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カボチャの花付けに薬剤を用いるというのは、本当ですか。
先日、畑を借りて家庭菜園をしている人から、 すぐとなりのカボチャ畑では「枯葉剤」を使って 花付けをしている、と聞きました。そのため、 その人たちは自分の畑で取れたカボチャは自分たちでは食べないそうです。「枯葉剤」もイロイロあるのかも知れなのですが、すごく不安です。その枯葉剤を使用したカボチャは、花の落ちた後の部分の白い輪が通常より大きい、というのですが。 私の子供(まだまだ一歳台)はカボチャがダイ好きなので、よく食べさしていたので、とても心配です。 本当でしょうか。
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- 3barukann
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http://www.asahi-net.or.jp/~xj6t-tkd/env/vietnam.html にあるように、過去にベトナムで使われた枯葉剤の主成分は 「2,4-D」と「2,4,5-T」でした。 このうち後者は今は使えませんが、2,4-Dは今でも日本国内で農薬として使われています。 これらの成分は確かにある種の植物を枯れさせますが 使い方やよっては植物ホルモンとしての作用も持っています。 http://www.c-able.ne.jp/~osada/hormon.htm ですから、もしかしたらその畑で使われたのは2,4-Dかも知れません。 ただ、ベトナムの人々に奇形児を多発させたのは枯葉剤に含まれていた不純物のダイオキシンであったと言われています。 よって、枯葉剤の成分だったからといって2,4-Dが危険だという訳ではありません。 また、2,4-Dが今でも農薬として使われているということは国が安全だと認めているということなので、まあ心配しなくて良いと思います。
- yamataro4415
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#1さんと重複しますが… 「花付け」:人工授粉のことでしょうか? かぼちゃで人工授粉に用いる可能性があるのは、参考ページのような植物調整剤ですが、間違っても「枯葉剤(除草剤のこと?)は使わないでしょう。使ったら収穫前に枯れますってば。 ちなみに、植物調整剤とは植物体内でホルモン様の作用をすることにより、果実の肥大促進を図るものです。(蛇足ですが、「環境ホルモン」とは全く関係がありません) >花の落ちた後の部分の白い輪が通常より大きい、というのですが。 植物調整剤を使用した場合の外観: 「通常より」といっても、そもそも通常とはどの程度の大きさか、を知っていないと議論は出来ませんが、外観上有意の差はありません。 強いて言えば、肉厚・種が少なくなる可能性はありますが、これも有意の差があるとはいえません。 作物の茎葉を枯らす目的で除草剤を使用することは想定されないわけではありませんが、農薬の使用基準を守ることが前提ですし、かぼちゃの茎葉枯凋に適用されている除草剤は、私は見たことはありません。
お礼
詳しく説明いただきありがとうございました。「枯葉剤」なんて?と思いつつ、何か同じような薬品で、そういう作用をするものを使っているとかなのかな?と。ホルモン剤の中にもある特定の雑草を枯らす作用のあるものが出ているとも聞いていたので、それと間違っているんじゃないかナとは思ってましたが、とにかく、安心いたしました。
- indoken
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「枯葉剤」で実をつけるという話は聞いたことがありません。 植物ホルモンなどの生育調節剤を使って着果させることは、カボチャも含めて 比較的広く行われているので、そのことと混同されているのではないか と思います。 実が確実につくように、あるいは種無しぶどうにするために薬剤処理することは安全性を審査した上で許可されていて、そういう果物や野菜は普通に市販されています。 望ましいことかどうかは別ですが、さほど心配することではないと思います。 「自分では食べない枯葉剤をつかったカボチャ」というのが本当であれば、それはまた別の話ですが。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。私もそんなことって…と思いはしたものの、不安だったのですが、ちょっと安心しました。無論、ホルモン剤などは特に恐れることはないと思っていますので、ご説明に納得いたしました。
お礼
なるほど、枯葉剤は不純物が問題でしたか。ありうる、というのはよくわかりました。ありがとうございました。