を採っても結果は同じという意味。 ただ、わたしには「どっち道」はやはりどこかwhitchというか、二者択一的、「どの道」はanyというか、沢山の選択肢がある.......という風に受け取れます。 しかし、その違いはあくまで大した違いが背景にあるわけでなく、ただ、そこは江戸っ子らしく、出来るだけ縮めたという程度のことではないのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 この質問をする前から、この違いに大した背景がないのでは、「どのみち」が使われるのは東京だけではないのでは、という二点は頭の中にありました。皆様のご回答を拝見しても、たいした違いはないのでは、という意見が多いようですので、本当にないのかもしれません。 「どっちみち」「どのみち」「どっちゃせ」以外の表現をする地域があれば、ぜひ教えてほしいです。
- gorou23
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確かにそういう印象をうけますが、「どっちみち」が 二択に限るということはないでしょう。。 どっちみち→「どちらの道を選んでも」 どのみち→「どの道を選んでも」 ということだと思うので意味合いは同じですよね。 ただ「どちらの」「どの」の違いで、「どの」の ほうが選択肢があるように感じるのでしょう。 兵庫では「どっちゃせ」と言うのですね^^ 「せ」は「どちらにしろ」の「しろ」から来てるかも しれませんよ。。単なる推測ですが・・。
お礼
ありがとうございます。 「どっちみち」は漢字で書くと「何方道」ですので、「どっちゃせ」は「何方瀬」と解釈するのが自然では、というのが私の論です。 これ以外の言い方をする地域はあるのでしょうか?
- kaitaradou
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どっちやどちらは元来はあちらかそちらかという意味ですが二つと限っているわけではないと思います。どっちかというと、どっちみちのほうは結果だけが問題であって道筋にはあまり重要な意味がない場合で、どのみちのほうは、結果も大事だが、それでもどの道を通るかにも少しではあるが、それなりの意味がある場合ではないかと考えてみましたが、屁理屈かもしれません。
お礼
ありがとうございます。 英語のwhichも同様ですが、「どっち」が三択以上の場合にも使えるのは知っています。結局たいした意味の違いはないのかも知れませんが、用例として三択以上になると「どれ」や「どの」を使う場合が多いような気がします。 子供の頃によくやった「どちらにしようかな(神様の言うとおり)・・・」は、私の記憶では、二択のときは「どちらに・・・」三択以上のときは「どれにしようかな・・・」と言っていたような記憶があるのですが。うちの小学校だけでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 「どっちみち」「どのみち」については、言葉の意味、背景にたいした差がなさそうという結論に達しつつあります。