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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:Prion病に関して(#134426関連))

Prion病に関して(#134426関連)

このQ&Aのポイント
  • 狂牛病・プリオンに関して、広くご教示下さい!特に、以下の2点に関して特に興味があります(これ以外でも勿論結構です!!)。1.#134426の回答にも記載したのですが、再掲します。毎日新聞(9/18)で「狂牛病」の記事があります。その中で、・一部(?)のプリンオンで腸リンパ節などを経由して中枢系に移るらしい。・詳細経路は不明!とのことです。動物実験で検討した論文等をご存知でしょうか?仮説等でも。特に、消化管からの吸収(エンドサイトーシス?)とその後中枢系への移行経路はどうなっているのでしょうか?
  • 2.正常プリオンが異常プリオンに変換する過程に関しての機構?「シャペロン」等の関与が考えられているようですが、正常プリオンのコンフォメーション変化におけるDriving forceは・・・?ご教示下さい。
  • プリオン病について詳しく教えてください。特に、以下の2点について知りたいです。1.狂牛病において、プリオンが腸リンパ節を経由して中枢系に移動するメカニズムや経路はどのようなものでしょうか?また、関連する動物実験や仮説についても教えてください。2.正常プリオンが異常プリオンに変換する過程において、シャペロンなどが関与していると考えられていますが、正常プリオンのコンフォメーション変化にはどのような要素が関与しているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • rei00
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回答No.2

rei00 です。  先の実験医学誌を拾い読みした結果です(これからじっくり読んでみたいですが)が,p.54 からの「プリオン病の動物実験」(九州大学医学部付属動物実験施設 毛利資郎)の中に【1】に関する記述がありました。 1)瀘胞樹状細胞(follicular dendritic cell ; FDC)の関与  SCID マウス(詳細はわかりません)にプリオンを感染させた場合,脳内摂取では145日の潜伏期間で発病するのに対し,腹腔内摂取では600日経っても発症しなかったそうです。しかも,正常マウスで見られる,脾臓,リンパ節の FDC でのプリオンの蓄積が全く見られなかったそうです。  しかし,SCID マウスに正常マウスの脾細胞を移入してやると,FDC でのプリオンの蓄積が見られ,300日過ぎに発症する個体も現れたそうです。  なお,別グル-プの説として「経口摂取では,脾臓を介さずにパイエル氏板で増殖後,分布している神経を介して胸部脊髄に達する」という説があるそうです(文献アリ)。毎日新聞の記事はこれでしょうかね。  これに関係してですが,ほとんどの薬は消化管壁で吸収されて毛細血管に入るのに対し,脂溶性の極めて高い極性の低い薬(ビタミンEなど)は通常の消化液には溶けにくいため,胆汁酸などでミセルを形成して,リンパ系に入り乳糜管を経て大動脈に直接入ります。これらでは,脂肪含量の高い食事とともに摂取すると,吸収が増加します。プリオンも脂溶性が高い(水溶性は低いですよね)ので,この可能性は高そうですね。 2)シナプスを越えて伝達される  右眼球内に極く少量のプリオンを接種すると,大脳の左側(接種側とは反対側)の視覚領野などに強いプリオンの蓄積が認められたそうです。  このことから,プリオンは生体内に侵入後,トランスニュ-ロナルにシナプスを越えて伝播,蓄積される経路が推定されています。

noname#211914
質問者

お礼

rei00さん、おはようございます。 最近「教育」のカテゴリーでも頑張っているのですが、re00さんの的確な回答には太刀打ち出来ません(泣!)。 プリオンに関しては、もう少し回答があるかと思いましたがないので、遅くなりましたが、この質問は閉めさせて頂きます。 質問の仕方が悪かったのかとも思いますが・・・? 少しずつではありますが、関連の総説・成書を読んでおりますので、改めて質問を起こしたいと思います(未定!)。 では、今後ともお互いに頑張りましょう!! (rei00さんの後を必死で追いかけたいと思いつつ・・・?) 有難うございました。

その他の回答 (1)

  • rei00
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回答No.1

rei00 です。  学会の方も一区切り付きましたので,少しプリオンに関して文献検索をやろうかと思っていた矢先のこの質問,喜んでお付き合いさせていただきます。 > 消化管からの吸収(エンドサイトーシス?)とその後中枢系へ > の移行経路はどうなっているのでしょうか?  実は私もこれに興味があって文献検索しようかと考えたのです。まだ検索していませんので,回答にはなりませんが,先程プリオンに関する総説を見付けましたので,とりあえずご連絡いたします。 「実験医学1996年11月号 Vol.14, No.18 特集/プリオン蛋白質 -プリオン病・狂牛病の感染機構の謎に迫る」

noname#211914
質問者

補足

rei00さん、またまた宜しくお願いします。 前回の質問は皆さんにポイントを差し上げたいのですが、申し訳ありません(ペコ!)。 >少しプリオンに関して文献検索をやろうかと思っていた 1-2ヶ月前一度「プリオン」でPubMedで検索しましたが、このような観点からは絞り込んでません! 再度、検索し直してみようと考えてます。 「実験医学」は近くの大学図書館にありそうなので見てみます! ありがとうございます。

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