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国の予算について
私は素人なもので馬鹿な質問でしたら、すいません。 よく地方に割り当てられた予算が余ってしまっては、来年度からは予算が減ってしまうため、年末には道路工事などが増えるとか言うことを聞くのですが、 そんなに困ることなのでしょうか?減らされたとしても、必要になった場合に来年から増やしてもらえばいいんじゃないかと単純に思ってしまうのですが、そんな簡単な話じゃないのでしょうか?
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予算要求が如何に大変かご存知ないと思いますが。公務員は、要求理由をいろいろと考え抜いて予算要求するのですよ。正直な理由を要求しただけで予算が示達される場合はむしろ稀で、優先順位を如何に上にあげるかで大変な努力をしているのです。 私は地方財政の方は詳しくないのですが、国家財政の場合、各段階で折衝があって、大蔵の主計官との折衝があり、大臣間折衝を経て、最後は政治家による折衝がまっています。そして国会の承認を経るわけです。 もともと財政そのものが潤沢ではありませんから、少ないパイを各省庁間で奪い合っているわけですし、要求を受ける方も、次はより上級者と折衝するために、徹底的に絞る理屈を考えます。 その時に、前年度以前の使用実績というのは大きな意味を持つのです。もちろんそれだけでは通りませんから、理屈を更に加えるわけですが、使用実績がないのに増額申請をするのは、より理屈をこねなければならないわけです。 こうなる大きな原因の一つが、予算の単年度方式にあります。しかしその根拠が憲法にあるので、簡単には改正できません。もちろん高額な買い物の場合、国債による手段もあり。その必要とする年度で、2年国債とか3年国債というものもありますが、これは例外として認められたものに過ぎません。わかりやすくいえば分割払いです。 したがって予算は使いきりが原則なのです。
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- pluto001
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どの自治体も少しでも多く予算がほしいのです。なんだかんだ言っても多くのお金があればその地域の活性化にもつながりますし、市民の為のよりよい事業ができます。(資質のない人が事業計画をすれば×なかたちとなりますが、それは別の問題として) そういう流れから少し前から言われている、脱 中央集権であり、地方分権推進なのです。 しかし、地方分権だって万能ではなく、おかしな人物が上に立てば、とんでもない悪代官が地域に根を張る可能性もあります。なので成熟した市民社会、または意識の高い市民の存在がなければ地方分権は成立しません。そういう意味では、諸刃の剣ともなりうる微妙な問題でもあります。
お礼
回答ありがとうございます。 脱中央集権をしても…と思ってしまいますね。私の所も同じ人がずっと上に立っていますし。いろんな問題がありますね。
- o24hi
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こんにちは。公務員です。 書かれていることは,ある意味では正解で,ある意味では間違いです。 (正解の理由) 国から補助金を貰い事業をすると,その年度に事業が終了することが求められますので,せっせとその年度に予算を消化しようとします。 (不正解の理由) 地方への補助金は,割り当てられるのではなく,こちらから要求しないともらえません(国から委託されている事業は別ですが),ですから,去年もらえても今年もらえるとは限りません。 例えば,公共事業の立体交差事業など大きな予算がかかる事業であれば,事業に数年かかると思いますが,それが終了すれば,公平になるように,違う自治体に予算が付けられることが多いです。
お礼
回答ありがとうございます。 補助金は要求しないともらえないのですね。一定の金額はもらえるのかと思っていました。そうなるともらうのは大変なのでしょうね。
- goobest_2004
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予算ってのは、増やす方が逆に大変なんだと思います。 前例があれば、去年もこうだったのでとか、理由づけできます。 増やすときは、去年はこれで済んだじゃないかみたいになります。したがって、いろいろ厳しい調査が必要になったり、何らかの納得させる材料を他に掲示しないといけないですよね。 そういうことがあるから、予算を使い切って前例をせっせと作っているんだと思います。 まったくの無駄使いなんですが。 これを、きっと、毎年予算を一つ一つ事業計画みたいなのをしっかり審査するようにすればもっと節約できると思うんですがね。 日本もいつまでも収入の2倍の予算じゃまずいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 審査などが厳しいため、前年度と同じ予算をもらおうとするのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにもともと少ないものを奪い合うのは大変ですね。使いきりが原則になってしまうのもわかりますね。