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ブルース・リーの実力???
ブルース・リーのファンです。 彼の映画とか見てて「すごーい!カッコイイ!!」って、いつも感動するんですが、実際、拳法の使い手としての彼の実力って、どんなもんなんでしょうか? なんかハリウッドの俳優さんたちで彼に弟子入りしてた人、多いように聞いたんですが。 あと、ぬんちゃくって、誰が、どういう経緯で考案したものなんでしょうか? しょうもない質問みたいですが、教えてほしいです!!
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Gです。 また、補足を読ませてもらいました。 >>何でもいいから「学び取れるところ」があれば自分のものにするべきもの >これは学問等の世界においても言えることですね。 そう言うことです。 自分を取り巻く事すべてについていえますね。 だからこそ、武道は使えなくてはならないのです。 そしてこの使えるという事身を守るだけでなく、いかに人の命を大切だと心から言える実力をつけるわけです。 口先だけで、また、哲学的に信じていても、相手が殴ってきたからとか相手が拳銃を持っていたから、じゃ人間一人を殺す権利は与えられないのです。 しかも、ブロックを一撃で砕ける力を持つということは弾の入った拳銃を持つのと同じです。 その拳銃を与えるのが武道の先生なわけです。 ということは、その拳銃の使い方を教えなくてはならないのです。 武道の著書を見ても「はじめに」のページでは奇麗事を言っています。 そして、その後のページにはどうやったら一撃で相手を倒せるかを教えています。 どうやったら人の命を助ける事が出来るかは書いてありません。 無責任と言うしかありません。 防御からの攻撃、と奇麗事を言って相手を倒す事は書いてあります。 そして、それがいかにも人間として正しい事をしている、当然のことのように書いてあります。しかし良く見ると、それは、相手を反撃できないようにしてからの反撃ですね。 つまり、身を守る事の出来ない(武道の技で出来なくしてから)人間一人を無残にも攻撃するのです。 卑怯ともいえることを、攻撃した事に対し謝る機会も与えずに、防御する機会を与えずに「人道に外れた」攻撃を、しているのです。 これでは丸腰のそして背中を向けた相手をバットで殴るのと同じ事です。 しかし、そう仕向ける事を武道の技と呼んで正当化しているのです。 >各種報道にて、よく見聞致します。単なるケンカ術ではなく「武道」が要請されることの大なる要因ですね。 なぜ動きだけを教える今日の多くの「崩れた武道」が実践に、また、軍隊や警察やSWATでは使えないかと言う理由なわけです。 喧嘩術を教えると正直に表明して教えるのであればまだ理解が出来ます。 しかし、口先だけの奇麗事を言うだけで「武道」と呼ぶのでは「武道が泣く」ということなんです。 しかし、誰もその矛盾に疑問を抱かない事が多いのです。 それはなぜかと言うと「教える立場の人間が心から武道とは何かと言う事を教えられていない」からに過ぎません。 よって、人間の命は大切にしなくてはいけない、と言う先生の言葉だけを信じているだけなのです。 大切にしなくてはいけないというのであればそうしたら大切に出来るのかを教えなくてはならないはずです。 献血に参加し、臓器提供も遺言の一部とし、運転に人一倍の注意を向けるなど、心身ともに人の命を大切にする毎日の心がけと行動が伴うはずですね。 そして、それを弟子に教える事も教える立場の人は教えなくてはならないのです。 私がなぜ比較的安い給料で命をかけて市民を守る警官やSWATのメンバーを教えるのかと言うと、ポリスアカデミーで教える護身術だけでは充分でないからです。 日本の伝統武道には彼らの命を守れるものがあるからです。 >>拳銃よりもナイフの使い手、あるいは日本刀のほうがもっと「怖い」ということは実際に訓練すれば明白なことでもあります。 >これは全く経験のない私には、ちょっと想像できません。 日本の殆どの武道家がそうでしょう。 仕方ない事です。 しかし拳銃による犯罪が増えてきていますね、日本でも。 残念な事に、今のままではその犠牲になるのは警察官になってしまうでしょう。 今年の国際法執行機関指導員協会年次総会セミナーには日本から誰も参加しませんでした。 ヨーロッパからはちゃんとエリート中のエリートの指導員がセミナーを受けました。 教える事の出来ない指導員がいなくては指導できないという事です。 だからこそ指導員養成が必要なのです。 >>自分のすべてを有効に出しつくせる実力が1%の確立であろうとそれを100%に限りなく近づけるようにする実力~そのすナイパーの存在を感じ取れることができればその0%が1%以上になるわけです。之も武道のひとつであり護身術の実力のひとつ >難しいです…いわゆる「気」の力、「気」を研ぎ澄ますというようなことでしょうか? 「気」というよりももっと現実的に「身の危険を感じる事の出来る能力」ということです。 危険が迫ってからではいわゆる「逃げる」ことも出来ません。 護身術の一番は「逃げること」という人がたくさんいますが、では、逃げ方を教えていますか、早く走れる走り方を教えていますか、この二つだけの質問にも答えはノーであるのが現状なんではないでしょうか。 逃げ方を教え、更に、危険を一秒でも早く教えられる指導員が必要だという事なんです。 5メートル離れている相手が拳銃を持っていれば下手をすると自分を守れる確立はゼロでしょう。 ゼロだと知っているのならなぜそのゼロを1%に引き上げる「技」を教えないのでしょう。 出来ない事だと諦めているからなんでしょう。 しかし日本語であるように、「自分を生かす」ということは「自分の持っている能力のすべてを出す」ということですね。 そうすれば「自分を死なせないで生きる」ことが出来るのです。 だから、その能力をたけめれば高めるだけ出せるすべても自然と高くなるわけですね。 だから「自分を生かす」と言う言葉は武道の真髄でもあるわけです。 >>武道とは体の動きだけではありません。人間としてのすべての能力と使えるように訓練するのが武道であると私は信じておりますので、いろいろな方法で隙を作らせ、たとえば拳銃を持った相手と戦い自分を守る実力をつけること >となると、やはり心理戦も含まれてくるというわけですね。拳銃というものが出現して間もない時代には「卑怯者が使う武器」といったイメージがあったそうですが「卑劣な手段」を拳銃に擬えて考えることもできそうですね… そうです。 だから、生体学も心理学も武道では習うわけです。 そして、「何でもあり」の攻撃を認めることも道場での訓練に組み入れなくてはならないのです。 例えば、首を絞められたら両手は自然に絞めている相手の手に向かいますね。 この自然防衛的な反応をどのようにしたら自分の手が「当然のごとく至近距離にいる」相手に反撃をする事が出来るか、という精神的な訓練も必要となります。 その為にも自分にどれだけの時間が与えられているのか(窒息なのか頚動脈が抑えられているのかで「安全時間」が非常に異なります)を知る必要があるわけですね。 窒息であれば自分で息を止めればいいわけで時間は充分あります。 しかしそうでなければ20秒もないかもしれないのです。 でもそれを知るためには誰かが絞めなくてはわからないのです。 よって、訓練の安全性を守るためにも指導員は当然のごとく医療的知識と訓練が必要となるわけです。 ですから、あるレベルの昇級条件として赤十字の応急手当の資格を取ることが条件となっています。 これは、護身術指導員への条件ともしています。 これで攻撃してきた相手の命を救える可能性を高める事が出来るわけです。 >御回答を拝見していて世に言われる「心・技・体」ということばを思い出しました。武道に疎い私は至って狭いイメージで受け止めておりましたが何故、武道には全人的な、そして哲学的な要請が伴うのか、ささやかながら、おぼろげながら分かったような気持ちです。 伝統武道がなぜ毎日使えるのか分かっていただいたようで大変うれしいです。 何時まで出来るかわかりませんが、アメリカで昔なりの伝統空手を教える事の出来る指導員と命を救える護身術の指導員をより多く作り出す事が私の日本人として死ぬまでがんばってみるつもりです。
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- koinotarou
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ドキュメント番組かなにかで、(格闘家として)デモンストレーションしている白黒の映像を見たことがあります。 横に人を立たせ、寸止めでジークンドーの説明をするのですが、そのハンドスピードはとてもスピーディーです。 あと防具を持たせた人にサイドキックを蹴り入れるのですが、トリックじゃないのか!?というくらい吹っ飛んでました。 「燃えよドラゴン」のワンシーンでもサイドキックを本気で打ち込み、受けた役者さんを後ろで支えていた人の腕を折ったという話もあります。 あと有名なワンインチパンチ ワンインチ(約3センチ)の所からそのまま拳を突き入れる、というものですが、3枚重ねた木の板を突き割ってました。 全部、ビックリものでしたが、 指1本で片手腕立てしてる映像もビックリ(笑) うろ覚えですので細かい数値などは違ってるかもしれませんが。。
お礼
そのドキュメント私も見たいです!! 約3cmの所から3枚重ねの木板を拳で突き割るって…つまり反動で勢いつけてやるのじゃないわけですよね?そのままズブっと、ですよね?信じらんない~! 「指1本で片手腕立て」って。彼の指は我々と違う材質でできていたのでしょうか~?? 御回答を読んだだけでビックリです。そばで見たら、もっと信じられないでしょうね。 面白いお話を有難うございます!
- tempnamon
- ベストアンサー率40% (317/777)
ジークンドーは今人気の総合格闘技のハシリのようなものです http://www.sumire.sakura.ne.jp/~kakutou/jkd.html 「燃えよドラゴン」の冒頭でそのようなシーンが出てきます ショートタイツにオープンフィンガーグローブで戦っています オープンフィンガーグローブを発明したのはブルース・リーなんです ジャッキー・チェンがインタビューで「あなたとブルース・リーどちらが強い?」と聞かれたときに「ブルースは格闘家、自分は俳優、比べられるものじゃない」と答えていました ジャッキーは燃えよドラゴンにエキストラとして出演していますからその実力が分かっているんでしょうね ヌンチャクの起源についてはこちらをどうぞ、結構ビックリしますよ http://www.bekkoame.ne.jp/ha/o-rhythm/nunchaku.html
- 参考URL:
- http://www.sumire.sakura.ne.jp/~kakutou/jkd.html,http://www.bekkoame.ne.jp/ha/o-rhythm/nunchaku.html
お礼
ブルースって拳法において一つの流派を立ち上げただけではなく格闘技世界全体から見ても先端行ってたんですね! 「オープンフィンガーグローブ」…よく憶えてないです、今度「燃えよドラゴン」見るときは注意してみます。 ジャッキーが「燃えよドラゴン」にエキストラ出演してたなんて知りませんでした。これも注意して見てみます。 でもブルースは俳優としてもいけてると思うんです。ジャッキーはブルースと比べると表情からして凄みの点で負けてるような…ジャッキーファンのかた御免なさいね! 私は映画のなかでブルースが敵を前にニタリと睥睨する顔見ただけでシビレますっ!! ヌンチャクの起源に関する参考URL、なるほど!!驚きました。 民衆が使った道具って武器に至るまで、歴史の流れが込められてるんですね!とっても勉強になりました。 興味深い御回答、有難うございます。
- meihemu
- ベストアンサー率10% (3/30)
ブルース・リーはジークンドーという拳法を創始しました。目つきや金的など、人間の弱点を狙うかなり実践的な拳法です。 http://page.freett.com/jkd/
お礼
彼が創始した流派は「ジークンドー」と言うんですね。 実践的に使えるということは危険でもあるということなんでしょうか? 精神修養よりも実戦重視派ということですかね? 「人間の弱点を狙う」…こわーい!! 参考URL見せていただきました。カッコイイ!! 御回答、有難うございます。
- tennsinogorigori
- ベストアンサー率14% (40/275)
彼が起した流派(ジ・クンド?記憶があいまいです)が今でも有る筈です。 実力も其れなりに有ったようです。 売れる前に、TVドラマ(グリーン・ホーネット)で主人公の助手役で出ていました。 弟子で有名なのは、ジェームズ・コバーン(以前タバコのラークの宣伝に出ていました。 葬儀の時に棺を担いでいました。 ヌンチャクは中国武器だと思います。 他にも、さんせつこん(漢字忘れた・ヌンチャクは二本、サンセツコンは1m程の棒が繋がってる)
お礼
早速のアドバイス有難うございます! 彼が起こした流派、跡を継いでいるかたがおられたんですね~。 「グリーンほーネット」での彼の姿はテレビでチラッと見たことあります!若かったです!と言うか、そもそも若死にですよね…残念!! 実は私ジェームズ・コバーンも好きなんです。笑顔がニヒルで渋い!私も担いで欲しいくらいです。^~^; 中国武器って言っても、いろんなのがあるみたいですね、初めて知りました。
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お礼
お返事が遅れ失礼致しました。引き続き、お出ましいただき有難うござい ます。 アメリカ市民の治安に携わる方々のため大海原を越えて日本の伝統武道が 役立っていることは誇らしく喜ばしいことと思います。そちらの事情を御説明 いただき、これからの日本についても、いろいろ考えることがございました。 「自分を生かす」能力に裏打ちされてこそ他者をも生かすことができるのです ね。御回答者様とは、もっとお話したく思いますが、ひとまず締め切らせていた だきます。どうぞこれからも御健康に留意されながら「がんばって」くださいます ように! 今回ごく軽い気持ちで質問したにかかわらず私にとって、このサイトに参加 してこれまでで最も手応えある充実した質疑となり望外の喜びです。多くの 素晴らしい御回答に恵まれポイントをどうつけたものか非常に迷いました。 特にA№9様の科学的見地からの御意見、A№3様のヌンチャクについての 参考URL等とても参考になりました。皆様、改めて有難うございました!