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生前贈与を捏造して仕組んだ長兄への阻止方法は?

 友人の切実な相談です。 5人兄弟の長兄が病気の母の財産を独り占めにしようと、母の実印を持ち出し、印鑑証明書カードを再発行して手に入れ家の登記簿謄本など一切合切を持って出ています。母は、一時期危篤状態に陥りましたが現在は病院で小康を保っており、まだ生きているというのに長兄のそのあさましさに他の兄弟がなんとかストップをということで彼女が奔走しているそうです。  土地の登記移転(名義変更)には母の署名(長兄が捏造済)、実印、印鑑証明書が必要だそうですが、現在母の住民票を入院中の病院に移す事で(彼女がしました)何とか阻止している状態だそうです。明日朝、長兄が再び母の住民票を元に戻せば登記移転が可能になるとのことで頭を抱えていました。長兄と彼女たち兄弟の時間差の攻防ともいえる戦いで、これ以上のことは知識がないのでどうしたらよいかわからないと言っています。  少ない情報ですが分かる方がいらっしゃれば教えてくださいませ。

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noname#1455
noname#1455
回答No.2

 不動産に絞ってお答えします。  「長兄」(A氏、とします。)に所有名義が移るのを待って(逆に言えば、その程度の時間的余裕はあります。)、A氏を債務者とする、移転登記抹消登記請求権保全のための処分禁止の仮処分(民事保全法53条)を、ご友人の母上(Xさん、とします。)が申し立ててください。登記名義がA氏にある段階で仮処分が打てれば、A氏が不動産を誰に売却しようが、後続の登記はすべて抹消できます。  具体的な申立手続は、事情の許す限り、弁護士に委任してください。仮処分は、一刻を争いますので、書類の不備等があると致命傷になるからです。  証拠書類として重要と考えられるのは、 ・ Xさんの病状を示す資料(看護記録等が入院先のご厚意で入手できるなら、ベストです。入手できなければ、少なくとも、入院期間が分かる診断書。) ・ 再発行前の印鑑登録カード ・ Xさんやご友人の陳述書(事実経過の裁判所宛報告書。弁護士に委任すれば、きちんと作ってくれるはずです。) といったところでしょうか。また、弁護士に相談する際には、Xさんの入院、A氏によるXさんの登録印鑑類持ち出し、住民票上の住所の変更経緯(A氏の計画発覚の経緯)を中心に、事実経過を時系列的にまとめた表を持参されると、弁護士が迅速に対応する手助けになります。    仮処分とは何か、など詳細なご説明は、ご要望があれば致します。

kanakoiya
質問者

お礼

 「仮処分」は彼女も考えているようです。 そんなに大した財産ではないと彼女も言っていますが、まだ生きていて母のものであるのに許せないと怒っています。兄弟は仲がいいのが一番ですね。  ご親切な回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • akarilove
  • ベストアンサー率31% (37/117)
回答No.1

 あの、こんなこと申し上げてはなんですが、その友人のやっていること、つまり、住民票を病院に移すことは、あまり意味ないですよ。  住民票は、土地を譲渡される方(不動産登記法では登記権利者といいます)、この場合、長兄が用意するのであって、譲渡する方(こっちを登記義務者)は登記簿(正確には登記済証)と印鑑証明書を用意するのです。  だから、手続き上は、住民票(正確には住所証明書)はもらうほうのことで、義務者たる母は用意しなくても申請は受付けます。このことは、長兄には言ってはいけません。  ところで、対処方法ですが、母は意識不明であるというので、事理弁識能力を欠くということなので、成年被後見の申し立てをすればいいのでは?  そうすれば、勝手な財産処分は阻止されます。具体的な手続きは、家庭裁判所に行って聞いて下さい。  あと、登記申請書には、必ず、義務者(母のことです) の署名か捺印が必要ですが、これが、捏造されているので、もしものときは、私文書偽造で訴えましょう。  ところで、そんなに深刻であるなら、弁護士などに相談したら、どうでしょうか? 

kanakoiya
質問者

お礼

 早速のお答えありがとうございます。  明日の朝弁護士さんには相談をしにいくことにしていますが、朝市役所で長兄が住民票を移す前に何かできることはないかと知恵の出し合いをしていたところでした。  友人にはすぐこの回答をファックスいたしました。ご親切ありがとうございました。

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