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黒点はなぜ黒いのか

中学・高校の地学で黒点が黒い理由は周りに比べて温度が低いからだと学びました。 しかし温度が低いとなぜ黒く見えるのかが分かりません。教科書・参考書などでも黒点は温度が低いから黒く見えるとしか書いてありません。 どうして黒く見えるのか分かりやすく教えてください。

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  • dokokani
  • ベストアンサー率29% (92/311)
回答No.1

 黒点は、太陽の顔(表面)についたほくろやしみのように見えますね。黒点が黒く見えるのは、黒点の温度がまわりに比べて低くなっているためです。その原因は、磁石の力が強すぎて、内部からのエネルギーの流れを妨げているためではないか、と考えられています。黒点に妨げられたエネルギーの一部は、黒点のまわりに運ばれて、黒点の周囲に、白斑(はくはん)と呼ばれる明るい領域を形成します。白斑は黒点ほどはっきりした構造ではないので、見づらいのですが。  黒く見えても、実は黒点は光を出しているんです。まわりの明るい部分を隠して、黒点だけ空に置いたとします。すると、満月よりもずっと明るく輝くはずです。黒く見えるのは、まわりが明るすぎるせいでもあるのです 明るすぎる周りを見るため、全体を暗くして見ているからです。

hiroken810
質問者

お礼

すばやい回答ありがとうございました。 中学生の時からの疑問だったのですが中学・高校ともに地学専門の先生がいなかったため疑問が解決できずにいました。 とても分かり易い解説で納得できました。

その他の回答 (2)

  • o24hi
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回答No.3

 こんにちは。  例えば、星の色ですと、一番温度が低いのが赤→オレンジ→黄色→白→青白という感じで星の温度が高くなります。  この法則を太陽に当てはめると、その色から太陽の温度はだいたい6000度になります。  さて、黒点の温度ですが、まず、ステファン=ボルツマンの法則といって物体が放つ光の強度の4乗が明るさに比例すると言うものがあります。  黒点は見た目真っ黒ですが、これはまわりが明るすぎるために黒く見えるだけで実際は光を出しています。  このときの光の量から上の法則に当てはめると、だいたい4200度くらいになるそうです。 http://www12.plala.or.jp/ksp/formula/physFormula/html/node44.html

参考URL:
http://www12.plala.or.jp/ksp/formula/physFormula/html/node44.html
hiroken810
質問者

お礼

太陽の黒点の温度の求め方について分かり易いホームページを紹介していただきありがとうございました。 教科書に黒点の温度について書かれていましたが求め方までは書かれていないのでなぜ温度が低いといえるのか不思議でしたが、この回答でよく分かりました。 ありがとうございました。

  • Jinjim
  • ベストアンサー率24% (81/332)
回答No.2

周りが明るいからです。ちなみに私のPHSの画面は、晴れた昼間に見ると暗くてよく見えません。それと同じです。

hiroken810
質問者

お礼

分かり易い例え、どうもありがとうございました。