- ベストアンサー
常染色体優勢遺伝は必ず遺伝するということですか?
マルファン症候群を持つ母です。2人の子供がいます。上の子は、父親似、下の子は私似です。まだ確定はされていませんが、たぶん下の子は遺伝しているらしいと思えます。上の子は父親そっくりなので、安心していたら、優勢遺伝なので、相手の遺伝子を抑えて、遺伝されるという意味にとれる回答がありました。マルファンの仲間の中では、50パーセントとなっているので、ここでの回答と差があると思えるのですが、詳しい方教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この病気は、優性遺伝です。染色体は対に(2つある)なっています。なぜ二つあるかというと、学校でも習ったと思いますが、ひとつが異常なときにそれを補う役目があるからです。子供は母からひとつ、父からひとつ染色体をもらいます。 さてここでAを正常な染色体、Zをマルファン染色体としましょう。 2002goalさんの場合はおそらくこうだと思います。 父 A-A 母Z-Aです。 優性遺伝というとどういうことかといいますと染色体の片方が異常であったときは必ずその異常が遺伝するということです。 ですから母(あなた)がZ-Aということは、イコール マルファン症候群ということになります。 この二人から生まれる子供の組み合わせは A-Z(遺伝)、A-A、A-Z(遺伝)、A-Aになります。ということは2分の1 50%ということになります。 >>優勢遺伝なので、相手の遺伝子を抑えて<< というのは、Z-Aのとき片方が異常であれば必ずその異常が出るという意味です。ですから遺伝する確率は50%で間違いありません。
その他の回答 (1)
- takukaachan
- ベストアンサー率25% (14/54)
質問者さんとは違う疾患ですが、子どもが優勢遺伝する病気を持っているので少し勉強したことがあります。 わが子が子どもを設けた場合、その子に病気が遺伝する確率は約50%と言われています。 これは、人はそれぞれ両親から半分ずつ遺伝子(DNA)を引き継いでいますよね。仮に父親が疾患の原因遺伝子を持っていて母親は問題無しとした場合、父親の原因遺伝子を引き継げばその子も同じ疾患となりますし、母親側の遺伝子を引き継げは疾患とは無関係(遺伝しない)ということになります。 優勢遺伝とは原因遺伝子を引き継いだ場合は必ず発症するということです。反対に劣勢遺伝の疾患だとすると、原因遺伝子を引き継いでも発症しない場合があるということです。 遺伝の確率や遺伝していた場合の対処法に不安があるのでしたら、遺伝科の専門医に相談されることをお勧めします。
お礼
説明いただいてありがとうございます。親が子に病気を遺伝させてしまうなんて、考えると大変なことでね。私も親からの遺伝ですが、発病は2人目の子供を産んだあとで、病気のことも、遺伝することも知りませんでした。産まない選択、わが子は結婚も含めて出産等、どうするんだろうと、私はどうすればと考えます。まだ何も知らせていませんから。
お礼
分かりやすい説明ありがとうございます。染色体は対で、必ず正常な染色体をもっているということですね。それで、50パーセントの確率なんだということが理解できました。 ただ、私の感じでは、どういう理由かはわからないけれど、半分の確率より、多いような気がします。そこが怖いところです。