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中国語の漢字の意味の変化について

「懂」 愚かである → 理解する 「喝」 大声で叱る → 飲む 「听」 笑う → 聞く 「吃」 どもる → 食べる 左側の意味は中国語でも日本語でも漢字の意味として残っています。 中国語は右側の意味もありますが、日本語にはありません。 日本語の漢字や読みは昔の中国語を表しているといいますから おそらく左側の意味が元々の意味であったと考えられます。 左側の意味がいつどのような経緯で 右側の意味に変化したんでしょうか? 詳しい方、よろしくお願いします。 もしくはこの方に聞けばわかるかも知れないと言う情報でもいいです。

みんなの回答

回答No.5

すみません。 「NO4」の中にちょっと間違いがある。「形旁」じゃない、「聲旁」です。

回答No.4

「吃」について(2) 「吃」と「喫」が「形聲字」と言う文字です。(「叨」も。)「乞」と「契」が「形旁」と言う物、発音だけ、意味がなし。簡単的な「形旁」が複雑的な「形旁」に替わるのは簡体字になる方法の一つです。「乞」と「契」の発音が同じ(chi)、「契」とり「乞」のほうが簡単です。だから、「乞」が「契」に替わった、「吃」になりました。けど、「叨」の「形旁」が「刀」、発音が「dao」です。だから、替わるのはだめです。

tarrotterra
質問者

お礼

簡体字を考えるのも大変だったのかもしれませんね(--;) だから音が同じものを「これでいっか」みたいに 適当に代わりにしたということなんでしょうか。。 喫→吃も、聴→听も。。

回答No.3

 漢字の日本語化による誤用は、漢字が伝搬した経緯を知る必要があります。日本語が本格的に漢字を用いた経緯は諸説があります。古くは三世紀末の魏志倭人伝に記された金印が後漢の光武帝から印綬されたとすれば、一世紀には日本に漢字がもたらされたと思われます。そもそも、古代日本の言語は口語で成り立っており、文字そのものが存在せず文語を用いる過程で中国からもたらされました。伝搬ル-トは諸説あるのですが中国から漢字がもたらされたのは揺るがない事実です。  平安期以降は遣隋使や遣唐使により本格的に漢字が入るようになりました。中国の王朝は朝貢外交であった事から当然、外交文書は漢字が用いられ、隋皇帝 煬帝への返信は日本書記に「東天皇敬白西皇帝」(東の天皇が敬いて西の皇帝に白す)と漢字(文)で記されています。  さて、本題の漢字の誤用の経緯は大別すると「口語の日本語を漢字に当てはめる際に生じたもの」と「本来の意味が時代の変遷とともに変化したもの」に分けられます。  前者の例は「鮎」の漢字が当てはまります。本来、「あゆ」は日本固有の魚で中国には存在しません。本来の「鮎」は「なまず」です。しかしながら誤用されたまま日本語に定着しました。  後者はの例は「呉服」です。呉服の意味は、「呉の国からもたらされた絹地の服」でしたが時代を重ねるうちに「和服」=「呉服」に転じて現在に至っています。  とかく中国語と日本語では同じ漢字であっても、その意味が異なるものが多々あります。ただ、それは日本語と中国語だけの関係だけではなく、同じ中国国内であっても各方言でも同様の傾向があります。現在、普通語とされている中国語のベ-スは東北系の北京官話(北京語とは違います)でアルタイ語の影響を受けた純粋な漢語とは言えません。これは説明するととても長くなり、漢字そのもの成り立ちを説明しなくてはならなくなるので割愛します。  比較言語で中国語をみると単純に南方系、北方系、東方系、西方系と区別しただけでも、英語とドイツ語以上の違いがあるとされており、簡単に一つの言語として一括りにできません。漢字は言語学的にはチベット・シナ言語に分類されますが多言語との関わりにより、意味の他に文法、発音が地域によって大きく異なり、隣街の人の言語を解する事ができないほどです(これは決して極端な例ではありません)。  これを勉強したければ比較言語に始まる言語学からアプロ-チする必要があります。とにかく、中国語は難しい側面があります。中国語を単に学びたければ日本語の漢字の用法は一度捨て去る事をお奨めします。  

tarrotterra
質問者

補足

できれば吃、听、喝、懂についてお答えいただけるとありがたいです。 この場合、日本語が誤用しているんですか? 中国語の口吃、懵懂、吆喝などは左側の意味だと思うんですが。 听は私が調べた所、中国語の辞書には 聴の簡体字としてしか扱っていなくて 左側の意味は書いてありませんでした。すみません。

回答No.2

「吃」について 本来は「吃」と「喫」です。発音が同じです。「吃」はどもると意味、「喫」は食べると意味です。 簡体字になた時、「喫」は「吃」と同じ書き方になりました。 もちろん、日常の話しの場合に「食べる」が「どもる」よりよく使います。けど、「口吃」の「吃」はいつもどもると意味です。

tarrotterra
質問者

お礼

回答ありがとうございます! なるほど簡体字になる時に 吃は「食べる」という意味も表すようになったんですね! でも別の字にするのではなくて喫自体を簡単に書けるようにすればよかったんじゃないかなって思います。たとえば叨みたいな。 (あー、すでにこんな字があったんですね。^^;)

  • pluto1991
  • ベストアンサー率30% (2015/6674)
回答No.1

>>おそらく左側の意味が元々の意味であったと考えられます。 多分そうです。そして、日本にその意味で入ってきた。 でも、中国ではその後に意味が変わっていった。 「酷」 ひどい →Cool カッコいい なんか、明らかに最近ついた クーという読みに対する意味なんだけど、もともと「酷」には「ひどい」という意味が本来ありました。 でも、現在では同時に正反対の『かっこいい」の意味も持っているんです。 「喝」 大声で叱る → 飲む もともとは はーっ!!! って怒鳴る意味、でも今は飲むという意味。 両方あり。ビールを飲むときに「はー!うまい!」って言うからかな??(推測) これはですね、日本にマーボー豆腐が入ってきた時、 確かに、日本でも中国でも、あの料理は 『麻婆豆腐」だったんです。 だから、日本人は今でも 『麻婆豆腐』と呼びますよ。 でも、中国では現代では「麻辣豆腐」と呼ぶんです。 (文化大革命の時に家庭で婆さんが晩御飯を作ると決め付けるのは現代的ではない、ということですべての食堂のメニューから 『麻婆豆腐」という呼び方が削除されたんです。) それで「麻辣豆腐」になったわけ。 でも日本はそんなこと知らないですね。今でも 『麻婆豆腐」。  どの単語も、みんなそんな感じでしょう。

tarrotterra
質問者

お礼

回答ありがとうございます! たしかに勢いよく飲んだあと 「はーっ」とか「かーっ」とか声が出ますよね^^ 面白いです!そんな気もしてきます!

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