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倍音が聴こえないんです。

音楽を専門にしているものです。 タイトルどおりなのですが倍音を聴き取ることができません。よくグランドピアノのふたを全開にして聴いてみるのですがやっぱり聴こえません。素人さんが聴こえるのになぜ・・・と悲しい思いでいます。幼い頃より音感教育を受けており、絶対音感は持っています。 ひとつ気になっていることがあるので、全く関係ないことかもしれませんが、付け加えておきます。 子供のころから、複数の人が話していたり、比較的大きな音で音楽が流れているところで話しかけられたりすると、耳の中が「ワンワン・ボワーン(?!)」となり、注意しながら耳を傾けても半分以上聞き取れません。友人と6~7人で話しているともう完全にアウトです。8人以上のテーブルで座って話しているときは、隅に座っていると反対隅の人の声が聞こえません。でも、学校の聴覚検査で引っかかったことはありません。 耳にカスがたまっているのかともおもいましたが、母や祖母も同じ症状があるので遺伝なのかな~ともおもっています。(以前に耳掃除をしていたときに、恐ろしい大きさのカスが出てきたことがありましたが、その後も変わりませんでした) 病院に行って「手術」となっても、仕事に影響が出るので怖くて行けません。よろしくお願いします。

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  • jazzycafe
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回答No.2

軽く考えていた症状が、実は生死にかかわる重大な病気の初期症状だった、何てこともありますからねぇ。 (もしホントにそうだったら「仕事に影響が…」などと言ってる場合でなくなる) まずは病院で検査を受けるのが良いかと思いますが。。 私も音楽を仕事にしていますが、軽度の難聴で会話はとても聴き辛いです(でも倍音は聴き取れます)。 (ちなみに絶対音感はまるっきり無いです) 病気など、医学的な原因は別にして、音楽的(というか音響学的?)にいくつか思いついたことがありますので、以下に書いて見ます。 (倍音の聞こえ方は聴く人の音楽レベルと無関係だったり、むしろ音楽的感性が鋭い人のほうがかえって聞こえにくかったりする場合があるかも) (1)絶対音感が原因 完璧もしくはそれに近い絶対音感をお持ちの場合、倍音がなかなか聞こえないことがあるかもしれません。 ご存知と思いますが、世の中殆どが平均率中心ですよね。 なので絶対音感をお持ちの方の殆どが「平均率」を基準に音感を身につけていると思われます。 それに対して倍音は完全な「純正率」です。 倍音を聴こうとするとき「この高さの音が聞こえるはずだ」と、平均率の中でイメージしてしまい、心理的に無意識に「純正率」の中にある倍音のピッチをシャットダウンしてしまうために聞こえないのかもしれません。 ある種の「カクテルパーティー効果」ですね。 ※「カクテルパーティー効果」については下記URLをどうぞ。 http://www.toa.co.jp/otokukan/otomame/1-1.htm (2)純音 楽器を含め世の中に存在する「音」の殆どに「倍音」が含まれてますよね。 でも、倍音自体には倍音は含まれない、つまり「純音」(サイン波)ですね。 純音の音色は、言ってみれば「主張の無い音」で、音楽的感覚に優れている方には心理的に「興味のない音」として、やはり無意識にシャットダウンしてしまうのかもしれません。 (3)聴き方のコツ((1)が原因の場合は効果ないかもしれませんが) 「2つの点に目を近づけて、少しずつ離していき、点が3つに見えたところで…」という「3Dアート」(この説明でわかります?)は、見えない人には全然見えない、でも一度見えてしまうとコツがつかめ大概の絵が見えるようになります。 倍音を聴くにも、やはりコツがつかめると大分聴きとりやすくなります。 コツが掴めていない可能性も考えられますので、良かったら以下の方法で試してみてください。 まず、「C」の鍵盤を叩き、その倍音を聴くと仮定しましょう。 (なるべく低い音域のほうが倍音が聴きやすいです) 基音となる「C」に対して、例えば第3倍音は1oct.+完全5度上の音、つまり「G」になりますよね。 その「G」の鍵盤を、まずそ~っと音が鳴らないように押し下げます(つまり、倍音にあたる「G」のみダンパーを外した状態にする)。 その状態のまま、本来の基音にあたる「C」の鍵盤を思い切りスタカーティシモで、思い切り強く(fff)叩きます。 すると、叩いた「C」に含まれる第3倍音「G」の音が、そ~っと押さえてダンパーを開放してある「G」の弦に共鳴して、その「G」の音が鳴り出します。 (ピッチレベルで考えると、純正率であるはずの倍音が平均率に調律してある弦に共鳴しなさそうですが、実際に共鳴します) 大体の人はこれで聞こえるはずですが、聞こえなかったら同じ事を何度か繰り返してみてください。 また、聞こえても1度でやめずに同じ事を何度か繰り返し、共鳴音をイメージとして頭に植え付け記憶してください。 (ここで聞こえている音は実際の倍音ではなく、倍音に相当する弦の音だからです) イメージを頭に植え付けたら、今度はそのイメージを一所懸命思い出しながら基音にあたる「C」のけんばんを「どーーーーーーん」と鳴らして、目的の倍音を聞き取ります。 倍音は鍵盤を叩いた瞬間から聞こえるものではなく、ピアノの音が減衰していく中で、あとからうねるように聞こえてきます。 fffで鳴らした音がppp位まで減衰した頃聞こえてくる倍音もあります。 根気よく試してください。 倍音の聞こえ方にはかなり個人差があるようで、第3倍音で聴く事ができなくても、第5倍音や第7倍音(基音が「C」ならそれぞれ「E」(2oct.長3度上)+「B(ベー、B♭)」(2oct.+短7度上)ですね)なら聞こえたりすることもあります。 また、第3倍音よりも、その1oct.上の第6倍音のほうが聞き取りやすい場合もあります。 色々試してください。 (ただし、第2倍音や第4倍音などは、基音とオクターブの関係にあるために実際の倍音の聞き取りは難しいです) さらに、「C」の第3倍音の「G」は聞こえなくても、「Cis」の第3倍音の「Gis」なら聞こえる、なんてこともありますので、色々試してみてください。 すいません、長文になってしまいました。 最後に、繰り返しになりますが、倍音を聞き取る能力と音楽的レベル・感性は無関係ですのであまり悲しくならないで下さいね。

参考URL:
http://www.toa.co.jp/otokukan/
hmmss820
質問者

お礼

いろいろとご丁寧にありがとうございます! さっそくURL等拝見いたしました。 実際にピアノを使って・・・という方法は学生時代に散々やりました。それだと聞こえるんです。 ご指摘のとおり、音楽的レベルと倍音とは関係ないことは分かっているので、やはり病院に行くのが先決かなと思っています。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • -coco-
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回答No.1

こんばんは! 気になるのであれば病院へ行った方がいいですよ! 実は私もある一定の音が聞こえづらくなるのと、めまいがして病院へ行って検査を受けました。 私はピアノと声楽をやっているので、その音域は聞こえても、耳に変化があることにとても怖くて行きました。 いつか行くのであれば早い方がいいと思いますよ! ちなみに私は、耳の空気の圧力が抜けづらい(?)様なことを担当医から言われ薬を頂きました。 詳しく話すと、ゴクッってつばを飲んでも片方の耳が空気の抜けが悪く、1ヶ月のフライトが禁止になりました。 どこも行かないからいいのですが^^; とりあえず、質問(?)がわからなかったので、病院をオススメしてみました。

hmmss820
質問者

お礼

やはり、病院が先決ですよね! 私の場合、先日管楽器の伴奏を初めて引き受けたことにより、その重大性に気づかされました。音が響いて(ライヴに行ったような感じ)しょうがないんです。 きっと、聞こえてくるピアノとのバランスも違うだろうし、ほんと怖いです。 早く行ってきます。ありがとうございました。

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