学部生の卒業論文のレベルについて。
学部生の卒業論文のレベルについて。先行論文のまとめのようなものはアウトですか・・・?
ある学術雑誌で以下のような記事を見ました。
「学生の書く卒業論文にも一流から三流まである。
三流の卒業論文というのは、大きなテーマでそのテーマに関する概説書を4,5冊読んでまとめるものだ。こんな論文なら書かない方がいい。二流の卒論は、そのテーマに関する研究書・研究論文まで読み、専門家の研究成果をある程度取り入れながら作成したものだ。
一流の卒論とは、小さいテーマだが広がりがあり、しかも先行研究がないか、あってもそれを越えられるもの、そして自分の足で資料をあつめ、考えながら作り上げるものだ。」
今、私は卒業論文で本当に悩んでいます。この文章で言うと、どれだけ頑張っても二流どまりです。
独創性・新奇性を出そうとしても、これまで研究してきた教授の先生方の研究を越えられるはずがないんです。
毎日大学の図書館に通い、二週に一度は教授に相談もしていますが、結局自分らしさのない「先行研究のまとめ・継ぎはぎ」のように感じてしまい辛いです。周りのレベルが高く、自分の能力不足を感じるのも辛いです。
学部生の卒業論文で、上で言う一流のものが書ける人ってどれくらいいるのでしょう?
私はどうしたらいいでしょうか。本当に辛いです、助けてください。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます! 大変参考になりました。
補足
ニュー・グローブは最初に見てみましたが(去年のことなのでうろ覚えなのですが)、あまりなかったような。。。不確かなのできちんと調べなおしてみます! 論文を書くというのは初めてなので、段取りがなかなかつかめず、なかなか先に進みません 涙 音楽学や音楽芸術はあったので、それらしいものの資料は一応押さえてみました。 ちなみに、私は声楽専攻なのですが、教育なので副論という形になります。