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社有車の過失事故による自己責任
社員が社有車を運転中に事故を起こしました。 状況から判断すると、あまりにも本人の短絡的な不注意によるものと思われます。 こういった場合、業務上とは言え、修理代を自己負担させるべきもの(負担割合はともかく)と思いますが、どういった手順が必要でしょうか?
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業務上での損害賠償だと、満たすべき条件が多いので難しいように思います。 本人の不注意とはいえ、 ・超過勤務などを行わせて、過労状態になっていなかったか? ・配送などのノルマが多く、運転が散漫になるような要因はなかったか? ・安全確認を補助する者を同乗させる余地は無かったか? ・過去に同様の事故があったのなら、安全装置などの再発防止のための措置を取っていたか? ・事故の発生を予想して、運転マニュアルなどにチェック項目として盛り込み、定期的に安全意識を保つ努力を行っていたか? など。 損害賠償できるとすると、繰り返し注意しても同様の事故を起こしていたような場合とか、客観的、合理的に見て会社として「これ以上どうしろってのよ?」という状態で無いと厳しいと思います。 通常なら、 口頭注意 書面注意 始末書提出 懲戒による減給 懲戒による解雇 などで、懲戒解雇になるようなケースでしか損害賠償って行われないと思います。 事故が重大だった場合でも、初回ならば始末書程度が妥当では? ハンドルの操作ミスとかが原因なら、当然いつでも起こりえる事ですから保険で賄うべき範囲だと思いますし。 今回の事故の修理代を何とかするよりは、今後同様の事故を起こさないためにどうするか?って方が重要ですから、単に「本人の短絡的な不注意」と終わらせずに、 ・なぜ不注意だったのか? ・どうすれば同様の事故を防げるのか? などを当事者を交えて話し合い、処分を決定してはどうでしょう? -- > どういった手順が必要でしょうか? ・就業規則にこういうケースを想定した条項がないか確認。 ・給与天引きにするには、労使の協定が必要。 で、基本的には本人に請求書を送付、支払いの方法を検討するとかです。
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修理代を自己負担じゃなくて 譴責にしたほうが一般的な感じ
業務上の災害と思います。 たとえば、工場で仕事中、休転中の電源を切るはずが、間違って隣の運転中の電源を切って、流れ作業が止まってしまった。 こういう場合でも、社員に損害賠償を請求しないでしょう。 また、仕事には社有車を使うように言っているはずです。これは、万一の場合保険など補償がしっかりしているからですね。 事故は、多かれ少なかれ不注意です。これを社員の負担にするのはかわいそうだと思います。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。