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躁鬱病は薬で治療？
こんにちは。 友人が１年以上前に躁鬱病と診断され、最初は１種類だった薬も、５種類まで増えてしまったようです。 本人は、薬を飲み続ければ治ると豪語しているのですが本当にそうなのでしょうか？ 内科であれば、診断後に薬を処方してもらい、その薬でよくなる事も多いと思います。 ただ、心の病では薬はあくまでも症状を抑えるための補助的な役割であり、カウンセリングで治療するのが本筋であると思っています。 「心の病は薬では治らない」 私のこの認識は間違いなのでしょうか？ 薬が多すぎることや、カウンセリングが疎かになっていることもあり心配をしております。
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こんにちは。 私は鬱の治療中の者です。 薬物療法をメインに行うのが、一般的な治療ではないでしょうか。症状の緩和・改善に一番有効だと思います。 また、必ずカウンセリング（精神療法）が絶対に必要かと言うと、そうでないケースもあると思います。 症状によってはそんなに必要でなかったり、カウンセリングによる副作用が出易い状態の場合は避けると言う事もあると思います。 どちらの療法にも即効性はありませんが、薬物療法だと飲み始めて2週間～1ヶ月位を目安にします。 特に必要な場合（自殺念慮が強い、等）は強めの薬が出される事もある様ですが、そうでない場合は少しずつ量を増やしたり診察回数を重ねて本人の症状に合う薬を探したりするのでイキナリ強い薬を処方される事はないと思います。勿論、医師・薬剤師の指示の元で服用していますから［強い薬で廃人になる］事もありません。 精神療法にしても、医師や薬との相性以上にカウンセラーや療法についてデリケートな部分がありますから、必ず良い方に結果が出るとは限らないし、良い方にも悪い方にも動かない場合だってあるだろうし、薬物療法以上に即効性がないので良い方に結果が出るにしてもかなりの長期間を要すかも知れませんので、万能とは言えません。 ご友人本人がどの様に思っているかでなはく、主治医がどの様な治療方針を掲げているのか、ではないでしょうか（現在の医師が適切な加療をしていると仮定して）。 実際、以前は通われていた様なので主治医が薬物療法に加えて精神療法も勧めているのであれば、療法を継続した方が良いかと思いますが、そうでなければ現状で質問者さんがご友人に勧めなくても良いのでは、と思います。 薬が多過ぎるのかどうか、は判りません。必要があって飲んでいるのであれば、多くはないと思います。不必要であれば、勿論多いのでしょう。 ご友人は薬の効果があると信じて飲み続けている様ですので、「多過ぎる。危険だ。」と周囲が言うと今後継続して飲む事に対して罪悪感から辛く感じたり嫌悪感が出たり周囲を気にして飲み辛くなったりする可能性もあると思います。ですので、単に物理的な量ではなく、本人に適切な量かどうかと言う点でご覧になって下さい。 質問者さんがご友人に「こうした方が貴方に適切な治療なのではないか」と進言するよりは、質問者さんからご覧になってご友人がどんな状態かを第三者の目で確認して見守りつつ必要なら意見を押し付けない程度に助言すると言う方を私はお勧めしますが如何でしょうか。 「物理的に薬が多いから医者を替えた方が良いのでは？」とか「心の病気は薬だけじゃ治らないんだからカウンセリングにも行った方が良いのでは？」とそのままを進言するのではなく、「薬を継続して飲んでいる様だけれど、私から見て症状が安定している様には見えない。薬はちゃんと効いてる？」とか「以前にカウンセリングに通っていた時は症状が楽そうに見えたんだけれど、最近行ってないみたいだね。主治医と相談して行かないって決めたの？」とか、ご友人が一人で決めたり悩んだりしない様に医師との相談を促したり、「第三者の私から見て、（こんな症状・状態）に見えるよ」と伝えてあげたりすると気付き難い点や気付いていてもスルーしている問題解決のきっかけを意識する事が出来て良いのではないか、と私は思います。
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- j-renjo
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以前、ユング派分析心理学者の河合隼雄氏が新聞に「鬱病の患者にはまず薬を投与する。薬だけで解決できない場合にカウンセリングを併用する」と書いておられるのを読んだことがあります。 既に回答がされていますが、躁鬱は脳内物質（セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなど）の分泌・伝達の異常によって起こります。ですから躁鬱の治療は、そうした脳内物質の状況を矯正することを意味し、まず第一に薬物治療が行われるわけです。カウンセリングはそれに付随するものとして行われます。 ただし、脳内物質のアンバランスの原因には色々あります。産後うつ・更年期うつなどのように肉体的要因に依存する躁鬱であれば、カウンセリングはあまり必要ないか、薬物治療の補助的な役割にとどまるでしょう。けれども、もともと物事を思い悩むような性格・資質で、心理的要因によって脳内物質のバランスを崩しやすいタイプの人であれば、根本的治療として、また再発防止のためにも、カウンセリングは欠かせないでしょう。 その患者にとってカウンセリングが必要かどうかは、医師が判断をすべきものです。もし、医師がカウンセリングが必要だと判断しているにも関わらずあなたのご友人が「必要ない」と勝手に思いこんでさぼっているのだとすれば、治療上悪い影響がある可能性も否定できません。カウンセリングの必要性そのものについて、患者本人と医師がよく話し合いをして今後の治療の進め方を決めていけるよう、アドバイスをしてあげてください。
お礼
ありがとうございます。 他の方の回答にもあるとおり、薬がメインで、カウンセリングはサブなのですね。 認識を改めます。 >もともと物事を思い悩むような性格・資質 まさしくコレなんですよね。 「えっ？何でこんな事を悩んでんだろう？」って思うことも度々あります。 また、人助けが好きなので自分が治療中にも関わらず他人のために自分を犠牲にすることも度々。 ※度が過ぎる手助けをするので、途中で嫌がられます。これが、躁鬱病になった原因と主治医からは聞いております。 主治医にも、友人達にも「まずは、自分の病気を治す ことに精一杯になれ」と言われております。 暫く本人と主治医に任せて、今まで通り見守っていこうと思います。
- thor
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〉「心の病は薬では治らない」 私のこの認識は間違いなのでしょうか？ 間違いです。 「メルクマニュアル医学百科」から引用します。 〉うつ病の治療には薬物療法が不可欠です。 〉統合失調症の治療では、患者が治療の指示をきちんと守ることがきわめて重要です。薬物療法をしないと、70～80％が診断時から1年以内に統合失調症の症状を再発します。継続的に薬を服用すると、再発率は20～30％程度に下がり、症状は大幅に少なくなります。退院後、処方薬を服用しない人では1年以内に再入院する確率が非常に高くなりますが、指示通りに服用すると、再入院率が驚くほど低くなります。 うつにしろ統合失調症にしろ、脳内物質が関わるので、それを調整するために薬が必要といわれています。 でも、その患者さんに適切な治療がされているかどうかについては判断できません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 言葉足らずで申し訳ございません。 「心の病は薬では治らない」ではなく、 「心の病は薬だけでは治らない」という認識です。 友人は薬さえ飲んでいればカウンセリング等の治療を施さなくても治ると思っているらしく、カウンセリングに行くのを辞めてしまっている状態でして・・。 薬＋カウンセリングが必要なのではないかと思い質問させていただきました。 昔からの親友なので、医学書や論文等を読み漁っているのですが、見解がバラバラなんですよね・・・。 だんだんと増える薬の量を見て、強い薬で廃人になるケースもあると聞いたので不安になっていました。
- mamech
- ベストアンサー率22% (12/54)
難しい所ですね・・ 確かに薬漬けにしてしまうようなＤｒもいるとは聞きますが。。。ただ心の問題ですから要はご友人がそのＤｒを信頼しているかどうかなんですよね。 いくら周囲が見てヒドいＤｒだと思っていても実際カウンセリングを受けている患者さんが信頼しているのであれば、そのＤｒに話を聞いてもらうのが一番の心の薬になったりもしますから。 薬も同様。薬を飲んでることで心が落ち着く場合もあるんです。これは薬の効能というわけではなく「よくなるように薬を飲んだ」と本人が思っちゃうという意味で落ち着く。 私の経験から言えば、薬を過剰に出すＤｒが心配であれば別のＤｒに診てもらうことも一つの案なのですが（少量しか薬を使わずというＤｒもいるかも知れませんからね）ただ、実際病院に通っているご友人が了解するかどうかだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >確かに薬漬けにしてしまうようなＤｒもいる・・ そうなんです。私が心配なのはそれです。 プラシーボ効果も含めて薬が効いている時は人の話を素直に聞いてくれるので薬も必要だと思っています。 薬が無いと危険な状態な時もありますし・・・。 （現在、躁の状態です。） ただ、友人は薬だけで治ると思い込んでいるようで、最近は薬に頼り、カウンセリングにも行かなくなってしまいました。 暫く様子を見てダメそうであれば、担当医を変えるように提案してみます。 躁の状態で自信過剰気味ですので、話を聞いてくれるか問題ですが・・・
お礼
ありがとうございます。 >薬物療法をメインに行うのが・・・ 経験者の方の意見は大変参考になります。 安心しました。 >主治医がどの様な治療方針を掲げているのか・・・ その通りだと思います。 主治医は薬＋週１回のカウンセリングを勧めているのですが、カウンセリングに行くのが億劫になっているようです。 主治医の方からの催促もあるようなのですが・・・ >意見を押し付けない程度に助言する・・・ コレが一番難しいです。 自分の意見に過剰なほど自信を持っているらしく、どんなに柔らかい言い方をしても、一向に言葉を受け入れてくれません。 方々でトラブルを起こし、周りにいた友人達も次々と離れていっております。 私も巻き込まれることが多いので色々と悩んでおりました。 相談に乗っていただき感謝いたします。