ノムヒョン政権の対北融和政策 : 何かいい事ありましたか?
我らが友人、韓国のノムヒョン大統領の対北融和政策ですが、韓国国内でも相当評判が悪いと聞きます。
日本から見ていると 「そこまで北に尻尾を振らなくても ・・」 と感じるケースが多いのですが、韓国民の税金でドンドン北を支援しているようです。
ところで彼の対北融和政策も結構長く続いていると思うのですが、結果的に何か北東アジアの安定に役に立った事があるのでしょうか?
融和政策に関係なく核の開発が進んでいたのは事実ですし、ミサイルの発射実験も然り。
「米や金を送ったから韓国は攻撃されないで済んだ」 という意見もあるかと思いますが、もし融和政策を取らなかったら第二次朝鮮戦争が勃発していた? どうもこれも現実的な意見だとは思えません。 韓国を攻撃したとしても何のメリットも考えられませんからね。 逆にそんな事をすれば最悪の場合、金正一政権が崩壊する可能性の方が大だと思います。
韓国にとってはせいぜい金剛山の見学が許可されたくらいでしょうか ・・ それも現代グループにとってはかなりきつい負担になっていると聞きます。 ただ始めてしまったので、中止したくても今さら出来ない、これが現状のようです。
開城の工業団地建設や南北縦貫鉄道建設も遅々として進まないし、数百人に上ると言われる拉致問題も解決したとか聞いた事もないし ・・・
ノムヒョン政権になって膨大な額の税金が北に関して消費されたと思うのですが、韓国にとって、ひいては北東アジアの安定にとって何かいい事がひとつでもあったのでしょうか? それとも政権交代の暁には、韓国恒例の 「前大統領のブタ箱行き」 というシナリオが待っているのでしょうか?
どなたか詳しい方、お願いします。
それとすみません、融和が正しいですか? それとも宥和ですか?