中国語は本当に難しいのか
こんばんは。
中国語は一般に習得が難しい外国語の一つと言われていますが、これは本当でしょうか。
私の身の周りの友人・知人にはネイティブ同等の流暢な中国語を話す人が何人もいます。
全員、成人を過ぎてから中国語を学び始めた人ばかりで、中には30代から始めた人もいますし、野性的なカンだけを頼りに独学で正しい発音をマスターしてしまったツワモノもいます。
(無論、挫折した人、何年経っても初心者の域を出ない人も少なくないわけで、身の周りの限られた情報だけで判断するのは無理がありますが)
私自身、決して早いスタートとは言えない30代半ばで中国語を学び始めましたが、約3年でHSK8級を取ることができました。
(留学経験は短/長期ともありません。)
他の外国語に比べて中国語が特に難しいとは思えないのですが、「中国語が難しい」と言われるのには、合理的、客観的な根拠があるのでしょうか。
以下、私の個人的な見方なのですが、
・母語にない音声が含まれるのは、他の言語でも同じ。
(英語やフランス語等の発音が中国語に比べて容易とは思えない)
・「中国語は発音が正しくなければ通じない」とよく言われるが、発音が正しくなくても意思疎通が可能な言語などあり得ないのでは?
(日本語でも発音が悪ければ聴き取り不能)
・中国語の文法は各国語の中でも最も平易で習得が容易な部類に入るはず。
・多くの漢字と漢字語を共有する日本人にとっては、中国語の習得は容易なはず。
というわけで、「中国語が難しい」というのは、語学教室や教育サービス会社が初心者の不安を煽って集客するための脅し文句なのではないかとも思えます。
この種の議論は、ともすれば客観的な事実を無視した抽象論や感情論に走り勝ちですが、語学の習得難易度について定量的・統計的に調査・分析したデータというのはあるのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱりそのような漢字はなかったんですね。中国にお住まいの方から回答いただけてとてもよかったです。 姐と「zi3」の説明もありがとうございました。よく分かりました☆勉強になりました。 ちなみに、「姐」の字は日本でも使います。ただ、姉妹を表すときには普通は使いません。一般的に、「姐さん(あねさん・ねえさん)」は、(辞書によると)「ばくち打ちの親分の妻・親分はだの女性」を表します。やくざ世界やギャンブルの世界で使う言葉です。 同じ漢字でも使い方は国それぞれなんですね。とても興味深いです。 これからも中国語を勉強していきます。またここで質問することがあれば、その時はよろしくおねがいしますね!