海外の事故での過失(自己負担額の折半)

質問

オーストラリアで友人六人とレンタカーを借りて旅行へ行きそこで事故に逢いました。ドライバーが居眠り運転をし道路脇へ落ちて車が一回転するという事故で一人は足を骨折し病院へ運ばれ他の友人も腰の痛み等を訴えているものもいます(しかし海外旅行保険に入っていないという理由で病院へはまだ行っていません)。病院へ行った者を含め運転手を訴えるという者はまだいません。私は助手席に乗っていましたが特に怪我はありませんでした。そして問題はレンタカー会社の保険には入っていたのですが自己負担額が20万円程かかりそれを誰がどう負担するかでもめています。運転手が負担すると言っているのですが彼の所持金が10万円程しかなく残りを病院へ行った者以外で折半しようと私は思っているのですが他の四名は納得していません。私と運転手は前からの知り合いでしたが他の五人はその時知り合ったばかりでまだお互いをよくわかっていない関係です。しかし全七人中免許を持っているのが私を含め四人で一人はオートマ限定の為マニュアル車が運転出来ず、もう一人も運転経験が浅い為実質私と事故を起こした運転手で交代で運転していました。運転距離は片道約500キロ。長い道のりを運転していた為運転手の疲労もピークに達し結果こういう事態へ至ったと思います。事故時は全員が寝ていました。他の同乗者の方達は運転手の過失の為運転手が全額負担をするべきと主張していますが私は運転手が負担できる範囲を超えている為みんなで少しずつでも負担しようと主張しています。ただこちらからレンタカーでの旅行に誘った為申し訳ないという気持ちがありますし運転手が悪いという事もわかっています。この場合運転手が全額負担するべきなのでしょうか。また他の同乗者の方の通院費等も払うべきなのでしょうか。海外での事故という事もあり知識もなくとても困っています。長い文章で読みづらく申し訳ありませんが、どなたか詳しい方がいらっしゃいましたらどうか知恵をお貸し下さいませんでしょうか。

回答No.2

InfiniteLoop · ベストアンサー

○どちらにしてもやはり運転手が全額負担するのが当然でしょうか。

海外での交通事故の場合、たとえ日本人ばかりであっても、基本的には事故を起こした場所の法律が適用されることになります。したがって、日本の法律や判例をそのまま適用することはできません。

とはいえ、もし日本であれば、質問者さんの場合のように、仲間内でドライブしているときに運転手が全部の責任を負うかという問題については、「好意同乗者」という概念があります。

好意同乗者というのは、友人や知人など、顔見知りがお金を払わず自動車に乗せてもらう場合の同乗者のことです。これらの人たちは好意で乗せてもらっていたのですから、運転者の責任についても減免させてあげましょう、という考えに基づくものです。

（参考）
http://www1.odn.ne.jp/jikonochie/koidojo.htm
http://www.suzuki-gyousei-office.com/accident/a_07/4.html.html

上記の通り、日本の法律や判例は適用されないのですが、日本ではこのような判例があるので、皆運転手が長い距離を走っていることを十分認識していたのだから、少しは同乗者で負担しよう、と説得してはどうでしょうか。

お礼

日本では好意同乗者という概念があるんですね。勉強になりました。
同じ日本人(一人外人もいるんですが)同士話し合ってみようと思います。
でもここはオーストラリアだからとか言われてしまったら
どうしようもないかもしれませんが…。
その時は私と運転手とで半分ずつ負担しようかと思っています。
ご回答ありがとうございました。

回答No.3

ok2007

No.2のInfiniteLoopさんのご回答に補足すれば、おこなおうとなさっているのは裁判外の和解ですから、日本の法律を根拠とした説得は出来ないものの、hakuhanabiさんが念頭に置かれているだろうオーストラリアの法律（州法となりましょう）の適用に囚われる必要もないかと思います。

なお、裁判外の和解について、英米法系に属するオーストラリアの州法でもこれは禁じられていないものと思います（前回投稿もそれを前提にしておりました）が、正確なところは分かりません。お役に立てず申し訳ありません。

お礼

とんでもないです。すごく参考になっています。
法律や事故の事など全くといっていいほどわからないので
ここで聞いてみて正解でした。
面識等もないのに親身になって回答を下さる方々には本当にとても感謝しています。

回答No.1

ok2007

大変ですね。お気持ちお察しいたします。

負担割合の決定打になるものではありませんが、プランが無謀なものであったのかどうか、そのプランを立てたのはどなたか、なども勘案すべきかと思います。

なお、お書きの内容であれば、基本的には海外と国内とで区別して考える必要はないものと思います。
海外という条件が関係してくるのは、飛行機での到着初日の事故なのかどうか（時差ボケ等との関係）、海外での運転暦（同乗の者も含め）などになりましょう。これらはいずれも事故発生の要因のひとつに過ぎませんから、海外ということを特別に意識する必要はないのではと思います。

お礼

お返事ありがとうございます。
プランを考えたのは私と運転手の二人です。
同乗者の方達はプランや行き先等すべてまかせるという感じでしたので…。
無謀だったかといえば金銭的な問題もあり二日で往復千キロの旅なので結果的に無謀だったと言わざるを得ないかもしれません。
海外の運転暦は私と運転手が七ヶ月程で同乗者の方達はほとんどありません。
海外という事に少しとらわれすぎていましたが日本の法律とあまり変わらないという解釈でいいのでしょうか。
どちらにしてもやはり運転手が全額負担するのが当然でしょうか。